「木下黄太のブログ」 ジャーナリストで著述家、木下黄太のブログ。

日本と世界のリアル状況確認と僕の思索を書き留めるブログ。
重要なことはメルマガで展開していますので、ご購読下さい。

【公約=史上最大の避難作戦】前双葉町長の井戸川克隆氏、福島県知事選挙に立候補。

2014-09-17 02:00:00 | 福島第一原発と放射能

 

=========================================================

木下黄太メールマガジン 金曜配信の最新号

・・・・ I N D E X・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

【朝日新聞社長辞任が招くジャーナリズムの深刻危機、反原発や被曝回避へのマイナス影響 】
【 小金井周辺で友人2人の赤ちゃんに心臓疾患、我が子も軽微な奇形、身近に聞こえる脳梗塞や突然死 】
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
読みたいあなたは⇒http://www.hoshanobogyo.com/

=======================================================

【10/11(土) 午前の部 「A2-B-C上映会&木下黄太ミニトーク」 】ひと・まち交流館 京都   

9:30受付開始 10:00上映開始 11:10上映終了 11:10から11:40 ミニトーク

一般(予約不要)参加費 1000円  中学生以下は無料 

避難移住者(予約申込必要)参加費 500円(予約がない方は一般扱いになります)⇒80人の定員枠。

予約方法1⇒http://kokucheese.com/event/index/212307/

予約方法2⇒「puchirita@mbp.nifty.com このアドレスまで、お名前と連絡先、合計人数(うち中学生以下のお子さんの人数)、参加者全員の氏名、避難元の自治体名をメール下さい。」

また、避難者ではないメルマガ読者の方には、一定数限定で別枠の申込設定をしています。詳しくは最新号のメルマガをご確認下さい。

=======================================================

福島県知事選挙に、元双葉町長の井戸川克隆氏が立候補を表明しました。

これで、福島県知事選挙は、各党の相乗り状態になっていて現知事後継である、副知事の内堀雅雄氏(50)、同県出身で前岩手県宮古市長の熊坂義裕氏(62)等が出馬表明しています。

この情勢下でも、おそらく各党相乗り状態である、内堀氏の圧倒的優位は揺らがないと思います。

しかし、ここで井戸川氏が出馬表明をされたのであれば、ぎりぎりでも、僕は熊坂氏との一本化を行うべきだと思います。

10月9日告示、26日投開票で、時間はありませんが、相手側の優位が揺らがないときに、部分的にでも、重なり合う主張の候補が、ダブルで出馬する意義は殆どありません。

むしろ、どれだけ県内に、現況の国や福島県のやり方を危惧する人々がいるのか、その実数を重ね合わせる為にも、いずかの候補に一本化して、こうした信を問う状態を、明確にしておいたほうがよいと強く考えています。

この明確化は大切です。

井戸川氏といえば、ご自身にも体調不良がおきていて、『美味しんぼ』の鼻血問題では、かなり強く主張されたことで、僕等はよく認識しているかたです(下記は彼のページより引用した写真と[ ]内はコメント)。

 [今こんな気持です。
夕べから今朝にかけて鼻血がいつもより多いですね。何枚も写真に収めています、美味しんぼの漫画に環境省が異常なほど反応していますがこれは彼らが福島で安心キャンペーンの嘘がバレるために躍起になって否定をしているからです、嘘をついていなければ漫画がどうしたと平静でいられるものです。如何に福島は危ないかを証明しているのは今の環境省です。ウクライナ、ベラルーシでは福島のような高い放射性物質がある所には人は住んでいません。県民の避難を中断させたのは県民を守らなければならない県庁です、この非難を避けるために除染をすれば住めると言う事で収めようとしました。しかしこの効果が出ないと住民から苦情が出た時に中間貯蔵施設が出来ないからだとまた嘘をつきました。それも進まないから今度は住む基準を引き上げて帰還させて事故処理を終わらせようとしています、この事で県民の承諾を取り付けたのでしょうか?
原発事故前の災害対策計画書には統合対策本部がありそこで決めて対応することになっていました、本当の事故が発生したら県は県で、国は国で決めるようにしました。それは何を意味するかといえば被害者の町村を参加させると事故の責任者の国と東電のシナリオが通らないと判断して都合の悪い事は表に出さないようにしているのです。その結果福島で囁かれる言葉は「頑張ろう、風評被害、発災」で県民が自己責任でこの世界最大の放射の事件を小さく解決させようとされているのです、県民の皆さんは被害者なのです、大きな損害の被害者です、自分で想定しましょう自分の損害を、決して小さくありません。国が賠償の範囲を決められません、公務員が個人の権利を冒してはならないのです。侵すと犯罪になります、このため賠償のエリアを決めれる人は存在しません。福島の人は(県外でも放射能の被害を請求出来ます)誰でもどこの人でも被害が有れば損害請求する権利が有ります。大事な事は事故前に人工放射能がどのくらい存在していたのか、事故後はどのくらいになったのか。記録は有ります知りたい方にはお知らせします。無かった物が存在していることが精神的な損害です、訳のわからない他人の学者がいくら安全だと言っても関係ありません。県内では発症するとかしないとかに目を奪われていますが関係のない話です、放射能があるために恐怖を感じればそれを他人が(行政や、企業が)いくら安全だと言っても主体者には成れません。美味しんぼの漫画は表現の自由です、取材を受けた者の内容を曲げて書くのはいけません。むしろ一般のメディアの方が私の意見を丸めてしまい伝えたい言葉になっていないことの方が多いですよ、私は事故当時から被曝の問題を多くの人やメディアの前で言い続けてきました、誰も取り上げようとはしなかっただけです、そのため苦汁を飲んで悔しい気持ちでいました。もっと早く大きな争点になっていればあのように多くの子供の甲状腺被害を少なく出来たでしょう。私にも甲状腺にしこりがあります。
もういい加減にしたらどうですか県庁どの、県民の前に立ちはだかり県民の損害を妨害しない方が良いのではないですか?今県庁が行っているのは県民の損害の請求権の妨害以外の何物で有りません。安心キャンペーンをすぐやめて非常事態宣言を出すべきです、国は責任者だから県民を守ることはしません。県民の人権を守るのは県庁の仕事でしょう。反論が有れば県庁は私に出して下さい。

ご本人のFacebookには、出馬に関して、次のようなメッセージが掲載されていました。

[皆様にお知らせ致します。
突然の県知事選に立候補表明しました、この思いに至ったのは限度を超えた被曝隠しに対する激しい怒りからです。人権を無視し続けた現体制が続く事は世界中から蔑視されます、高い被曝基準は単に賠償金の減額を優先した結果です。事故の責任を取るのが当たり前だと思いながら待ち続ける、いたいけな被害者のために仕事が出来ればと思い決断しました。「県富とは県民の健康」であり「物の富」ではないことを強く訴えて行きます。
先行する熊坂候補は益々頑張って頂きたいと思っています、決して妨害する気はありませんのでご健闘を祈っております。
さて、福島の選挙は世界が注目しています、恥ずかしく無い選挙戦で勝利を目指します、どうか皆様には大変ご迷惑をお掛けしますがご支援ご協力をお願いします。]

そして記者会見で、あきらかにした公約がスライド写真で掲示されています。



そして、この一枚で、リアルに言いたいことがよくわかります。


 今すぐやる事⇒「史上最大の避難作戦」。

 福島県知事選挙というぬかるんだ状態は変わりはありませんが、そこに石が一つ投げ込まれたことだけは、まちがいありません。厳しい戦いをどのように行うのか、福島県民の反応はどうなるのか、かなり、注目されることだけは、間違いない状況と僕は思います。

========================================================

 

来月は北海道、まず旭川に伺います。

【10/18(土)旭川講演『チェルノブイリからみえるニッポン』~北海道を生き抜く~ 】

 12時開場 13時開演

開催場所 旭川市市民活動交流センターCoCoDe(ココデ)ホール(北海道旭川市宮前通東)

 申込・詳細⇒http://kokucheese.com/event/index/215418/

 ===========================================================

 【10/19(日)木下黄太講演会 in帯広「広がる放射能汚染の真実!」 】

 開場:午後2時 開演:午後2時30分 

 場 所 :  とかち館 帯広市西7条南6丁目2 

 参加費: 1,000円

 http://tokachinet.blogspot.jp/2014/07/blog-post.html 

 参加申し込み先 十勝ネット市民の会事務局

E メール:tokachinet@gmail.com 
☎   0155-66-9231
FAX  0155-66-9281

 





「私の親戚で2家族が首都圏から移住しました」、親族20代女性は狭心症、知人同僚は腹部動脈瘤。

2014-09-16 12:53:45 | 福島第一原発と放射能

 さきほど、東京の人から、相談で電話がかかっている間に地震が発生しています。

「地震、すごい」と叫んで、突然に切られた状態でした。

震度5弱が栃木県南部・群馬県南部・埼玉県北部となっています。

「ゆっくり揺れが伝わってきたというより、突然ガタガタと揺れ始めた感じ。品川区沿岸部のコンクリートマンション7F。 もっと震源地が近い気がしました。」ということです。

こういう状態を認識しておくことが、肝要と思います。

==========================================================

木下黄太メールマガジン 金曜配信の最新号
・・・・ I N D E X・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
【朝日新聞社長辞任が招くジャーナリズムの深刻危機、反原発や被曝回避へのマイナス影響 】
【 小金井周辺で友人2人の赤ちゃんに心臓疾患、我が子も軽微な奇形、身近に聞こえる脳梗塞や突然死 】
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
読みたいあなたは⇒http://www.hoshanobogyo.com/

=======================================================

【10/11(土) 午前の部 「A2-B-C上映会&木下黄太ミニトーク」 】ひと・まち交流館 京都   

9:30受付開始 10:00上映開始 11:10上映終了 11:10から11:40 ミニトーク

一般(予約不要)参加費 1000円  中学生以下は無料 

避難移住者(予約申込必要)参加費 500円(予約がない方は一般扱いになります)⇒80人の定員枠。

予約方法1⇒http://kokucheese.com/event/index/212307/

予約方法2⇒「puchirita@mbp.nifty.com このアドレスまで、お名前と連絡先、合計人数(うち中学生以下のお子さんの人数)、参加者全員の氏名、避難元の自治体名をメール下さい。」

また、避難者ではないメルマガ読者の方には、一定数限定で別枠の申込設定をしています。詳しくは最新号のメルマガをご確認下さい。

=======================================================

名古屋の講演会で、あるスタッフから直接伺った話です。


①知人の会社同僚の男性(居住地不明。会社は東京)(40代以上)。今年、腹部動脈瘤で入院し手術を受けるが、術後腎不全となり、足を切除しなくてはならなくなるかもしれないと医師から告げられた。

