冬は温かい「甘酒」が美味しい。
近くの麹屋さんで新鮮な生麹(なまこうじ)が手に入るので相棒が「甘酒」を作ってくれる。
一合の米をお粥にして60度ほどに冷ましたところに生麹500gほど入れる。40度くらいになった状態で毛布などで保温して8時間ほどで出来上がり。
お椀に10杯ほどできる。
材料代は、米一合(60円)、生麹500g(500円)で合計560円
1杯は56円なり。
江戸期に人気だった甘酒はいくらだったか。
江戸期の文書によれば、
京都・大阪では、一碗六文、江戸では一碗八文とある。
江戸後期(1800年頃)なので、
一文=25円とすれば、
京都・大阪では一碗150円、江戸では一碗200円となる。
『30歳の頃(1767年)までは寒い冬の夜のみ売り巡っていた。しかし、今は暑中往来を売り、夜に売っているものは少ない。浅草本願寺前の甘酒店は古く四季を通して売っている。四季通して外で売っている所は江戸中で45軒ある。』(小川顕道(1737~1816年)が記した塵塚談(1814年)による)
近くの麹屋さんで新鮮な生麹(なまこうじ)が手に入るので相棒が「甘酒」を作ってくれる。
一合の米をお粥にして60度ほどに冷ましたところに生麹500gほど入れる。40度くらいになった状態で毛布などで保温して8時間ほどで出来上がり。
お椀に10杯ほどできる。
材料代は、米一合(60円)、生麹500g(500円)で合計560円
1杯は56円なり。
江戸期に人気だった甘酒はいくらだったか。
江戸期の文書によれば、
京都・大阪では、一碗六文、江戸では一碗八文とある。
江戸後期(1800年頃)なので、
一文=25円とすれば、
京都・大阪では一碗150円、江戸では一碗200円となる。
『30歳の頃(1767年)までは寒い冬の夜のみ売り巡っていた。しかし、今は暑中往来を売り、夜に売っているものは少ない。浅草本願寺前の甘酒店は古く四季を通して売っている。四季通して外で売っている所は江戸中で45軒ある。』(小川顕道(1737~1816年)が記した塵塚談(1814年)による)