呑み録

飲んだお酒の記録 お酒は二十歳を過ぎてから

中島屋 カネナカ 生酛純米 超辛口

2023-11-15 | お酒
今回は中島屋 カネナカ 生酛純米 超辛口です。
初めて飲むお酒なので色々ドキドキです。





中島屋は山口県の株式会社中島屋酒造場さんのお酒です。
https://nakashimaya1823.jp/


開封
これは…なんだ?
香りはちょっと濃いめの味醂です。
日本酒であまり嗅いだことのない香りですね。
色も味醂に近い赤味がかった黄色です。

では頂きます。
なんだろね?これ。
焦げを噛んだ時のような苦みのある香りが
スッと鼻に抜けます。強く鼻をツンツンと
刺激する感じがあります。
ちょっと松脂っぽい感じも受けますね。

ああ、スモーキーというのでしょうか
強めに燻製しすぎた感じの香り付けがあると
いう表現も悪くない気がします。

で、これでお酒の味も濃いと厳しいのですが
味はとてもアッサリ。
ある意味ワイルドな生酛の香りを十二分に楽しむ
お酒 そんな感じ。

生酛なのでワイルドな感じで来るのは予想して
いましたが思いの外、奇抜な攻め方に翻弄されています。

初日のおつまみは久しぶりのサバの味噌煮の缶詰。
なのですが時期が悪かったかな?
サバ缶も製造した月によって美味しさが異なるようです。
今回はちょーっとハズレだった感があります。

で、今回の突飛なお酒と合わせると…これはビックリ
強い香りはどこへいった?と驚くくらいお酒の
主張が消えます。
で、お酒単体で飲んでみます。おおぅ香り強っ。

食中酒として良い感じではありますが、あまりにも
主張が消えすぎて単品飲みの時くらい頑張れよ!と
言いたくなる感じです。




という訳で今回は中島屋さんのカネナカでした。
日本酒の幅広さがある事は重々承知していましたが
大体この位の範囲で収まるかな と予想をしていた所に
『俺もいるぜ!』と範囲外から突っ込まれた感じです。

しかも単に我が強いだけではなく前座で盛り上げるだけ
盛り上げたらつまみ師匠が登場した途端に存在が0になる
という極端さ。

正直に話しますと個人的に好みでは無いです。
香りの強い日本酒は好きですがその香りの傾向があまり
好みでは無いです。
フルーティーでも甘くもありませんからね。

が。
つまみと合わせた時の引き具合は大変面白いです。
そこまで裏方に徹するのか!という位。
なのでこのお酒に合うつまみを探求する事を考えると
それはそれでとても楽しそう という感じ。

自分はあまりチーズ類が得意ではないので避けていますが
スモークチーズに合わせるのも良い組み合わせかもしれません。
あとは濃い味もしっかり受け止めてくれそうなので油淋鶏等
油強めのおかずにも良いかも。
コメント
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