②親戚の20代前半女性。福島原発事故1年後に神奈川県から西日本に移住。今年、狭心症と診断された。

 この女性は、たまたま原発事故前から、関東を離れて生活をされている方みたいですが、ご実家は東京都下(西側)にあって、この被曝に関して懸念しています。

「うちの家は、原発事故のことは相当に懸念していたんですが、家自体は動けていないんです。エリア的には東京では西のほうですけど、汚染状態はよくないと思っています。」

「ようやく兄弟がこっちに来ることになったので、まだ若いから、少しほっとしているんです。」

そして、次にこう話します。

「うちは一族、危険厨なんですよ。実は親族の中で、2家族、関東を出て移住しましたから、原発事故後に。」

「そういう中でも、身体不調がおきていて、相当に懸念しています。若い女の子で、狭心症と言われていますから」

国立理系の難関大学を出ているこのスタッフ。わかっている人はあたりまえのように、わかっていることを普通に教えてくれる話です。

=========================================================

 

----------------------------------------------------------------------------------------------------------

【10/11(土)午後の部 「あきやまただしさん絵本ライブ&音楽コンサート」】   

    13:00受付開始
    13:30音楽演奏開始
    14:20音楽演奏終了予定、休憩
        14:30あきやまただしさん絵本ライブ(15:30終了予定)

    避難移住者 無料(先着順、予約不要)
    一般  寄付(先着順、予約不要、お1人1000円からでお願いします)
    中学生以下は無料


 大人気アニメ番組『はなかっぱ』の原作者、絵本作家のあきやまただしさんが来場。独創性あふれる絵本ライブです。オリジナリティあふれるパフォーマンスはお子さんにうけること間違いなしです。沖縄から、このために参加されますし、原発事故以降、最近では、沖縄以外では開催をしていなかった絵本ライブが、久しぶりに本土、近畿で見られる、レアな機会となります。

============================================================

来月は北海道、まず旭川に伺います。

【10/18(土)旭川講演『チェルノブイリからみえるニッポン』~北海道を生き抜く~ 】

 12時開場 13時開演

開催場所 旭川市市民活動交流センターCoCoDe(ココデ)ホール
(北海道旭川市宮前通東)

申込・詳細⇒http://kokucheese.com/event/index/215418/

===========================================================

【10/19(日)木下黄太講演会 in帯広「広がる放射能汚染の真実!」 】

開場:午後2時 開演:午後2時30分 

場 所 :  とかち館 帯広市西7条南6丁目2 

参加費: 1,000円

参加申し込み先 十勝ネット市民の会事務局
E メール:tokachinet@gmail.com 
☎   0155-66-9231
FAX  0155-66-9281




なぜ、大分の高校が福島へ修学旅行に行くのか? 子宮頸がんワクチンの重い副作用が1112人の衝撃。

2014-09-15 04:45:10 | 福島第一原発と放射能

三連休なのですが、今度は東京のある弁護士事務所の代表と西日本で密談をしました。

いろんな法的対応がこの秋に想定される為、その緊急の打ち合わせを行っています。

一方的に理不尽な攻撃を繰り返された実例に対して、法的に具体的対応、闘いも辞さないという覚悟です。


さて、子宮頸がんワクチンというのは、問題が多いと認識しています。

僕は一般論として、ワクチン反対の立場ではありませんし、全てのワクチンを否定するという感覚は、カルト信仰に近い話と認識しています。

ですから、このことには冷静な対応が必要です。ワクチン反対まわりでは、本当に最近、ロクデモない勧誘話を聞きますから。

しかし、そうしたことではなく、個別のワクチンで問題となる事例があるのは、当然考えないとなりません。

難病治療研究振興財団の研究チームが、子宮頸がんワクチンについて、厚生労働省への報告事例を分析し、その事例のうち、1112人に重い症状が見られると発表しています。高次脳機能障害や意識低下等の神経症状が多いそうです。

子宮頸がんワクチンは、30万人程度が摂取しています。そのうちの1パーセントに満たない数であっても、重篤な副作用が出ているとなると、はたしてこのワクチンを接種するメリットと比較して、価値があるのかは相当に疑わしくなっていると僕は感じています。しかも未成年の接種は。

ワクチンの摂取に関しては、一般論でなく、こうした個別ワクチンごとに検証していくしかありませんので。薬と同じで、ある特定の薬が駄目でも、薬というものが全部駄目とか言い出したら、人類は生存できなくなります。

ちなみに、こういう愚かな暴論は、違う信仰や多額のお金を搾取するために大概はおこなわれているものですから。そうした当たり前の警戒くらいは、まともな社会人だったら、お願いだからして下さいね。

==========================================================

木下黄太メールマガジン 金曜配信の最新号
・・・・ I N D E X・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
【朝日新聞社長辞任が招くジャーナリズムの深刻危機、反原発や被曝回避へのマイナス影響 】
【 小金井周辺で友人2人の赤ちゃんに心臓疾患、我が子も軽微な奇形、身近に聞こえる脳梗塞や突然死 】
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
読みたいあなたは⇒http://www.hoshanobogyo.com/

=======================================================

被曝回避という観点で、大分で???という事例が、散見されるようです。
まずは、このイベント、OBS大分放送写真もご確認下さい。これについては、見たら分ります。


これはまだいいのですが、次の事例は更に首を傾げる話です。

大分の豊後高田市の高田高校が、原発事故被災者と交流するとして、福島県内を中心とした修学旅行に変更したという記事が、大分では出ています。新しい学年主任が思いついて、従来からのコースを変えているようです。はっきり言って、福島に修学旅行に行く話は、文部科学省的にはよい話です。そうした体制側の意向に、沿うような形の修学旅行を開催しようとする教員は、当然のことながら体制からはプラスの評価をされると思います。でも、こういうことは、形は違えど、大昔からよくあるパターンではありますが。

そして、地元の大分合同新聞の記事も好意的な紹介をしています。

また、このクラスの高校であれば、大きく反対意見も起きないことも、容易に想定されていると僕は思いました。

実際、一部の反対だけで、そのままこの話は通るようです。

本当に酷すぎると思いました。放射性物質のほぼない環境にいる高校生達を大量に放射性物質が存在する環境にわざわざ連れて行こうとすることが、なぜ必要なのかも皆目わかりませんし、数日、そういう立場の福島県民と話すことで、この高校生達が本質的に何か学べるのかさえ、訝しく思います。

個人が自発的に被災地に行きたいというならまだしも、そうした意向が特にない未成年を、原発からの核種放出が収まっていない福島に、わざわざ連れて行く感覚はおかしいとしか言えません。というか、僕には、人間として許せないレベルです。しかし、殆どの親はこれを了解している訳です。つまりそうしたレベルの親しかいない学校が、こういう流れにまずは巻き込まれている話で、修学旅行を福島へという勧誘が行われ始めるという時に想定したとおりの結果となっています。

まあ、自業自得なのかもしれませんが、情けない話です。

今回の話は、大分からつぎつぎと報告が来ていて、大分県民の意識としてどう受け止めるのかという話だと理解しましたので、書きとめておくことにしています。

しかし、残念すぎますね。

============================================================

 午前と午後とも、「ひと・まち交流館 京都」の大会議室で開催

 

【10/11(土) 午前の部 「A2-B-C上映会&木下黄太ミニトーク」 】   

  映画「A2-B-C」は福島の甲状腺検査などについて、アメリカ人監督が現地で実態を取材したドキュメンタリーフィルムです。京都でも短期間の単館上映しかなかった為、今回、設定しました。僕が見て、この被曝問題を認識する為には、見ておいたほうが良いフィルムと判断しています(いろんな是非はともかく)。ご覧になっていない方は、どうぞ。一般でも、京都の映画館上映よりもお安く設定いたしました。  

9:30受付開始 10:00上映開始 11:10上映終了 11:10から11:40 ミニトーク

一般(予約不要)参加費 1000円  中学生以下は無料 

避難移住者(予約申込必要)参加費 500円(予約がない方は一般扱いになります)

⇒80人の定員枠。避難移住者は、こくちーず申込かメール申込かいずれかの方法でお申込下さい。

 

予約方法1⇒http://kokucheese.com/event/index/212307/

予約方法2⇒「puchirita@mbp.nifty.com このアドレスまで、お名前と連絡先、合計人数(うち中学生以下のお子さんの人数)、参加者全員の氏名、避難元の自治体名をメール下さい。」

また、避難者ではないメルマガ読者の方には、一定数限定で別枠の申込設定をしています。詳しくは最新号のメルマガをご確認下さい。

----------------------------------------------------------------------------------------------------------

【10/11(土)午後の部 「あきやまただしさん絵本ライブ&音楽コンサート」】   

        13:00受付開始
       13:30音楽演奏開始
       14:20音楽演奏終了予定、休憩
             14:30あきやまただしさん絵本ライブ(15:30終了予定)

       避難移住者 無料(先着順、予約不要)
       一般  寄付(先着順、予約不要、お1人1000円からでお願いします)
       中学生以下は無料


 大人気アニメ番組『はなかっぱ』の原作者、絵本作家のあきやまただしさんが来場します。独創性あふれる絵本ライブです。オリジナリティあふれるパフォーマンスはお子さんにうけること間違いなしです。沖縄から、このために参加されますし、原発事故以降、最近では、沖縄以外では開催をしていなかった絵本ライブが、久しぶりに本土、近畿で見られる、レアな機会となります。

============================================================

来月は北海道、まず旭川に伺います。

【10/18(土)旭川講演『チェルノブイリからみえるニッポン』~北海道を生き抜く~ 】

 12時開場 13時開演

開催場所 旭川市市民活動交流センターCoCoDe(ココデ)ホール
(北海道旭川市宮前通東)

申込・詳細⇒http://kokucheese.com/event/index/215418/

===========================================================

【10/19(日)木下黄太講演会 in帯広「広がる放射能汚染の真実!」 】

開場:午後2時 開演:午後2時30分 

場 所 :  とかち館 帯広市西7条南6丁目2 

参加費: 1,000円
 

参加申し込み先 十勝ネット市民の会事務局
E メール:tokachinet@gmail.com 
☎   0155-66-9231
FAX  0155-66-9281











この8月に40代が14人と50代が37人、訃報が地元新聞に載る福島県。10/19(日)帯広講演開催。

2014-09-14 08:30:00 | 福島第一原発と放射能

【10/19(日)木下黄太講演会 in 帯広「広がる放射能汚染の真実!」 】

http://tokachinet.blogspot.jp/2014/07/blog-post.html
開場:午後2時 開演:午後2時30分 

場 所 :  とかち館 帯広市西7条南6丁目2 

福島での原発事故から3年、事故により放出された「死の灰」の影響については、原子力
国策によって未だに十分な調査や対応がなされておらず、すでに50名の小児甲状腺ガン
発症が確定報告されていながら、事故との因果関係については不明とされたままです。
 
遅々として進まない被曝回避の現状について、チェルノブイリ事故から27年たったウクライナ
の取材も交えて、今の日本で何が起こっているのかを放射線防護の立場から語っていただきます。
 
 
参加費: 1,000円

参加申し込み先 十勝ネット市民の会事務局
E メール:tokachinet@gmail.com 
☎   0155-66-9231
FAX  0155-66-9281
============================================================

「福島県某地元紙の訃報欄を毎日記録をつけています。」
8月の統計、(10代~60代まで)
10代3人
20代2人
30代3人
40代14人
50代37人
60代102人

こういう報告が北海道にいる福島避難者から連絡が来ました。

「10代とか20代は、まだありえると思う数なんです。しかし、40代や50代の死亡が多すぎます。勿論、訃報欄に全ての人が掲載するわけではありませんから。それで、この位の数も40代や50代が亡くなっているのが多すぎる気がしています。私は北海道の新聞も確認していますが、これとは全く違います。ちょっと怖いですよ。」

一ヶ月の数だけなので、なんとも言えませんが、40代とか50代の死亡者数の多い気がします。こうしたことは、俯瞰で冷静に見ていくしかないと思います。
==========================================================

木下黄太メールマガジン 金曜配信の最新号
・・・・ I N D E X・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
【朝日新聞社長辞任が招くジャーナリズムの深刻危機、反原発や被曝回避へのマイナス影響 】
【 小金井周辺で友人2人の赤ちゃんに心臓疾患、我が子も軽微な奇形、身近に聞こえる脳梗塞や突然死 】
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
読みたいあなたは⇒http://www.hoshanobogyo.com/

=======================================================
復活した、だっげらいよんは京都にいるのかな?


