心の力

昨日、急に動悸が激しくなって、血圧が上がったわけだが、もしそれが、私の緊張や不安からそうなったのだとしたら、人間の心というものは、すごい力を持っているということだ。

一般的には、不安や恐怖などのマイナスの心に体は正直に反応し、自分の体を痛めつけてしまう。

ストレスで胃潰瘍になる、などもそうだ。

しかし、逆に、安心とか癒しとか安らぎとか、恐怖とか不安の正反対の心にも、体は正直に反応するのである。

不安や恐怖は思い込みの激しい人が陥りやすいと思う。

自分に暗示をかけて、どんどん悪い方にハマってしまうのだ。

それなら、その思い込みの激しさを、プラスの方の暗示、安らぎとか癒やしの方に向けたらどうだろう。

自分に強く不安の暗示をかけられるのならば、それと同じくらい強く安心の暗示もかけられるはずだ。

例えば、自分の心から信じられる言葉を繰り返す、とか、これがあれば絶対大丈夫というものを持つとか。

人間はマイナスの思い込みは簡単にできるのに、プラスの思い込みはなかなか難しい。

だからこそ、心から自分が信じられる何か、例えば神様とかが必要だと思うし、やはり、日頃から瞑想や呼吸法、自己暗示などで自分の心を訓練することが大切なのだと思う。

そして、自分の心の状態を冷静に観察しなくてはならないと思う。

しかし、昨日は、私は絶対大丈夫と暗示をかけたつもりだったが、動悸が起こったら、アナフィラキシーの事ばかり考えてしまい、恐怖に負けてしまったのだ。