アトピーの肌を掻いて、傷つけてしまった場合、何も塗らなければその部分にカサブタが出来ます。
でも、アトピー肌は、かさぶたが取れたら治るわけではなく、痒いのでさらにそのカサブタを掻いて取ってしまい、また肌を傷つけます。
その繰り返しをしながら、段々と治っていきます。
ところで、アトピーの肌を掻いて、傷つけてしまった場合、その部分にワセリンを塗ったとします。
すると、湿潤療法にもあるように、その部分にカサブタを作らずに傷が治っていきます。
傷口から出る浸出液で、傷が修復されていくのだそうです。
ということは、ガサガサしたカサブタや、皮むけがないのに、傷が治っていくということですね。
ワセリンは、肌に傷がある時は、傷を修復するのには有効なようです。
しかし、アトピーが治って、痒みも無くなり、肌を掻くことも無く、傷もつけなくなったら、今度はワセリンを塗ってはならないと思います。
なぜなら、アトピーの後のシミは、皮膚をどんどん剥がしていかないと、治らないからです。
ワセリンは、傷には有効でも、シミには敵ですからね。
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