 避難移住応援キャラ、だっげらいよんとだつるは此処でも読めます。⇒⇒⇒http://ameblo.jp/shibazakitoshie/

============================================================

僕に質問や問い合わせがある方、講演会などの依頼がある方は、まず僕のメールアドレスにご連絡下さい。 

nagaikenji20070927@yahoo.co.jp

===========================================================

【10/11(土) 午前の部 「A2-B-C上映会&木下黄太ミニトーク」 】   

 映画「A2-B-C」は福島の甲状腺検査などについて、アメリカ人監督が現地で実態を取材したドキュメンタリーフィルムです。京都でも短期間の単館上映しかなかった為、今回、設定しました。僕が見て、この被曝問題を認識する為には、見ておいたほうが良いフィルムと判断しています(いろんな是非はともかく)。ご覧になっていない方は、どうぞ。一般でも、京都の映画館上映よりもお安く設定いたしました。    

       9:30受付開始 10:00上映開始 11:10上映終了 11:10から11:40 ミニトーク

一般(予約不要)参加費 1000円  中学生以下は無料 

避難移住者(予約申込必要)参加費 500円(予約がない方は一般扱いになります)

⇒80人の定員枠。避難移住者は、こくちーず申込かメール申込かいずれかの方法でお申込下さい。

予約方法1⇒http://kokucheese.com/event/index/212307/

予約方法2⇒「puchirita@mbp.nifty.com このアドレスまで、お名前と連絡先、合計人数(うち中学生以下のお子さんの人数)、参加者全員の氏名、避難元の自治体名をメール下さい。」


また、避難者ではないメルマガ読者の方には、一定数限定で別枠の申込設定をしています。詳しくは最新号のメルマガをご確認下さい。

============================================================

来月は北海道、まず旭川に伺います。

【10/18(土)旭川講演『チェルノブイリからみえるニッポン』~北海道を生き抜く~ 】

12時開場 13時開演

開催場所 旭川市市民活動交流センターCoCoDe(ココデ)ホール
(北海道旭川市宮前通東)

申込・詳細⇒http://kokucheese.com/event/index/215418/







「親戚のおじさんがトイレに入ったまま亡くなった」首都圏で息を潜めて過ごす人々。10/18(土)旭川講演。

2014-09-13 12:42:20 | 福島第一原発と放射能

 木下黄太メールマガジン申込先⇒http://www.hoshanobogyo.com/

以下は、きのう配信した最新号の冒頭です。


■□■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■□■
   木下黄太メールマガジン [第32号 2014/9/12]
            < 毎週金曜発行 >         
■□■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■□■
 実はいろんなことが五月雨式におきていて、日本という国の状態が、よりリアルに厳しくなっているのを痛感させられている一週間だったと思います。なんというか、毎週起きている事象の度合いが、通常の想定を超えた事態が、平然と起きる状況になっています。今週は、特にメディアまわりでそうした状態が多く発生しています。それが、留まるところを知らない感覚です。言ってみれば大きなミスの連発なのですが、そのミスに関しての対応が状況を更に悪化させています。
 写真誌「FLASH」回収劇などは、「報道ステーション」ディレクター自殺とは全く関係なく、米女優などの違法なネット流出画像を、無断掲載し、回収しない場合に、高額損害賠償可能性に気がついていなかったという低次元話でした。こうしたありえない低レベルのミスから、深刻な朝日新聞問題までおきています。
 そうしたメディア自体が自覚するか、しないかに関わらず、全体として、萎縮という状態が、あたりまえになりはじめていることは間違いありません。国家権力・政府側に対して、何かの事実を突きつけようとするタイプの報道は、相当に難しくなっていると思いますし、あたりまえの記者活動にハードルが高くなっている現実が、歴然として存在しているとおもいます。原発報道の問題点というのは、この三年半で常識となっていますが、そのハードルがあきらかに上がったということです。いずれにしても、良い話は一つもなくて、どん詰まり感が顕著になっていることに、今の状態があると僕は考えます。
 こうした国の中で、あなたがどのように考えて生きていくのかが、実は大きなターニングポイントにいる時期に到達していると僕は思います。
  
・・・・ I N D E X・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
本日のテーマは次のようになります。
【朝日新聞社長辞任が招くジャーナリズムの深刻危機、反原発や被曝回避へのマイナス影響 】
【 小金井周辺で友人2人の赤ちゃんに心臓疾患、我が子も軽微な奇形、身近に聞こえる脳梗塞や突然死 】
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

このメールマガジンの続きが読みたいあなたは⇒http://www.hoshanobogyo.com/

============================================================

 先日の横須賀講演の際に頂いているアンケートの内容を更にお伝えしておきます。このアンケートを読んでいると、被曝を懸念しているものの、息を潜めて生活している方たちが、どういう思いでいるのかがわかります。こういう内容が多数寄せられていることを読んでいくと、被曝を懸念する人たちのまともな意識もはっきりと認識できます。

========================================================

「頭ではリスクを理解しているつもりですが、体が動かないです。本日はありがとうございました。」

「知り合いの親戚のおじさん(板橋区在住)が最近トイレに入ったまま、突然亡くなったそうです。脳出血みたいです。いま病院で清掃の仕事をしていますが、週1ペースでお亡くなりになる人がいて気が重いです。老人ホームから送られてくる人が多く、延命治療している方も多いせいなんでしょうが。」

「3年たって気がゆるんできて、普通の生活に戻ってきつつありました。
ウクライナのお話を聞き、自分の子供たちの将来を危機的に感じました。
私は父が長崎出身。父は健康ですが、私は橋本病、貧血、臓器の奇形があり、小さい頃から免疫低下気味でした。なんとなく2世の影響かとお話きいて思ってしまいました。各地で講演されていつもすごいと思ってます。」

「ウクライナの映像を見て子供の未来について深く考えさせられました。
たくさんの子供達が体育の授業が受けられない、授業の合間に体操をするなどショックでした。
私には4才と7歳の子供がいます。4才の子は最近、瞬きが多くなって少し不安に思っています。」

「庭に劣化ウラン弾が落ちているようなものと思ってください、という発言に考えてしまいました。
避難は小さい子がいるわけでもなく考えておりませんが、食品にはついては随分考えて選別しているつもりです。ありがとうございました。―以前、飼犬の甲状腺機能低下症のことでご相談しました。その犬は2012年10月に死去(12才)。2011年8月にアルツハイマー認知症を発症した母(世田谷区在住86才)は、現在老人ホームにいます。両方共年とっているので原因は不明です。状況は悪くなるばかりです。生き抜きましょう。」

 「わかりやすかったです。ウクライナの人たちは、今の情勢を考えると二重の(もっと?)被害者なのですね。フクシマの人たちも同じような目に合わされていて(国から棄民されている!)、でも関東圏に住む私たちも全く同じ状況にあるのだと気づかされました。

改めて私に…私たちに何ができるか考えていきたいです。」

==========================================================

 講演会の時に改めて思っていたのですが、まずこの問題に気がついていなかった方が一定数は首都圏でもいらっしゃること。特に自分の住んでいる場所の汚染という意識が、横須賀というか三浦半島ではやや希薄だったのだろうと思います。そうしたことを、しかし新たに意識しようとする方たちも、また一定数はいらしたこと。それがどういうことなのかは、きちんと考えないとならないと僕は思います。

 さて、小渕経産相名で、「安全確保したから再稼動するぞ」という文書を、鹿児島県と薩摩川内市にきのう手渡したそうです。川内原発の審査書を決定に基づきますが、「万が一、事故が起きた場合は関係法令に基づき、政府が責任を持って対処する」そうです。鹿児島県知事は「国の責任がはっきりし、十分」と答えているようです。

 万が一、原発事故が再び起きたら、この国が完全に終わることを、この人たちは全く理解していないことだけは、とてもよくわかりました。そして、国が責任をもって対応している状態が、今の福島県ですから、それと同様の対応で満足するというのが、鹿児島県や薩摩川内市の首長です。こんなものを納得される感覚はなかなか稀有な感覚です。

 まあ、リスクコントロールを少しまともに考えたら、ただのバカだと思いますが、そういう首長を、崇め奉る人々が、鹿児島県民や薩摩川内市民に多数いるのなら、方法が実はないということにもなります。原発事故が起きた場合に、鹿児島県だけが壊滅するなら、致し方なしとは思いますが、勿論影響は、広域に及びます。九州に留まらず、西日本でかなりの影響がでますし、最悪は日本壊滅になります。

 こういうリスクを、もう一度平然と取る日本。大東亜戦争という掛け声の下で、首都・東京で大空襲され、広島に原爆を落とされても降伏せずにいて、もう一度長崎に原爆を落とされないと理解しない国家体制と国民達でした。

 本質は、何一つ変わっていないということが、今回のことでも、よくよく理解できます。合掌。

 

僕に質問や問い合わせがある方、講演会などの依頼がある方は、まず僕のメールアドレスにご連絡下さい。 

nagaikenji20070927@yahoo.co.jp

==========================================================

来月は北海道、まず旭川に伺います。

【10/18(土)旭川講演『チェルノブイリからみえるニッポン』~北海道を生き抜く~ 】

 

12時開場 13時開演
開催場所 旭川市市民活動交流センターCoCoDe(ココデ)ホール
(北海道旭川市宮前通東)

申込・詳細⇒http://kokucheese.com/event/index/215418/


===========================================================

【10/11(土) 午前の部 「A2-B-C上映会&木下黄太ミニトーク」 】   

 映画「A2-B-C」は福島の甲状腺検査などについて、アメリカ人監督が現地で実態を取材したドキュメンタリーフィルムです。京都でも短期間の単館上映しかなかった為、今回、設定しました。僕が見て、この被曝問題を認識する為には、見ておいたほうが良いフィルムと判断しています(いろんな是非はともかく)。ご覧になっていない方は、どうぞ。一般でも、京都の映画館上映よりもお安く設定いたしました。    

