「木下黄太のブログ」 ジャーナリストで著述家、木下黄太のブログ。

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体内に入ったセシウムで病変がおきる危険を認識せよ、ベラルーシからの警告

2011-07-21 10:06:44 | 福島第一原発と放射能

ゴメリ医大の学長だった、バンダジェフスキー博士の「人体に入った放射性セシウムの医学的生物学的影響-チェルノブイリの教訓 セシウム137による内臓の病変と対策-」を一読しました。バンダジェフスキーは死亡患者の解剖と、臨床研究などを通して、セシウムの影響を確信し、低線量の危険性を訴えたものです。どうやら、彼は低線量被曝は影響しないというベラルーシの政府方針に反したため、逮捕されています。(アムネスティが救援活動していますから、彼の置かれた立ち位置はおわかりいただけると思います)こういうことが、旧ソ連では、普通におきていて、大切な情報が隠蔽されているという事です。特に旧白ロシア、現在のベラルーシでは被害もひどかった事から、情報の隠蔽は大きかったということです。こうした、基本的な政治情勢も踏まえずに、正確な情報が完全にないから被害はないという妄想をのたまう人達は私には全く理解できません。こういう、バンダジェフスキーのような活動はまさに命がけの試みであるという現実です。この文献から主要なポイントをお伝えします。東北、関東エリアは当然のこととして、全国で福島第一原発事故の影響を懸念する人々にいち早く伝えるためです。

彼が主に行ったのは、1990年から99年にかけて、数千人の大人やこどもの健康についての研究、臨床、動物実験、遺体解剖です。

研究のポイントは、体の中に入った放射性物質の量を考慮して、医学的生物学的影響を見極める事。病理学的プロセスの研究。体内の組織・機能・代謝の変化を研究。体内の統合プロセスの不調のような病理学的状態の厳しさを査定し、このアプローチでここの器官による病理学変化を見極める。

こうした簡便に研究のポイントをまとめられている事も、しかもきわめて具体的にやるべきことを認識している事がわかることも、相当優秀な病理学者にしかできないことと僕は思います。

セシウムの問題点を彼がまず指摘するのは、水に溶けやすく、環境にすぐ拡がり、チェルノブイリ事故の数年後にかなり遠いエリアで検出された状況です。土から植物、人間や動物にはいります。チェルノブイリでは、牛乳、きのこ、ベリー、獣肉が極めて高い数字を出す可能性が高い。このときに、当時の政府がセシウムの基準を大幅に甘くした事で、人体のセシウムの蓄積を許した事を批判している。

セシウムの蓄積には男女で相違があり、ゴメリ州の住民の放射能測定などで、男性の身体の方により多く蓄積する傾向があるという。ただし、妊娠中の母体にはセシウム濃度が高くなることがあり、妊娠している胎児には直接は影響しないものの、出産後、母乳を通して体内に入る。

心臓血管系等にはどういう影響が出るのか。首都圏と同程度の被曝状況と推測される、放射線管理区域に当たるゴメリ州の子供たちを心電図検査し、心臓の動きに不調があるケースを調べている。これによると、セシウムの平均蓄積量30.32±0.66Bq/kgにあるゴメリの三歳から七歳の子供は蓄積量と心電図に比例関係があった。心室内の伝導不整と心筋代謝不調が原因とする。心筋にセシウムが大量にある場合は、さらに問題で、ゴメリ医大の突然死など四百件あまりの死亡データで、心臓欠陥病を疑われるケースで、心臓域のセシウム137の濃度は高く、136±33.1Bq/kgとなっていて、心筋の不調にセシウムが関与している証拠とバンダジェフスキーは考えている。

腎臓は排出に関与していて、ゴメリ州の子供の死者で調べた平均は、なんと645±134.9Bq/kgだった。肝臓も身体の代謝変化につながる基本器官。ゴメリ州で、急死の場合に肝臓を検査したところ、セシウム137の平均濃度は28.2Bq/kgで、このうち四割に脂肪過多の肝臓病か肝硬変の症状があったという。

