犀川の河川整備を考える会

犀川の辰巳ダム建設を契機に河川整備を考え、公共土木事業のあり方について問題提起をするブログ。

【日々是好日なり】理想主義(アイディアリズム)と現実主義(リアリズム)【3】

2023年01月29日 | 日々是好日なり
 理想主義の究極はなんといっても一神教。
 世の中の人々を救う救世主は誰それとか。
 教えはわからないが、神様は唯一でこの唯一の神以外は偽者とする教えであることは間違いない。
 
 人々を救うと称してこれを手段として地球の隅々までも浸透する。
 教科書では聖人のように扱われているフランシスコ・ザビエルなどは典型例で植民帝国の手先。
 わが国もその歯牙にかかりそうになったが、賢明な祖先の人たちがいて追い出した。
 
 理想主義は油断ならない。

 日本列島と言えば、現実主義だろう。
 多神教でどんな神様でも寛容に受け入れる。
 神様が一つなんていうのは作り話だ、神道の自然信仰・祖先信仰、いずれも無理がない。

 現実主義で国づくりも行ってきた。
 「国譲り神話」など典型である。
 まあまあ、話し合いで解決しましょうと。
 ヤマト王権側が三度も使者を送って外交交渉し、少しの実力行使もあったようだがついに和議で屈服させた。
 これで仲良く、和をもって治まった。
(おわり)
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