       9:30受付開始 10:00上映開始 11:10上映終了 11:10から11:40 ミニトーク

一般(予約不要)参加費 1000円  中学生以下は無料 

避難移住者(予約申込必要)参加費 500円(予約がない方は一般扱いになります)

⇒80人の定員枠。避難移住者は、こくちーず申込かメール申込かいずれかの方法でお申込下さい。

予約方法1⇒http://kokucheese.com/event/index/212307/

予約方法2⇒「puchirita@mbp.nifty.com このアドレスまで、お名前と連絡先、合計人数(うち中学生以下のお子さんの人数)、参加者全員の氏名、避難元の自治体名をメール下さい。」


また、避難者ではないメルマガ読者の方には、一定数限定で別枠の申込設定をしています。詳しくは最新号のメルマガをご確認下さい。

============================================================



 


『吉田調書』報道で朝日新聞社長辞任はおかしいと僕は思います。北九州ガレキと工藤会総裁逮捕の点と線。

2014-09-12 02:50:00 | 福島第一原発と放射能

このことについて、明確に書いておきます。

今回の朝日新聞社長が、『吉田調書』報道問題を理由として、辞任するのは相当におかしい話だと思います。

そもそも、経営者というのは、会社の経営上の理由とか、報道内容でもあきらかなウソをでっちあげたとか、そうした状況の場合は、辞任することはありえると思います。

まだ、従軍慰安婦報道に関して、辞任をするというなら、まだしも、理解できないわけでもありません(それが妥当かどうかはともかく、経営上でも大きな障害となりはじめている可能性は想定されますから)。

しかし、彼が辞任する理由は、「吉田調書」報道で、吉田氏の命令に背いて9割の原発職員が逃げたと報じたのが、解釈を間違えて、誤報になったという話だというのです。

これは、結果は誤報ですし、朝日新聞がそのことを否定的に報じたのが、果たしてどうなのかなあとは、当時は思いました。僕は仮に職員が逃げていたとしても、それを否定的ニュアンスで書くことが、誰が出来るのだろうかとは思います。

福島第一原発の現場職員に聖人のような振る舞いを求めることは無理ですし、そういう観点で、吉田氏の威を借りる狐のような朝日新聞。それは変だとは思いました。だから、そもそも今回の朝日のスタンスには、おかしさがあります。

しかも、それが命令系統の伝達ミス的な状況もあったとすると、それを「逃げた」という括りにしていく記事は、誤報そのものにはなるにはなるでしょう。しかしながら、それはあきらかに単なる誤報です。取材能力、解釈能力が、どうしてここまで落ちたのかという問題は存在していますが、それ以上でも、それ以下でもありません。

「逃げた」と言われて、その方たちが、名誉を傷つけられたということはあったとは思います。しかし、当時のああした状況ではどういうこともおこりえますし、そのことについて一時、誤報したからとして、それを理由に新聞社のトップが辞任していたら、踏み込んだ報道など、現場で全くできなくなりますから。

こんな馬鹿げた話はありません。

朝日新聞は、この被曝問題では、実は推進側に近い学者の言説を無節操に垂れ流していたり、信じ難い報道を何回もおこなっていて、僕は信頼感は、従来よりもどんどん失墜していました。

しかし、この『吉田調書』をスクープしてきたのは、相当な努力によって、ある記者が為し得たことだと思います。解釈の間違いはあっても(こういうことが朝日でおきうるほど地盤低下しているのは驚きますが)、そもそもその記者がつかんできて、朝日新聞が報じなければ、『吉田調書』が表に出たのかどうかもわかりません。

つまりそもそも、あきらかにするという事、そうしている事そのものに相当な価値があります。

そのように考えると、誤報としての対応は、本来なら編集幹部の更迭以上はおこなう事案ではありません。こういうことで、平気で新聞社トップが首を差し出していると、本当に記者は何にもできなくなります。

僕は今回の話は、従軍慰安婦報道で、自分の首を自分で絞めている朝日新聞が、公にそれを第一理由としたくない為に、『吉田調書』誤報問題で、辞任という形を取ったような気がしています。

これは、本来のジャーナリズムという在り方の根幹を、新聞社のトップ自らが放棄した状況とも思えます。政権側が、反駁させる為に、調書を他メディアにも公開し、追い詰めた構図もほぼ間違いありません。従軍慰安婦報道の朝日新聞大迷走が、結果的に、朝日新聞社のみならず、日本のマスメディア全体に対する強い萎縮作用をもたらす危険性が、僕には凄まじく感じられています。

朝日新聞が結果的に陥った状況が、次の日本で深刻な状態が起きる時間経過の始まりに過ぎないと僕は思うのです。そこに、こういう形での対処しかできなかった朝日新聞は、戦前の教訓、自分達が結局は大東亜戦争に踏み込んでいったという苦い教訓を本質的に忘却したのだろうと僕は感じています。

情報を入手し、伝えるという作業について、権力側は制御下に置こうとします。そうした所為が活性化している状態が、現在の日本のリアルです。このリアル危険が更に拡大化するきっかけに、この事案がなっていることは間違いありません。

繰り返します。

僕は『吉田調書』報道で朝日新聞社長が辞任するのはおかしいと思います。

貴女はまだ記者でいられるのでしょうか。

==========================================================

明日配信、木下黄太メールマガジンは、いろんな問題が現在おきている中で、書きにくい話をどこまで書けるのかに、僕が、普段よりもチャレンジします。配信が遅くなったら、御免なさい。

今から読みたいあなたは⇒http://www.hoshanobogyo.com/

==========================================================

 

北九州ガレキ問題と特定危険指定暴力団「工藤会」総裁逮捕の点と線。
その思わぬ関係が浮き彫りになります。
ガレキ問題に北九州で反対している中心だった、村上さとこさんの文章です。
 
----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

 

【私の知人も殺された衝撃。北九州市の暴力団「工藤会」トップ逮捕。】

米財務省をして「最も暴力的な組織」と言わしめ、全国で唯一「特定危険指定暴力団」に指定されている「工藤会」。
北九州市の市民を狙った複数の襲撃事件に関わったとして、そのトップが9月11日に逮捕されました。
北九州市の上空をヘリコプターが飛び交い、大変物々しい雰囲気だったようです。

私はその北九州市在住です。7年前に東京から転居してきました。
何も知らないとは恐ろしいこと。転居して間もなく、工藤会本部の真前に面した緑地にカブトムシを放ちに来たのですが、大勢の黒服に睨まれても「なんだろう」と呑気に思ったものでした。

2011年の3・11後、私は原発避難者のお話会を始め、環境省のがれき広域処理に反対。北九州市議会が全会派一致で受けいれに賛成する中、放射性物質を含んだがれき受入れ反対運動の中心にいました。環境省や搬出元の宮城県に交渉に行ったりと、多くの市民や弁護士、環境ジャーナリストとタッグを組んで動いていました。
その中で、北九州市漁業協同組合の組合長には何度も何度も「海を守るために受け入れに反対してください」とお願いに行きました。がれきの埋め立て地は海に面していたのです。自宅にも突撃訪問しました。

組合長は、私の訪問の度「あんたも頑張るねえ」と時間を取って話を聞いて下さり、個人的にはたいへん可愛がっていただいたと思います。市民の話を聞いてくれない市側に対して、漁協が市民との話し合いを持つよう説得、やっと市と交渉の場も実現しました。漁協は最後まで受け入れに賛成に立場を取らず、市長の漁協訪問も断っています。

昨年12月、この組合長は拳銃で撃たれ殺されました。それをニュースで知ったときの衝撃…。周囲から「何があるかわからないから距離を置いた方がいい」と強く言われ葬儀に出向くことは断念。その後、新たな組合長候補も銃撃されるという事件も続きました。

沿岸の埋め立てなどに絡み市からの漁業補償を長年得てきた漁協。
その利権に介入する暴力団。16年間前にも当時の組合長が殺されています。
がれき受け入れにも補償金が動いています。
なぜ北九州市議会だけが全会派一致で受け入れ賛成したのか。闇の世界。
地元の事情を知る人から「がれき問題には深くかかわらない方がいい」と忠告を受けたり、恐怖から反対運動から去っていた人がいたのも事実です。
がれき反対を訴えて出演したメディアに、横やりが入ることも度々でした。

でも、私にとっては、ただただ、この国の間違った政策や、市の行政が許せなかったのです。
今でもその気持ちはまったく変わりません。避難者の方たちが二重被ばくに怯える気持ちも痛いほどわかりました。
それだけに、このリアルな殺人事件が非常に大きな衝撃でした。

=========================================================


 

【10/11(土)『京都・避難移住フェス2014』 放射能なんか大嫌い!みんなの秋祭り♬】

 

    

 会場「京都・ひとまち交流館」大会議室(アクセスはチラシ画像で確認して下さい、最大300人定員)

午前と午後で入場は別になります。事前予約が必要なのは、午前の映画上映で、避難移住者のみです。
 

午前の部 「A2-B-C上映会&木下黄太ミニトーク」   

 映画「A2-B-C」は福島の甲状腺検査などについて、アメリカ人監督が現地で実態を取材したドキュメンタリーフィルムです。京都でも短期間の単館上映しかなかった為、今回、設定しました。僕が見て、この被曝問題を認識する為には、見ておいたほうが良いフィルムと判断しています(いろんな是非はともかく)。ご覧になっていない方は、どうぞ。一般でも、京都の映画館上映よりもお安く設定いたしました。    

       9:30受付開始 10:00上映開始 11:10上映終了 11:10から11:40 ミニトーク

       一般(予約不要)参加費 1000円 中学生以下は無料 

       避難移住者(予約申込必要)参加費 500円(予約がない方は一般扱いになります)


 避難移住者は、こくちーず申込かメール申込かいずれかの方法でお申込下さい。

予約方法1⇒http://kokucheese.com/event/index/212307/

予約方法2⇒「puchirita@mbp.nifty.com このアドレスまで、お名前と連絡先、合計人数(うち中学生以下のお子さんの人数)、参加者全員の氏名、避難元の自治体名をメール下さい。」

      

午後の部 「あきやまただしさん絵本ライブ&移住避難者による音楽コンサート」   

        13:00受付開始
        13:30音楽演奏開始
        14:20音楽演奏終了予定、休憩
               14:30あきやまただしさん絵本ライブ(15:30終了予定)

        避難移住者 無料(先着順、予約不要)
        一般  寄付(先着順、予約不要、お1人1000円からでお願いします)
        中学生以下は無料


 大人気アニメ番組『はなかっぱ』の原作者、絵本作家のあきやまただしさんが来場します。独創性あふれる絵本ライブです。オリジナリティあふれるパフォーマンスはお子さんにうけること間違いなしです。沖縄から、このために参加されますし、原発事故以降、最近では、沖縄以外では開催をしていなかった絵本ライブが、久しぶりに本土、近畿で見られる、レアな機会となります。

 そして音楽演奏、奏でるのは宮城と神奈川からの原発事故後の移住者。クラシック音楽のヴァイオリンと、伝承音楽のフィドルという日本で珍しいデュオです。トラディショナルな音楽のコラボに挑戦、中世のバロックから、素朴なダンス、モダンな響きまで、お子様と一緒に気軽にお楽しみください。



