犀川の河川整備を考える会

犀川の辰巳ダム建設を契機に河川整備を考え、公共土木事業のあり方について問題提起をするブログ。

【日々是好日なり】おにぎりの形について

2023年01月14日 | 日々是好日なり
 パンの携帯食は「サンドイッチ」、ご飯の携帯食は「おにぎり」であるが、米食の日本人には弥生時代からの伝統食である。
 その「おにぎり」の形の話である。

 小生の相棒が、学生時代、佐渡の旅館でアルバイトをした時、宿泊客の昼食の携帯食に「おにぎり」を提供していた。
 一人前は、三個一組で具がシャケ、昆布、梅干しの三種のおにぎりだった。
 ときどき、苦情があった。 
 具が同じものがあるという。
 間違えないように注意をしているが、出来上がったおにぎりの中の具を確認することができず、短時間に多人数で大量の詰め合わせるときにどうしても間違えてしまうことがあるという。
 相棒が提案。
「具を形で決めたら、例えばシャケは三角形、昆布は太鼓形、梅干しは俵形にしたらどうですか」
 以後、間違いがなくなって大変喜ばれたという。

 今日、コンビニのおにぎりは「三角形」が普及しているが、
 形は地方によってそれぞれ主流があったという。
 三角形は、関東。
 俵形は、関西。
 太鼓形(平べったい丸形)は、東北。
 丸形(ボール形)は、九州。北陸も(小生の家庭では北陸で丸形(ボール形)だった)。全国的に多い。
 
 主流が地方によって特色あるというのも不思議だが、
 小生の勝手な想像も加えて^_^; 
 関東の三角は、簡単に握ってできるから普及したという説があるが、富士山の形から由来したのではないか。霊峰富士の気を取り入れて元気になる?
 関西の大阪は全国から米が集積するところ、米俵の形が縁起がいいという印象だろう?
 東北の太鼓形は、味噌などを塗って焼くので平べったい丸(太鼓形)になったという。
 九州の丸形(ボール形)は、「きゅう」しゅうだけに、球か_(_^_)_
コメント
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