女性の生殖系は下垂体、卵巣、子宮のホルモン状態が変化し、卵巣と月経が初期は特に不調になるほど敏感。チェルノブイリの事故の影響を受けた地域で、妊娠可能な女性の身体に入ったセシウムは月経サイクルの不調を招いていて、40Bq/kgを超えるセシウム137は影響があるとみている。濃度が高まるにつれて、女性の健康に影響を及ぼす。生殖器に付属する器官の炎症、月経サイクルの不調、子宮筋腫、さらに不妊。

妊娠した場合は母体内の蓄積は進む。胎児には防御が効いていて、セシウムは入りにくくはなっている。しかし、入った先天的な進化欠損が重要で、汚染地住民の中で増大している。

動物の体内にセシウムが63.35±3.58Bq/kgがあると、中央の神経系の各部位で影響があるという。神経系統は放射線の影響を最初にうける。

体内放射能のレベルが50Bq/kg以上のこどもは体内の器官や系に病理変化があり、心筋はセシウム137が20Bq/kgで記録されたという。

病気も増大している。1976年と1995年のベラルーシの比較。

悪性の腎臓腫瘍 男4倍以上、女2.8倍以上。悪性膀胱腫瘍 男2倍以上、女1.9倍以上。悪性甲状線腫瘍男3.4倍以上 女5.6倍以上。悪性結腸腫瘍は男女とも2.1倍以上。

放射線管理区域のゴメリ州は腎臓ガンは男5倍、女3.76倍。甲状線ガンは男5倍、女10倍。

また、1998年のゴメリ州の死亡率は14パーセント、出生率は9パーセント。妊娠初期の胎児死亡率が高く、新生児の一部は発育不全と先天障害者だったという。新家庭で多くが子供をもっていないという。

食料の汚染が継続している事から、ミンスクの子供は20Bq/kg以上のセシウム137濃度があり、子供の85パーセントが心電図に何らかの病理変化があるという。

バンダジェフスキー博士は結論として、チェルノブイリ事故により、放射能の病理的影響は多種多様で、数世代に及ぶという。セシウムが人体に入り込むと、わずかでもかなり危険で、既存の病気を悪化させ、合併症をおこすという。心筋には影響は大きい。セシウムや他の放射性同位体に起因する病理学的プロセスを身体全部で考えるべきとしている。

最後に彼は、「尽力できるものは状況改善にベストを尽くせ」という。そして「地球上で生命ほど貴重なものはない。私たちはその防護のために可能なすべてをなすべきである。」と話す。僕の基本的な思想とバンダジェフスキーの思想は、まさにシンクロする。今回、この文献を通読して、驚いたのはまさにこの点であって、これが、創設したばかりの「放射能防御プロジェクト」の考えでもある。こうした考えを少しでも共有する人々が、集い戦っていかない事には、日本は大変な事になると僕は思っている。国家予算の二割をいまだに放射能対策にあてなければ、ベラルーシは対応できないし、それは、日本の今後の姿でもある。安全な食料の確保が急務であることは言うまでもない。

追記 この文献は久保田護茨城大学名誉教授の翻訳および自費出版で出されている。今回の福島第一原発の緊急事態において、緊急自費出版をされていて、この情報が一人でも多くのひとに伝わる事を望んでおられる。久保田名誉教授の尽力に皆さんも感謝していただきたい。

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横浜で講演会をおこないます。地元のお母さんたちの強いご要望に答えます。