自民女性閣僚と写真、「ネオナチ」の正体。【京都・避難移住フェス 放射能なんか大嫌い!みんなの秋祭り】。

2014-09-11 15:00:18 | 福島第一原発と放射能

【10/11(土)『京都・避難移住フェス2014』 放射能なんか大嫌い!みんなの秋祭り♬】

詳細が固まりました。チラシは下記のとおりです(ご自由に是非拡散下さい)。

 原発事故から3年半が過ぎて、身のまわりを見つめ直してみませんか。避難した西日本から、新しい風を起こす為のイベントです。お子さんも楽しめて、いろいろ次へのステップを作る為に、きょうは一日、放射能が嫌いな人たちが、楽しみながら、過ごしてみませんか。だっげらいよんも登場するかもしれません。

 


 

【10/11(土)『京都・避難移住フェス2014』 放射能なんか大嫌い!みんなの秋祭り♬】

    

 会場「京都・ひとまち交流館」大会議室(アクセスはチラシ画像で確認して下さい、最大300人定員)

午前と午後で入場は別になります。事前予約が必要なのは、午前の映画上映で、避難移住者のみです。
 

午前の部 「A2-B-C上映会&木下黄太ミニトーク」   

 映画「A2-B-C」は福島の甲状腺検査などについて、アメリカ人監督が現地で実態を取材したドキュメンタリーフィルムです。京都でも短期間の単館上映しかなかった為、今回、設定しました。僕が見て、この被曝問題を認識する為には、見ておいたほうが良いフィルムと判断しています(いろんな是非はともかく)。ご覧になっていない方は、どうぞ。一般でも、京都の映画館上映よりもお安く設定いたしました。    

       9:30受付開始 10:00上映開始 11:10上映終了 11:10から11:40 ミニトーク

       一般(予約不要)参加費 1000円 中学生以下は無料 

       避難移住者(予約申込必要)参加費 500円(予約がない方は一般扱いになります)


 避難移住者は、こくちーず申込かメール申込かいずれかの方法でお申込下さい。

予約方法1⇒http://kokucheese.com/event/index/212307/

予約方法2⇒「puchirita@mbp.nifty.com このアドレスまで、お名前と連絡先、合計人数(うち中学生以下のお子さんの人数)、参加者全員の氏名、避難元の自治体名をメール下さい。」

      

午後の部 「あきやまただしさん絵本ライブ&移住避難者による音楽コンサート」   

        13:00受付開始
        13:30音楽演奏開始
        14:20音楽演奏終了予定、休憩
               14:30あきやまただしさん絵本ライブ(15:30終了予定)

        避難移住者 無料(先着順、予約不要)
        一般  寄付(先着順、予約不要、お1人1000円からでお願いします)
        中学生以下は無料


 大人気アニメ番組『はなかっぱ』の原作者、絵本作家のあきやまただしさんが来場します。独創性あふれる絵本ライブです。オリジナリティあふれるパフォーマンスはお子さんにうけること間違いなしです。沖縄から、このために参加されますし、原発事故以降、最近では、沖縄以外では開催をしていなかった絵本ライブが、久しぶりに本土、近畿で見られる、レアな機会となります。

 そして音楽演奏、奏でるのは宮城と神奈川からの原発事故後の移住者。クラシック音楽のヴァイオリンと、伝承音楽のフィドルという日本で珍しいデュオです。トラディショナルな音楽のコラボに挑戦、中世のバロックから、素朴なダンス、モダンな響きまで、お子様と一緒に気軽にお楽しみください。

 

主催「放射能防御プロジェクト近畿」  共催「放射能防御プロジェクト」 

後援「バンダジェフスキー講演プロジェクト」 「放射能防御計画」

=========================================================

 重要情報はメルマガのみ記載の場合多数。最新メールマガジン31号の内容です。 

【 私のまわりで、震災後からおき続けていること、突然死、死産、脳溢血 】  

【「今からでも東京から逃げたい」戦争を知る老母が願い続ける理由 】  

【 福島甲状腺ガン「報道ステーション」ディレクターの自殺について、具体的補足 】

 今から読みたいあなたは⇒http://www.hoshanobogyo.com/

 =========================================================

 「学生の頃、某自民党衆議院議員(故人)の国会事務所に学生秘書として勤務していたことがある。その時の仕事は、いろいろなルートでやってくる『面会依頼』を仮の日程表に漏れなく載せることだった。公設秘書がその日程表を見て、政治的判断で、誰を議員と会わせるかを決定した。つまり、誰彼なく面会する、ということはあり得ない、ということだ。ましてや、写真を撮るなんてことはなおさらで、撮られた写真がどう使われるかはわからないのだから、正体のわからない人と一緒に写真に収まる、なんてことは、絶対になかった。」

 僕の友人、元政治家の話です。安倍政権が女性閣僚を多くしたから、支持率が上がるという報道を見て、日本人の大半はバカだということがはっきりと分りますが、その中でも顕著におかしな話となっているのは、ネオナチ的な言説をおこなっている団体の代表と高市総務大臣や稲田政調会長が仲良く写真におさまっていた話です。

欧米メディアは一斉に報じています。ガーディアン紙より。写真も掲載されているようですね。

http://www.theguardian.com/world/2014/sep/09/neo-nazi-photos-pose-headache-for-shinzo-abe

これは、ナチス・ドイツの「かぎ十字」も出している「国家社会主義日本労働者党」です。http://www.nsjap.com/jp/index.html

 欧米から見たら、「ネオナチ」というカテゴリーに入ってもおかしくはない団体でしょう。その実体はともかくとして。

 ここの代表、山田一誠氏は、オウム事件の頃に、僕はこういう主張をしている団体があることは知りました。たしかオウム側にも何らかの形でリンクしたグループです(地下鉄サリン事件後の話ですから、事件には無関係)。僕自身は彼とは直接、対面で話はしていませんが(一度くらいは電話取材したかもしれませんが。。。)、山田氏が出版も含めて、いろんな展開していたのは、当時はよく知っています。

その後、宮崎学氏VS上祐史浩元オウム幹部の対談本も出しました。

 またその正体がオウム信者ではないかと取り沙汰された、河上イチロー氏の本も出版しています(この辺は故・御堂岡氏も詳しかった筈、生きていたら電話で今頃長時間、僕と話していた気がします)。

 主張の是非はともかくとして、当時のいろんなパフォーマンスから、ちょっとした業界著名人と僕は認識しているのが、この山田氏です。ゆびとま事件後に、プロレス雑誌『ゴング』の日本スポーツ出版社で代表取締役も一時していたようですね。なるほど。

 そういう団体であることを「まったく知らなかった」というのが、大臣や政調会長の言い分ですが、そんなことが本当にありえない話であることを、世の中の方には再確認してほしいと思います。僕の友人の元議員秘書の話からも、わかります。少し調べたら、分るレベルと言うことです。そんな最低限の確認もしない秘書しかいないのが、総務大臣や政調会長になる政治家の事務所というなら、あたりまえの政治活動が何故できているのか、不可思議に思いますね。

 ちなみに稲田政調会長は、統一教会系の団体で、挨拶されている様子をご自身のホームページに掲載されていることも簡単に確認できます。まあ、脇は相当に甘い女性政調会長のようですね。

http://www.inada-tomomi.com/katsudou/k_200911.html

 こういう女性議員達を、閣僚や党幹部に祭り上げるのが、原発再稼動を推進する自民・安倍政権ということです。それは、まあそんなレベルの内閣だとは、普通に思いますが、これを支持する人が過半数を超えていくのが、日本国民のレベルということです。欧米の常識ある人からは、日本人が相当にバカにされるとは思います。

愚鈍。

 しかし、この日本国民のリアルを再認識することが、貴女に大切だと僕は思います。

 



「逃げてください」自殺した報道ステーションのディレクターが、原発事故直後2011.03.13に書いたブログ。

2014-09-10 00:00:00 | 福島第一原発と放射能
 
 僕に情報提供がある方は、nagaikenji20070927@yahoo.co.jpにメールして下さい。意味があれば、お電話などでも対応いたします。 

=========================================================
「つぶやきいわぢろう」というブログで、自殺した『報道ステーション』ディレクターが原発事故直後に書いていた内容だそうです。2011/03/13の日記です。
http://blog.iwajilow.com/?eid=1070901

=========================================================
 
「逃げてください」
 
福島の原発が爆発しました。
この爆発はすいそ爆発ということで間違いないようです。

しかし、現在の原発の置かれている状況については
保安院の言っていることと
原発反対派の人がいうことは大きく違っています。

保安院は「放射能はコントロール下にある。安全を配慮して
20キロに避難を広げた」としています。

しかし昨日、話した原発反対派の学者さんは
「すでにメルトダウンが始まって手のつけなられない状態。
安全を確保するには20キロとか30キロ避難ではなく
200キロ、300キロといった避難が必要」と話していました。

また「スリーマイル島より下のレベルの事故」と言っていましたが
別の原発反対派の人は
「チェルノブイリよりは下だがスリーマイル島の事故よりひどい。
史上2番目に酷い事故が起きたてしまった」と言っています。

しかし電力会社も「想定外」と言っていますが
使用済み核燃料は1000年単位での管理が必要なわけですよね。
まだ原発ができてから50年と言ったところです。
電力会社の言っていること信じられますか?

昨日話した学者さんはこう言っていました。
「もう、逃げるしかありません。逃げてください」
==========================================================

 僕はこのときは、米軍が80キロでラインを引いた為、報道機関は100キロは最低は下がらないと駄目だとかんがえていましたし、チェルノブイリの地図を確認して、250キロ圏内は汚染危険が高いと判断し、東京まで、210キロ程度だったので、「更におきたらアウト」と判断していました。

 僕は福島どころか東京が厳しいと感じていました。

 この亡くなったディレクターの方の情報源とは異なりますが、こういう情報判断は、当時は一定レベルの人は、メディア関係者は出来たと思います。

 この方もある判断をしていて、組織の中でいろんな葛藤をしながら、報道してきたのだろうと思います。

 その彼が、そうではないのに、謀殺されたかの言説を公に言い続けることは、彼に対する冒涜でもあると僕は思います。

 反原発にしろ、被曝回避にしろ、今回の「報道ステーション」ディレクター自殺案件で、謀殺を匂わせるニュアンスを書いている人たちは、人間として最低限の確認もしないし、きちんとした対応をしない人が多いとは認識しました。

 そして本人のある言葉がどういう背景でのどういう発言かもわからないまま、謀殺説を平気で垂れ流している人は、相当数に上っています。彼らの時代的気分、自分の立場からの感覚優先で、現実でないことが拡散しました。
 彼の知人関係者の中には、頭のおかしい妄想に呆れて、僕も書かないようにしていた、彼の自殺の背景として推測するに足る個人事情を一部、公にされた人もいます。こんな状態は本来おかしいですし、更に、この個人事情をフェイスブックなどで拡散している人間がいるのも読みました。その拡散は、正気とはとても思えません。個人の自殺で、まわりがその個人事情をあきらかにしないとならないほど、ネットでの妄想が伝播しています。
 
