どこ吹く風

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ミニヤコンガ

2008年11月14日 12時44分05秒 | 08年中国の旅
 ミニヤコンガで検索すると「もしかして: ミニヤコンカ」と表示される。ミニヤコンカが正しいのかな。でもミニヤコンガでもけっこうな数がヒットするので勘違い(?)している人も多いのだ。ついでに磨西には長征途中の毛沢東が滞在したそうだ。ガイドは説明しただろと思う、マオという言葉は何回か耳にしたのでその時に説明したのかもしれない。ミニヤコンガを検索中に知りました。

、ミニヤコンカは標高7556mもあり、アジアでは最も規模が大きい氷河があると記述されたサイトがあった。改めてふ~っと思う。何らかの条件付で最大規模の氷河かもしれないけど、山の頂上付近から急斜面を一気に流れ落ちる氷河は、スイスのオーバーエンガディンのディアヴォレッチャから見る氷河よりも迫力があった。

 その大迫力を間近にみる展望台へは4Kmもの長いロープウェイで座ったままで行ける。8人乗りのゴンドラに揺られながら周りの景色に見とれているうちに着いてしまう。緯度が低い所為か高地なのに樹林帯の真っ只中だ。展望台へ急ぐ、ただ高度障害を恐れて逸る気を抑えながらゆっくり歩く。
ゴンドラからも見えた氷河は目の下に流れている。氷河の全面が土砂に覆われているので氷の部分は殆んど見えない。しかし表面はクレバスやセラックでひび割れしているので氷河独特の形は残っている。

 山にへばり付いている氷河は滝がそのまま凍りついたような荒々しさがあるので、氷瀑と呼んだほうが似合う。展望台に着いた時は生憎山頂付近はガスが掛かっている、せっかくここまで来たので時間いっぱい粘って晴れるのを待つことにした。一瞬晴れそうになるが又ガスが湧いてくる。
山の片側とか頂上付近だけなので、団扇で扇いででもガスを吹き飛ばしたかった。粘った甲斐があり僅かな時間だがミニヤコンカの全容が見え、その姿には神々しさを感じた。

 昼食後に2号営地の温泉につかった。すべて露天風呂となっており、温泉の温度も池の広さもいろいろあるので試しながら移動して入った。

 海螺溝山あり温泉あり、其処へ行く途中の景色も素晴らしい。歴史的にも特色ある地域です。6千円で2泊3日のツアーは今回の中国旅行に海螺溝を入れて良かった。

写真は泥流に見えるけど氷河です。


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