犀川の河川整備を考える会

犀川の辰巳ダム建設を契機に河川整備を考え、公共土木事業のあり方について問題提起をするブログ。

【日々是好日なり】地震よりももっと怖い大噴火

2024年03月21日 | 日々是好日なり
 自然災害はいろいろだが、豪雨、豪雪、洪水などの災害は、予兆があって地上の現象であるから、観測することで準備もできるし、対策も立てやすい。※ 
 他方、地震は予兆もよくわからず、地中のことで目でも確認できない。
 地震と同様に地中の現象で観測も難しく、突発的に起きる災害に、火山の噴火がある。

 7300年前に起きた鬼界カルデラの大噴火がある。※2
 縄文時代の中頃に起きた大噴火で完新世(沖積世)の約1万年間で世界最大規模の噴火。
 日本列島の西半分が20~30センチの火山灰で覆われて縄文人が壊滅した。
 西日本に人がいなくなった。

 縄文遺跡(約9万か所)のほとんどが東日本に集中しているのはこのため。
 日本列島に住む住人が、自然現象を畏怖し、崇拝する自然信仰を持つのは必然だろう。
 あちらの人達は、造物主がいて造物主の意思でこの世界(自然)をつくり、人間をつくったのだから、人間と自然が対等だと考えるらしいが、こちらでは恐れ多くてそんなことは考えもしない。
 
※ 自然災害の定義は、「暴風、豪雨、豪雪、洪水、高潮、地震、津波、噴火その他の異常な自然現象により生ずる被害」。
※2 場所は、種子島の西、薩摩半島と屋久島の中間あたり。カルデラは海底に、外輪山が薩摩硫黄島にあり、硫黄岳といい、活火山である。


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