 しかもそれが、原発事故の裁判での福島の関係者や著作を出している元外交官にまで及んでいるのを見ると、本当にどうしようもないと思います

 こういうどうしようもなくて、駄目な人間達が多くいることを改めて実感しています。

 断言しますが、そういう連中は、彼の死を弔っているふりをして、自分達の活動の拡大のため、自己顕示欲の為、あらぬ妄想を拡散させているだけです。

 人間として最低。こういう輩が、反原発サイド、被曝サイドにも、一定数はいることを本当に悲しく、不快に思います。

 そして、大手メディア(例えばフジテレビの「とくダネ!」)などは、デング熱関連で公園閉鎖を、政府が反原発デモなどの開催を抑えようとしているのだとするネットの話を「陰謀論」として、バカにしています。ディレクターの死を隠す為に、デング熱騒動がおきているというようなネットの話も踏まえて、そうした馬鹿にする対応が、社会からはおきています。こんな馬鹿な妄想を言い続けたら、体制側はそういう反応をするのは、あたりまえです。僕からすると。

 被曝や原発に関して、反対し続けている人々の、人間としての資質が相当に疑われる話です。僕は、どこまで落ちていくのか、信じ難い思いで見ていますし、こうした人々が被曝回避ということについても、本当は、ずれているのではないのかと思っています。

 汚染地である福島や東京から、こういう言説を発信している人が圧倒的多数なのも、間違いないですし。そういう汚染についての感覚のおかしさが、反映している気もしています。
 
 いずれにしても、意識のあるテレビ関係者が、原発事故の重大性を認識して、仕事で可能な限り努力していた。そして、その仕事とは違う事情で、精神的に追い詰められて、自殺する結果となったこと。これは、汚染している東京で、まともに戦っても対応できる限界についても、実は教えてくれる結果になったなあと僕は感じています。

 しかし、彼の「逃げてください」は主に福島に向けられた言葉なのでしょうが、僕はこの時は、東京が危ういと感じていましたし、その感覚で今も行動しています。
 
 「逃げる」という主張は同じでも、その程度の捉え方の差は、実は本質的な違いであるのかもしれません。

===========================================================

重要情報はメルマガのみ記載の場合多数。最新メールマガジン31号の内容です。

【 私のまわりで、震災後からおき続けていること、突然死、死産、脳溢血 】 

【「今からでも東京から逃げたい」戦争を知る老母が願い続ける理由 】 

【 福島甲状腺ガン「報道ステーション」ディレクターの自殺について、具体的補足 】

今から読みたいあなたは⇒http://www.hoshanobogyo.com/

============================================================

 福島県知事選挙。民主党が、佐藤知事の後継として、内堀副知事擁立を固めている模様です。自民安倍政権は、滋賀に続いて連敗し、原発に関して騒がれたくない為、党本部は相乗りする模様です。県連は、ほったらかし状態ですね。まあ、今までどおりの福島県対応が選挙前に固まる構図ですね。 


最低です。


写真週刊誌『FLASH』回収の背景、その唖然とする事情。東京の専門病院、血液像(好中球)検査の対応報告。

2014-09-09 13:11:23 | 福島第一原発と放射能

 横須賀講演のアンケートよりお伝えします。アンケートの文章を一部手直しして、お伝えします。

============================================================

 今日はお忙しいなかありがとうございました。改めて気を引きしめて行きたいと思います。

 9/1、 1年ぶりに東京の甲状腺専門病院に行きました。その時に「1年前と同じ検査内容でお願いします(その時、好中球も追加してもらいました)」と伝えたところ、先生より「好中球は必要ないと言われているので不必要」と言われました。
1年前9才だった子どもの好中球は約1000位だったので、必ずやってもらうつもりで行きましたので、院内を2、3たらい回しされ30分かかってやって(遠方から来てもらったから今回はOKと言われた)血液検査とエコーをしてもらい、数値も大丈夫でした。
(好中球は2000になっていました)。
 1年前の病院の状態(患者数、対応)も変わり、スカーフをしている人、ガーゼを当てている人が多かったです。私の通える範囲ではこの病院位しか知らないので、仕方ないですが来年も行くつもりです。病院側にお触れが出ている様な感じがしました。これもまた仕方がないのでしょうか。今日は本当にありがとうございました。

----------------------------------------------------------------------------------------------------

 

わかりやすかったです。ウクライナの人たちは、今の情勢を考えると二重の(もっと?)被害者なのですね。フクシマの人たちも同じような目に合わされていて(国から棄民されている!)、でも関東圏に住む私たちも全く同じ状況にあるのだと気づかされました。
改めて私に…私たちに何ができるか考えていきたいです。

============================================================

 このアンケートの答えを見ていると、情報的な話も多いので、また別途、お伝えします。甲状腺の専門病院に関しては、その対応が首都圏で気になっている方が多いと思います。ただし、人によって病院の対応は一般的に千差万別になりますし、その対応に関しても違いがでます。こういうこともあったという程度で判断しないとなりません。しかも、病院の医師によって、更に対応が変わる場合も多いですから。こういう感覚を抱いた方がいたという程度の参考情報として、確認をされて下さい。

 横須賀の講演会に関しては、ウクライナ報告も同時に行っている為、長時間に及びました。通常の講演会とは違うパターンになったと思います。こうした状態をはじめて聞きに来られた三浦半島周辺の方が多く、そうした方たちに少し通じているのは、ほっとします。

 

============================================================

重要情報はメルマガのみ記載の場合多数。最新メールマガジン31号の内容です。

【 私のまわりで、震災後からおき続けていること、突然死、死産、脳溢血 】 

【「今からでも東京から逃げたい」戦争を知る老母が願い続ける理由 】 

【 福島甲状腺ガン「報道ステーション」ディレクターの自殺について、具体的補足 】

今から読みたいあなたは⇒http://www.hoshanobogyo.com/

============================================================

《写真週刊誌『FLASH』回収に関して》

 この『FLASH』の当該号に、報道ステーションディレクターの自殺に関しても触れているが、内容は古館キャスターなどについて書かれているテレビ記事が出ているので、これを一般に読ませない為に、回収が仕組まれたという類のウソ話を流布しようとしている状況がまたしてもあるようです。

 こうしたことに近い話を、そこそこ著名な、著作も出している元外務省官僚が、しかも複数人、確認せずに言い出してもいるようです。表紙は下記の写真なので、そう思っているのでしょうか。。。噴飯物なんですけど(笑)


 しかし、業界内部や『FLASH』関係者に聞いても、全く違う話しかありません。複数確認が終わったので書いておきます。

 この号に、最近話題のアメリカの女優やタレントなどの流出画像が掲載されています。ネットからパクリで転載していて、それもまずいのです。そして、その画像掲載で、アメリカから被害者の著名人から訴えられる想定もできておらず、訴えられたら、巨額の賠償金支払いとなる可能性に、後から気がついて、慌てて回収しているそうです。

 レベルが低すぎて、これ以上は、話もしたくありません。この雑誌は、長年まともな取材記事が殆どなく、おそらくここ10年以上、袋とじだけで食べているような写真誌と僕は思っています。こうした写真誌が、極秘情報を掲載しているのを潰す為、陰謀で回収されることなど、まったくありえません。まともな業界人なら常識です。

 はっきり言って、編集部レベルがとことんまで、低くなっていて、最低限の防御も成立しなくなっている模様です。唖然とします。いくら売れなくなっている週刊誌業界。おわっている出版界とはいえ。

 「日本の週刊誌、東京の週刊誌が終わっているということが、また分っただけですよ。」週刊誌業界歴がとっても長い僕の知り合いは自嘲気味にそう話しました。

 まあ、被曝している東京では、こういうありえないミスが平然と起きてもおかしくありませんが。チェックしている人たちがボーっとしてチェックしていないのでしょうが。。。

 

 それなりの著作も出されていて、ネットでも一般でも少し知られている専門家の人(僕が見たのは元外交官2人)が、ほかの事であまりにも間違ったことを言うと、ご自身が常に言われている内容まで疑われますので(僕はそう感じていますよ)、きちんと考えて、書かれた方が良いと思いますよ。

 

===========================================================



自殺は謀殺、隠蔽目的でデング熱をでっち上げたとまで言い張るネットの人々、その妄想と頭の悪さ。

2014-09-08 03:33:46 | 福島第一原発と放射能

============================================================

重要情報はメルマガのみ記載の場合多数。最新メールマガジン31号の内容です。

【 私のまわりで、震災後からおき続けていること、突然死、死産、脳溢血 】 
【「今からでも東京から逃げたい」戦争を知る老母が願い続ける理由 】 
【 福島甲状腺ガン「報道ステーション」ディレクターの自殺について、具体的補足 】

今から読みたいあなたは⇒http://www.hoshanobogyo.com/

============================================================

 

「報道ステーション」のディレクター自殺に関して、まだ謀殺と言ったり、それを隠す為に、デング熱騒動をでっちあげていると、そんなふうに言いつづけているインターネットの輩が一定数はいます。

そういう輩のうちの1人が、僕の講演会に来て、そのことについて質問を何かした訳でもないのに、僕が殺人を隠蔽しようとしているかのごとく吹聴している記事も読みました。

あまりのレベルの低さに気分が悪くなります。

許しません。こんな輩は。

いいですか、例えば、警察の確認捜査は、自殺現場に使われている資材が、だれがいつ購入しているところまで、おこなっています。

そうした確認が、この案件でも二重三重に行われていて、今回はそうした購入を本人がしたことも確認されています。

また、本人が遺書を残していることも聞いています。

いいですか、ネットの妄想を書き散らかす、匿名の頭のおかしい人々と違って、僕はこの案件は、できるだけの確認作業はしました。実際の作業レベルが全く違います。

そして、この事案は、他殺を裏付ける証拠は何もありません。

しかも、自殺に至る個人的な事情があり、そのことは、僕は取材して知っているけれども、個人のプライバシーだから、書けないと言っています。こんなことは、あたりまえの話です。

こんなあたりまえのこともわからない、頭のおかしい人が、脱原発とかいくら騒いでも、通常の意識にある人は相手にしません。

いいですか、こうした妄想癖が強い人は、被曝回避や脱原発サイドに本当にいたら、迷惑以外の何者でもありません。こんな程度のバランス感覚もない人は、どのような社会でも、あたりまえのレベルの社会的存在の人間ではありません。

酷すぎます。

その上で、デング熱も、この事案が他殺である疑いを隠すために、政府がでっち上げたことだとまで、言い出している始末。

過去の海外感染のデング熱の感染者数と、今回の国内感染者数が、意味合いとしてまるで違うというような基本的概念さえも、こういう頭のおかしい人々は理解しません。

あまりに低次元の妄想は害悪でしかありません。しかも妄想の質が悪すぎて、頭も相当に悪いとしか思えません。

 

横須賀の講演は、主催者の期待以上に人が集まって、設定定員100人以上となり、いろんな反応からも、開催してよかったと先ほども言われました。アンケートの意見もきちんとしたものがほとんどです。