僕自身左足を骨折中なので見苦しい姿で伺いますのでご了解下さい。

骨折のため首都圏の開催は一ヶ月ぶりになります。

日時: 7月26日 (火) 12:30 開場 / 13:00~講演開始
今回は主催者のご尽力で無料です。         

開催場所: 瀬谷公会堂
住所: 神奈川県横浜市瀬谷区二つ橋町190
交通アクセス:
   
http://www.seyakokaido.hall-info.jp/access/index.html

定員:492名 ※申し込み不要です。
開場時間に直接お越しください。

コメントでお問い合わせがありましたが、できるかぎり時間をかけて応対いたしますので、遅れてもおいで下さい。

 

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今月下旬に首都圏の土壌調査結果を発表します。西の調査は、徳島、淡路島、鳥取など山陰のみ募集しています。 

 

 

「放射能防御プロジェクト」沖縄は、一足先に活動が始まっています。汚泥肥料をくいとめるための、署名活動もおこなわれています。

http://houshanobogyookinawa.blogspot.com/2011/07/blog-post_14.html

 

 

 
 
ある程度被曝しているエリア(首都圏も入ります)の人、特に子ども、妊婦、妊娠可能な女性は、被曝線量の低い場所に退避すべきだと僕は思います。優先順位は「避難する」ことです。僕はそれしか言う事ありません。慢性的に被曝することは避けるべきですから、できる限り早く退避することをすすめます。 

 

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加工食品の原材料がどこのもので、さらにいつごろのものなのかで、内部被曝する可能性の有無を確認できる可能性があります。http://blog.goo.ne.jp/nagaikenji20070927/e/b8c8f85c5ce80be6f2fafabcf0c8f66eこの記事のコメント欄で、それに特化した形でコメントをしてください。ネットからの二次情報でなく、ご自身が直接調べた情報をコメントしてください。この際、注意していただきたいのは、個別企業の批判的なコメントは一切書かずに、客観的に事実情報をまとめる形で作りたいです。下記のスタイルで書き込みを。

①企業名

②商品名

③製造場所(この記号はどこの工場までわかれば)

④主要な原材料

⑤原材料の産地

⑥賞味期限などから製造年月日がいつで、原材料の調達がいつか。

⑦放射能対応の有無、具体的な対応

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様々な問い合わせはまず、メールでお願いします。具体的なご相談は、コメント欄でなく、直接メールしてください。nagaikenji20070927@yahoo.co.jp

なお、連絡事項ですが、膝を骨折し、ギブスのため、三週間は身動きがとれません。このため、七月下旬まで、できることがかなり限定していますので、ご了解下さい。なお、完治までは三ヶ月ですし、特にリハビリで八月中も身動きはかなりしづらいです。講演会、ミーティングなどは、交通手段について打ち合わせが必要になります。よろしくお願いします。

 

 

7/23「福島第一原発を考えます」〜中部グループ交流会〜

 土壌調査結果など最新の情報を始め、「中部グループ」がFacebook「福島第一原発を考えます」の一つのモデルとなり、各地のグループと連携し全国的な広がりに繋がるよう、この会で話を深めてゆきたいと思っています。

 今月は「交流会」という形で、再び甚目寺観音法花院以下のように「語り合う集まりの機会」を持ちたいと思います。

「福島第一原発を考えます」〜中部グループ交流会〜
日時:7月23日(土)3時より5時まで
場所:愛知県あま市甚目寺町甚目寺観音法花院
会費:500円

申し込み先 oddiyana@gmail.com 
企画担当:林久義

中部関西などの土壌調査も始まりました。そして、放射能飛散問題、がれきや汚泥肥料問題、食品汚染問題など、様々な状況を皆さんと共に語り合いませんか。車座になって、ゆったりと交流の時を持ちたいと思います。
ご都合よろしければ、是非ともご参加ください。

 

 

 

 


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35 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
北海道の旭川No. (msmuai)
2011-08-24 17:40:17
神戸ママさんへ。

