どこ吹く風

旅のことを主に書く。

着々と・・・?

2009年05月02日 06時09分23秒 | 旅への想い
 スイス観光局から資料が届いた。インターネットで申込み郵送料負担だけ負担する、着払いで送ってくるので手間暇が掛からず気軽に申し込める。情報量としてはインターネットを丹念に読むほうが詳しく書かれている。それに一番欲しかった”スイストラベルシステム"が入っていなかった。
 これまでに私が調べたものより安チケットが無いかとHISへ行った。するとパンフレットの中にスイストラベルシステムの冊子が並んでいる。個人配布を止めたのは旅行社に足を向けさせる手段なのだろうか。

 オーストリア政府観光局からも資料が届いた。これは390円の切手を同封し申し込んだもので、もっと時間が掛かるかと持っていたけど予想以上に早く届いた。どちらかといえばスイスのように着払方式が手軽でラクに思える。
 その中味だが一番欲しかった地図が期待はずれだった。汽車の旅のルートが組める程度の地図を期待していたけど、これでは大雑把過ぎる。
ウェブサイトとパンフレットの内容を見るとスイスのほうが充実しているように感じる。
 チロルに関して検索しサイトを開いて読んでいると、グロースグロッケナー山の眺望が良いとされるハイリンゲンブルートとか州都のリエンツとかの地名は覚えてきた。しかしその位置・所在地が未だハッキリつかめない。そこで地図を見るために図書館へ行った。目的とする地図は見つけられなかったけど概念図がありコピーし、その横の棚にハインリッヒ・ハラー「チベットの七年」が目に付いた。河口彗海と並びチベット旅行記では有名な本である。それにアイガー北壁を眺めて「白いクモ」は何処を指しているのかと探したのはつい三年前のこと。ハラーはアルプス・チベットで思い出す人なのでチロルを後回しにして小脇に抱えて家に帰った。

 いずれチベットからヒマラヤを見るという夢に近い計画も胸に秘めているので早速読み始めた。たった一行だがグロースグロッケナーの記述がある。この山を見るために調べている最中なのでこれも何かの因縁だろう。

 送られてきた資料や検索して印刷したものなどを読まねばならないのに、横道にそれてしまうのもまだまだ余裕を持っているということだ。(笑)

写真は朝日のあたるアイガー北壁です。


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