名古屋講演は満員ではありませんでしたが、当日参加が多くなって想定は上回り、これも初めての方も多く参加されていて、基礎と銘打った意味はすこしはあったのかなと思っています。

そして、そういう参加者の大半はまともな受け応えの人です。名古屋講演後に、残った方で懇親会は開催しましたが、報道ステーションの話もでましたが、皆さん、自殺を前提に話をしているだけです。このアンケートも、初心者的ニュアンスは多いだけで、おかしなものは圧倒的に少ないです。

そういうごくあたりまえの反応が被曝回避を懸念する人の中でも多数です。

 

それと違って、おかしな妄想を抱いて、勝手な話を、突然言い出すネットの人々は、現実ではかなり少数なのです(圧倒的少数です)。しかし、その少数が声が大きいケースが多く、しかもあまりにおかしい話をネットで続ける為、耳目をひきやすく、それがまともに対応し考え活動する人々の大きな阻害要因にネット上でなっているのが現実です。

この3年以上、こうした頭のおかしい人たちに、ネットで妨害をされ続けることの方が、推進側からの状態よりも、活動にとって、遥かに大きな阻害要因となり続けていることは、本当に絶望的な感覚ばかりします。

僕は辟易しています。

こういう狂気は、インターネットというツールがなければ、露呈しなかったり、相手にされないまま完全に終わる話でしかありませんでした。過去は。しかし、ネットというツールがあるために、こういう他人が知る必要もないし、知りたくもない狂気が、感知されるのがこの時代です。これは、何の生産的効果はなく、世の中をマイナス方向に導く度合いが強まるだけのものでしかありません。こんな馬鹿げたことが日本でおこり続けていることに、僕は諦念しかありません。

 

本当に酷すぎます。

 

 


大垣市で多発する子どものアレルギー性結膜炎に注意せよ! だっげらいよん【 種 】。本日は名古屋講演。

2014-09-07 03:09:23 | 福島第一原発と放射能

  横須賀講演は、100人を優に超える皆さんがおいでになりました。主催者は、50人集められるかなと不安でしたが、その倍は集まりました。関係者も努力されましたし、横須賀、三浦半島の地元にいる意識のある方が参加者のうちの多数であったのも好ましいとおもいました。

 おそらく被曝問題に関して、最近何か分った人も多く来ていて、いろんな新しい気づきもあるようです。

こういう手がかりから次につながるといいですね。

 また、少人数設定の東京ミーティングは、後の横須賀日程の為、2時間限定となりましたが、「裏話」が相当出来たような気がします。メールマガジン読者対応の為、ブログには書けないことを、そもそも、メルマガとしていて、更にその補足を、みなさんと直接会って、お話しする趣向とお考え下さい。 

============================================================

重要情報はメルマガのみ記載の場合多数。最新メールマガジン31号の内容です。

【 私のまわりで、震災後からおき続けていること、突然死、死産、脳溢血 】 
【「今からでも東京から逃げたい」戦争を知る老母が願い続ける理由 】 
【 福島甲状腺ガン「報道ステーション」ディレクターの自殺について、具体的補足 】

今から読みたいあなたは⇒http://www.hoshanobogyo.com/

============================================================

こういう話が大きく伝えられ始めています。

《岐阜県大垣市と羽島市の児童や生徒430人が3日に目のかゆみや充血などを訴えた問題で、県は4日も、4市町の42小中学校に通う計2150人が同様の症状を訴えたと発表した。2日間で延べ2580人に上り、県は「イネ科の花粉によるアレルギー性結膜炎の可能性がある」としている。》(『朝日新聞』http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140904-00000034-asahi-soci)

この件は、実は、僕が2011年から気にしている話です。

2011年にも、9月におきています。

 勿論、この地域のイナクサ、改良した「ハツシモ岐阜SL」が原因と推測するのが、まずはポイントだと考えていますが、これが拡大化する原因の一つとして、被曝影響も考慮すべきではないのかという推測をずっとしています。

 

過去の僕のブログ記事をお読み下さい。

============================================================

2013/03/12のブログ記事

http://blog.goo.ne.jp/nagaikenji20070927/e/8416476d8b883b7f73b67ce084922af0

『一週間ほど前に岐阜新聞(これは2011年の9月)で、養老、大垣あたりで目のかゆみ、アレルギーの症状を訴えて、今どのくらいのものか調査中とありました。その数日後は西濃地方で数百人単位になっていると新聞報道がありました。そして今日9月7日、「岐阜市羽島市に拡大」と新聞記事にありました。児童生徒や学校教職員らが目のかゆみや、じんましんなどのアレルギーのような症状を訴えた問題で、西濃は全11市町1848人だそうです。岐阜圏域でも岐阜市と羽島市の19小中学校で児童、生徒が同様の症状を訴えてるそうです。岐阜市教育委員会学校保健課は「空気中に特異な化学物質は観測されておらず、眼科医との相談からイネの花粉が拡散したと思われる」としています。西濃地域の詳細は、大垣市1116人、安八郡安八町226人、同輪之内町109人、海津市106人、揖斐郡大野町91人、安八郡神戸町83人、養老郡養老町48人、不破郡垂井町34人、揖斐郡揖斐川町23人、同池田町8人、関ケ原町4人。』(この文章の紹介は、既に2011/09/07のブログ記事http://blog.goo.ne.jp/nagaikenji20070927/e/17858259ffb56e55b2e7e966b8b4f855で気になるという形で紹介しています)

 イネのアレルギーはこの一帯でのみ広がりました。通常、ふつうにあるイネで、なんでこんなにアレルギー拡散をする理由が分かりません。僕はずっと、疑っています。人体に影響しうる軽い初期被曝がどこまであったのか、そのエリアの広さを確認するうえで、この話を何回も考え直しています。

============================================================

2013/04/04のブログ記事より

http://blog.goo.ne.jp/nagaikenji20070927/e/18f121f932a1efa69eedb2cf74a27bd8

 2011年の夏には「今までに見られなかった重症な花粉症を起こしている人が大勢病院に殺到」というニュースがニューヨークでテレビで流れていたことも興味深いです。

 西濃地域の突如おきたイネの花粉が原因とみられるアレルギーが児童に多発したニュースとニューヨークでのこの重症な花粉症多発のニュースが、何か似ているような気がしています。時期は同じ2011年の夏。西濃地域の話について、次のような話もその後、届いておりました。

-----------------------------------------------------------------------

 岐阜県西濃地域の児童のアレルギーの件を書かれていましたが、フクイチの放射性物質のほかに、ひとつ気になっていることがあります。

このあたりで作られているお米「はつしも」が改良されて平成22年度(2010年度)から、すべての「ハツシモ」は「ハツシモ岐阜SL」に代わりました。戻し交雑という方法で改良されたそうです。
「ハツシモ」はかなり限定された地域で栽培されていて、その地域がこのアレルギーが出た地域とほぼかぶっているのです。
ですから、米花粉のアレルギーの可能性が強いのではと私は思っています。

-------------------------------------------------------------------------

 この西濃地域の児童のアレルギーは2010年には多発しておらず、2011年夏に多発したことから、僕は微量の放射性物質の降下による免疫低下を疑っています。しかし、ほかの地域では聞かれなく、どうしてここだけとずっと考えていましたが、微細な品種改良が、それに影響があるのかもしれません。しかし、そうした微細な影響も、本来の免疫状態であれば、響くほどの話ではないのかもしれません。改良品種に切り替えた、事故前の2010年には特におこらず、事故後の2011年の夏に、アレルギー症状が多発したのが、僕が疑いを深めているポイントになります。

 西濃地域も土壌汚染が極めて確認しづらい地域です。数Bq/kg計測できるのかどうかという次元です。そうした汚染が極めて軽微な日本のエリアとニューヨークで、似たような現象が、同時期におきていることを訝しく思います。

============================================================

大垣でおきているイネのアレルギーについても話します。当日席あります。

 きょう午後 【9/7(日) 木下黄太講演 IN名古屋】

 福島第一原発事故から三年が経過した2014年の夏、改めて「放射能防御の基礎中の基礎」について語ります。

 13:30開場 14:00開演

 名古屋市女性会館 視聴覚室 (イーブルなごや 中区大井町7-25 地下鉄「東別院」1番出口徒歩3分 )

申込&詳細⇒http://kokucheese.com/event/index/191843/

問い合わせ nagoyanonuke@gmail.com

そして、だっげらいよんも、被り物で登場予定。

============================================================


避難移住応援キャラ、だっげらいよんとだつるは此処でも読めます。⇒⇒http://ameblo.jp/shibazakitoshie/




昨夜運転中、目黒通りの東京バレエ学校前で倒れている人の救急救命活動を、又もや僕が目撃する東京リアル。

2014-09-06 01:23:12 | 福島第一原発と放射能

 

最新メールマガジン31号の内容です。

【 私のまわりで、震災後からおき続けていること、突然死、死産、脳溢血 】 
【「今からでも東京から逃げたい」戦争を知る老母が願い続ける理由 】 
【 福島甲状腺ガン「報道ステーション」ディレクターの自殺について、具体的補足 】

今から読みたいあなたは⇒http://www.hoshanobogyo.com/

=====================================================

きのう夕刻、突然、人が倒れるという事象を、僕自身が目撃するという東京リアル。

こういう事象を目撃したことを、ことしの2月にブログで写真のみ、簡単にお伝えしました。

そして、メルマガにも次のような記事を書きました。

=========================================================


【僕自身も目撃の恐怖、東京や首都圏で突然倒れる人々に遭遇する現実をどう考えるか】

この話はまず、僕のブログ記事に掲載している写真を確認して下さい。
写真はこちらです↓
http://blog.goo.ne.jp/nagaikenji20070927/d/20140218
きのう夕刻、突然、人が倒れるという事象を、僕自身が目撃するという東京リアル。

これは、2/17の夕刻に目撃しました。麻布十番付近です。僕が人が突然倒れたことを目撃したのは、人生で二回目ですが、屋外や公共空間では初めてです。
驚いたのは、車に乗っていて、停車中に、四車線道路で、反対側にあるコンビニの前あたりから、突然にどすんと音がして、それが車内で窓を閉め切っている僕にもはっきり聞こえてきたことです。
それだけ、突然倒れた状態。ゆっくりと崩れるように倒れていたら、気がつかなかったと思います。
倒れたのは、高齢まではいかないですが、年配のご婦人。コンビニの前、歩行者がいる場所なので、わさわさと人が集まり、倒れた人は、口をパクパクさせている状態なのが、遠目にもはっきりと分かりました(以前は、建物内で、人が
失神したケース、そういう体質の方のケースのみしか知りませんでした。しかもすぐに回復しています)。

僕は3.11以降、都内で車に乗ることはかなり減っていて、去年はおそらく10日間くらいしか車で都内をうろうろしていないと思います。そうした感覚からいっても、こんな光景を目撃するとは思いませんでした。
チェルノブイリで、「乳搾りしていたら逝った」「バス待ちをしていたら逝った」「鉄棒していたら逝った」という話は聞いていますが、そういう感覚と近いような事象、コンビニの前で歩いている人が突然倒れるということに遭遇した訳です。

