どこ吹く風

旅のことを主に書く。

最後の日

2005年08月31日 12時57分37秒 | 旅-マニラ
 最後の一日だからマニラの近場で見るべき所を見て、買い物をしたいということになった。キアポと中国人墓地を見てマカティのグリーンベルトへ行く事にする。観光半日、買い物半日という予定でtaxiに迎えに来てもらって出発。キアポは混雑しているのでとチラッと見るだけの素通りで中国人墓地へ行こうとする。

 何処へ行っても市場にはできるだけ行くように心がけているのでUターンさせて戻り、降りて歩く。暑さと人ごみの熱気は車の中から眺めるだけでは物足りない、ベト付いた身体を押し合いへし合いして肌で感じた方がいい。おりしも今日は日曜日キアポ教会は説教の真っ最中だった、敬虔な信者を掻き分けて後ろの方に安置されているキリスト像を見て反対側市場側に出た。大勢の人ごみの中を見物する。

 野菜や果物が珍しく面白い、何か分からないが適当に買う、剥いて貰ってその場で口にしたものもある、名前は聞いてもメモしていないので分からないが淡い味だった。ガード下で笛を探したが見当たらない、竹で作った楽器(?)をかう、先が割れていて叩くとブオ~ンと響くやつ、音がきれいに響くので買った。
口に咥えてヒゴを弾き口腔を共鳴箱にする楽器ーアイヌから東南アジアぜんいきにある。-を探したが無かった。

 10数年前はビスタン・ピリピノではその類のモノが数多くあった、あのような施設があればいいのに。小さな店が並びフィリピンの手作り工芸品があった、中央にはレストランがありバンブーショーがあった。飛び入りさせられたリズムにタイミングが合わず足を挟まれっぱなしで恥をかいたこともあった。

 キアポの市場見物の後中国人墓地へ向かう、それほど遠くないと思うが入り口を探してほぼ一周し入園した。大きくなお墓が並んでいる、郷友会の合同墓地のようなものもある。邸宅を思わせる墓もある、管理が行き届き街中よりずっと清潔だ。シーミー(があるかどうか知らないが)の頃は大賑わいだろう。

マカティに向かう、昼食はローリーさん(ドライバー、ようやく名前を思い出した。)等とSMマート(?)の地下の大食堂で食べる。日曜なので小学生の息子も連れてきていたので一緒に食べた。はにかみ屋の子でオミヤゲは何が良いかと尋ねてもモジモジしている、チキンのから揚げを押し付けるようにして持たせた。

 午後は買い物をしてホテルへ戻るだけなので車は返って貰った、夕方まで待つとのことだったが、TAXIを拾えばいいので断った。マカティにはグロリエッタとグリーンベルトのショッピングモールがあるらしいが、私たちが買い物したのはきっとグロリエッタだろうと思う。私は小さな笛を買った、それとTANDUAY RHUMにFANDADORを合わせて6本。
妻や娘達はそれぞれ何か買い物をしたようだ。

 あまりの広さにウロウロするのも疲れる、できるだけ動きたくないがオンナどもはそうはいかなない。あっそうそうGパンも買ったのだった。裾を調整する時間は彼女達に付き合わずに坐っていた。場所柄なのか歩いている人たちの服装や表情は以前とは違う、小奇麗になり、ノンビリした雰囲気がある、なんやかんや言われながらも少しずつ良くなっているのだろう。
 
 最後の夜だから夕食は豪勢にやろうと話しながらホテルへ戻った

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