夢の世界

夢というのは不思議なものだ。
自分の中の無意識の世界が、夢となって現れるのだろうか？
そして、人はなぜ眠るんだろうか？
1日の3分の1か4分の1は眠っているのだ。
もし、ずっと眠らなかったら、精神も体も衰弱してしまうのだ。
人が眠り、夢を見るのは、とても大切な事なのだと思う。
ところで、我が家では、去年、旦那の父と母が亡くなったのだが、不思議な事に私の夢には二人とも現れて来ない。
子供達の夢には現れているらしいが。
なぜかはわからないが、もしかしたら、私の無意識の世界と、旦那の父と母の無意識の世界は、異なっているのかもしれない。
人は亡くなると、自分に見合った世界に自動的に行くのだという。
だから、現世では一緒に暮らす事ができても、あの世に行ったら、たとえ夫婦でも一緒には暮らせない事もあるのだという。
今頃、旦那の父と母は、どんな世界で暮らしているのだろう。
生前、私を嫌い、怒鳴り、罵り続けた旦那の父は、今頃、そういう人達ばかりが集まる世界で暮らしているのではないだろうか。
だから、私の夢には現れて来ないのではないだろうか。
どんなに先祖供養をしようと、どんなにお経をあげようと、周りの人を傷つけるような生き方をすれば、あの世に行ったら、自分と同じような人達が集まる世界に行かざるを得ないのであろう。
自分のやった事は全て自分に返って来るというのが、カルマの法則なのである。