この話を今は都内在住の女性と話しました。
するとこういう返事が返ってきました。
「木下さん、私は初期被曝していないのに、1年前に東京に戻ってきて、なのに身体症状もいろいろと出ているじゃない。だから、東京での移動も、多くの人と接触する可能性がある電車は出来るだけ避けているから、あんまり乗らない
の。月に二回くらいしか乗らない。一年で二十回くらいしか。でもね、それで2回、電車内で人が倒れて搬送されるのを目撃しているよ。」
相当な確率です。
「それが搬送されている人が2人とも若いの。一度目は、去年の1月ごろ、20代の男性でした。帰国したばかりだったら、なんなのこれはとびっくりした。」
「2度目は夏前、たしか7月ごろ。これはさっきの男性よりは少し上かもしれない。それでも30代くらいの男性。」
「二人とも、中肉中背で、見た目からでは、何か危険因子がわかるタイプではなかったです。で、本当に怖いんだけど、あの時搬送の状態から考えると、2人とも亡くなっていると思うの。ただ、電車内で急病人が出ているだけではなく
て、亡くなっているところまで、おきているの。」
「ほんと怖いよ。だって東京で会社勤務している時、毎日さんざん満員電車に揺られて通勤している時には一回も見ていないことが、原発事故後に帰国して、恐々東京に住むようになってから、1年間しか経っていなくて、それで20回くら
いしか電車に乗っていなくて、2回も目撃したんだよ。この頻度はありえないよ。」

僕もそう思います。
こうした電車内や公共空間で人が突然倒れることを遭遇する話が、首都圏で増えているというのは、ネットで多く語られていますが、それが本当におきていることなのか、作話なのかを疑っている人も多かったのかもしれません。

しかし、僕はこうした話が多岐なシチュエーションで報告されていることを考えると、これは現実におきているからそのまま報告されていると考えるのが、妥当と思います。
こういうフェイクを多様に創作できる人はそんな多く今の日本にいるとまず思えません。
状況描写などを創作したりする能力や考え付くことそのものがそもそも出来ない人が多いですから。
だから、突然人が倒れることに遭遇する頻度が高まっていると解釈するのが妥当だと思います。
僕や彼女が遭遇した事例も。

こうした被曝エリアでの突然死危険を指摘し続けた僕自身が、路上で突然倒れた人を目撃し、それをリアルに撮影迄おこなえていることが、事態の全体的な進捗を示唆しているのではないかと考えています。


あなたも、本当に注意をなさって下さい。
============================================================

なんでこのことを確認していただいたのか。実は。。。

僕は東京で車を運転しているのが、きのうまでに、今年になってから、併せて一週間位しかありません。それも一日に、1時間程度移動し、所用が終わると1時間程度運転して、戻るだけです。

にもかかわらず、きのう9/5の23時15分頃に、目黒通りの東京バレエ学校の正面に救急車が来ていて、路上で倒れている方の救急救命活動をしている状況を目撃しました(深夜の為、撮影はしていません)。

警察官も2名臨場していて、その横で、消防隊員が作業している様子です。

東京で2011年まで20年以上は車を運転していましたが、一度も、運転中の目撃はありません。

こうした路上で倒れている人の救命活動をしている事例を、運転中に目撃することが、今年になって、僕は2回目ということです。

幾らなんでも、この頻度は、おかしいと直観的に思います。

===========================================

事前予約は満員、当日席を10席増設(先着順)。

本日【9/6日(土) 木下黄太 講演 IN 横須賀】

 横須賀文化会館 中ホール

18時半受付/19時~ 21時半。 

詳細情報の確認⇒http://kokucheese.com/event/index/208372/ (こくちーず予約申込は終了、当日は先着順です)

============================================================

 大垣でおきているイネのアレルギーについても話します。

 明日 【9/7(日) 木下黄太講演 IN名古屋】

 福島第一原発事故から三年が経過した2014年の夏、改めて「放射能防御の基礎中の基礎」について語ります。

 13:30開場 14:00開演

 名古屋市女性会館 視聴覚室 (イーブルなごや 中区大井町7-25 地下鉄「東別院」1番出口徒歩3分 )

申込&詳細⇒http://kokucheese.com/event/index/191843/

問い合わせ nagoyanonuke@gmail.com

 

 

 


学校汚泥の除染を見た後に、足に紫斑ができた小学一年生は、明日開催、横須賀講演主催者のお子さん。

2014-09-05 07:45:33 | 福島第一原発と放射能

 

「学校敷地内汚泥をブルトーザーで除染中に、当時小1の子と短時間一緒に近くで見ていたら、
数日後に、両足のひざ下に、紫斑ができ、腫れて痛くて歩けなくなった、という感じです。
幸い、1週間後に良くなりました。」

横須賀講演の主催者のお子さんにこういう事象がおきていたそうです。

こういう事象がおきているから、よりシビアに状況を受け止めていることになってくるのだろうと、僕は感じます。

横須賀講演は、設定定員に達した為、予約は締め切りましたが、お問い合わせも多いため、急遽椅子を10席程度は増設し、当日対応もするそうです。

=========================================================

事前予約は満員、当日席を10席増設(先着順)。

 

明日【9/6日(土) 木下黄太 講演 IN 横須賀】 

 

  横須賀文化会館 中ホール 

 

   http://www.yokosuka-bunka.info/culture/bunka_about.html 

 

   18時半受付/19時~ 21時半。 

 

  詳細情報の確認⇒http://kokucheese.com/event/index/208372/ (こくちーず予約申込は終了、当日は先着順です)

============================================================

 

 放射能汚染防御の最前線、名古屋で開催! 

 

明後日 【9/7(日) 木下黄太講演 IN名古屋】

 

福島第一原発事故から三年が経過した2014年の夏、改めて「放射能防御の基礎中の基礎」について語ります。

 

13:30開場 14:00開演

 

名古屋市女性会館 視聴覚室 (イーブルなごや 中区大井町7-25 地下鉄「東別院」1番出口徒歩3分 )

 

申込&詳細⇒http://kokucheese.com/event/index/191843/

 

問い合わせ nagoyanonuke@gmail.com

 

==========================================================

 

本日配信メールマガジン31号の予定内容です。

【 私のまわりで、震災後からおき続けていること、突然死、死産、脳溢血 】

 

【「今からでも東京から逃げたい」戦争を知る老母が願い続ける理由 】

 

【 福島甲状腺ガン「報道ステーション」ディレクターの自殺について、補足 】

今から読みたいあなたは⇒http://www.hoshanobogyo.com/

=======================================================

 

  、 




【速報】 福島県の佐藤雄平知事が、県知事選挙に不出馬を表明。後継候補は未だに確定せず。

2014-09-04 14:28:28 | 福島第一原発と放射能

十月二十六日投開票と、来月に迫っている福島県知事選挙。

いろんなことで問題が多いと僕らが認識していた佐藤福島県知事は出馬しないそうです。

この県知事選挙、自民県連が元日銀福島支店長の鉢村健氏を立てていますが、党本部との意思疎通が微妙です。

また、元宮古市長の熊坂義裕氏らも出馬を表明しています。

しかし現職の後継候補が、一ヶ月半くらい前にも固まらない異常事態が、福島の本質ということです。

なんかどうしようもありません。

 


「報道ステーション」ディレクターが、福島甲状腺関連報道が原因で謀殺されたということはありえません。

2014-09-04 02:54:23 | 福島第一原発と放射能

毎週金曜夜配信! 木下黄太メールマガジン第30号。

【 子どもが腺腫様甲状腺腫と診断された時、東京の有名甲状腺専門病院で院長はどのように説明したのか 】

【「自己実現のために、被曝回避活動を利用する人々からどう逃れるのか」 真夏の大放談(5)】

今から読みたい方は⇒http://www.hoshanobogyo.com/

=======================================================


きのうから、この件に関して、遠隔地から電話で可能な取材は続けています。

いろんな関係者に、話できていて、最低限の状況は見えていると思います。

「報道ステーション」ディレクターの自殺に関して、彼の個人的事情が、自殺の背後にある可能性が高まっていることが分りました。具体的に細かい状況も分っていますが、それ以上は、個人のプライバシーに関わるので言及できません。

この個人的事情も不可解な要因はありますが、これについてはとりあえず言及はできません。

勿論、自殺に関しては、その真意を確認することはそもそも難しいです。ですが、いろんな要因の中で、個人的事情が要因として最も大きいと推測するに足る具体的な情報が複数の信頼できる情報源からあります。

勿論、自殺は最後は心の問題なので、心理的なことは、一定程度は、ブラックボックスですが。

ただし、間違いなく言えることは、福島の甲状腺関連の報道をしたから、原発取材を熱心に続けたから、彼が謀殺されたとするネットでの陰謀論は、全く可能性はありません。

こうした情報を根拠なく拡散しているFacebookやツイッターの輩は、人間としてクズだと思います。最低の輩です。こういう連中は、本当に嫌いです。圧倒的に多い、こういう話を読んで、気持ちが悪くなりました。

僕は、彼のことは直接知りませんし、彼の甲状腺関連の報道内容にシンパシーが強い訳でもありません。特に何もありません。そこは、フラットです。

その僕の立場から見て、彼の死を、謀殺に仕立て上げたいネットの人々の病は尋常ではありません。

こういうことを心で思うことと、ネットで垂れ流すことの違いも、この人たちは認識していません。

社会人としての、マナーやルールがない人々です。本当に嫌になります。

人間として本当に終わっていますから。

 

この案件は、今週、東京にいる時間の間も、少しは関連取材は重ねて、更に詰めておきます。

いずれにしても、彼のご冥福をお祈りいたします。

==========================================================

 放射能汚染防御の最前線、名古屋で開催! 

 

 【9/7(日) 木下黄太講演 IN名古屋】

福島第一原発事故から三年が経過した2014年の夏、改めて「放射能防御の基礎中の基礎」について語ります。

13:30開場 14:00開演

名古屋市女性会館 視聴覚室 (イーブルなごや 中区大井町7-25 地下鉄「東別院」1番出口徒歩3分 )

申込&詳細⇒http://kokucheese.com/event/index/191843/

問い合わせ nagoyanonuke@gmail.com

==========================================================

 設定定員は、ほぼ満員。横須賀講演予約は、本日9/4(木)24時でストップ。お急ぎ下さい。

  【9/6日(土) 木下黄太 講演 IN 横須賀】 

  横須賀文化会館 中ホール 

   http://www.yokosuka-bunka.info/culture/bunka_about.html 

   18時半受付/19時~ 21時半。 

  申込&詳細⇒http://kokucheese.com/event/index/208372/ 

  もしくは、 

  ◆申込⇒miwaty20020415@gmail.com  

    ※お名前、連絡先、必要枚数(他の参加者名)、同伴されるお子様の有無をお書き下さい。 

========================================================

9/6日(土) 木下黄太 被曝を考える東京ミーティング☆

 満員でキャンセル待ち⇒http://kokucheese.com/event/index/208711/