東北の牛でなく、北海道の牛だと思います。私が北海道勤務時代に取引先の牧場を何回か訪問したことがあります。雑談の中で、こちらの牧場である程度育ててから、関西の牧場に送り関西の牛のブランド名で出荷するということを知りました。高価な有名ブランドの牛の中に、北海道産まれが混じっていることを知っている消費者は殆どいないと思います。私は有名ブランドの牛肉を買うのを止めました。3.11以降は国産の牛肉を一度も買っていません。

程度の差はありますが、日本全国の土壌も大気も海も全てが放射性物質で汚染されています。国産の食材が汚染されていないはずがありません。政府の食品や飲料水の「暫定基準値」なるものは、チェルノブイリ原発事故のウクライナ政府の基準値と比較すると数倍から数十倍も緩い基準値です。

http://nota.jp/group/tsuzuki/?20110713230849

こんな基準値を信じていたら、最悪の場合死にます。我が家では、食材の買出しは私がやっていますが、極力外国産のものを買っています。
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Unknown (埼玉在住のS)
2011-08-15 11:06:44
昨日(8月14日)の夕方、NHK1で放送された
内部被ばく”に迫る ~チェルノブイリからの報告を見たら、こちらで紹介されている内容と同じような事を放送されていました。
私は久保田譲先生の本を送ってもらいましたが、医学的な内容なので難しかったですが、購入してよかったと思っています。
今回の放送は以前、話題になったNHKで放送された放射能汚染地図の木下真三さんが出てきます。今中先生も・・汚染地図の放送の時に出てきたと思う先生方も出てきたと思います。
昨日は再放送だったのですがオンデマンで見ることが出来るなら見て欲しいと思います。
内部被曝に関してはこれから・・と言う言葉がありますが、バンダジェフスキー博士の事を知らないのでしょうか?
多くの人が見て欲しい内容ですが地上波の番組では、こういった内容の番組は放送されませんね。

6月11日フジテレビで放送されていたた「わすれない・・」と言う夜の番組で避難用のバスが早くに手配されていたと言う内容が流れました。会見では「問題がない・・」と言う内容なのに茨城交通と言う所に手配があったと。危機感(危ないと分かっていた)のにパニックを恐れて国民を見事に騙していたんですね。多くの氷を福島に運んで上から投機することも考えられていた事も放送されていました。5ヶ月も経ってから知ることもあるのですね。私だけが知らなかったのかもしれませんが、今まで一度も聞いた事がなかったです。もっと知らなかった事があるのではないでしょうか?

高木仁三郎さんをご存知の方は多いと思います。「食卓に上がった放射能」を途中まで読んでいますが、途中の段階でも考えさせられると子が多いです。ぜひ、お勧めします。
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遅すぎです (宮島)
2011-08-15 09:29:52
今に成ってこの様な事を? 原発が作られた時から想定された事。政府、官僚、役人は誰か責任は取りましたか。今まで役人のトンでもない事を誰か責任は取りましたか。?取るのは高額な給料と退職金。何故皆さんは怒りは無いのですか?未来や健康よりもお金が欲しいのか聞きたいです。
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北海道の旭川No. (神戸ママ)
2011-07-22 17:39:39
名神高速で京都から神戸に南下途中です。牛をたくさん生きたまま運ぶトラックがいるのでナンバープレートを確認したら旭川ナンバー。まさかと思いますがまだ東北の牛を持って来ているのでしょうか。北海道のトラックがわざわざ北海道から輸送費をかけて牛を運ぶなんて考え難い…。東北の牛でしょうか?勘弁して。
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To Whom It May Concernの内容 (アメリカの医師)
2011-07-22 16:19:33
先日紹介したドキュメンタリービデオですが、ナレーションが英語で、少し聴き取りにくいため、少しだけ要点をまとめました。

To Whom It May Concern Part 1
http://www.youtube.com/watch?v=pi8aC9Knwb4

第1部では、ある村が最初に出て来ます。この村は、1990年の春まで避難区域になりませんでした。 セシウムの汚染は146Curies/Km2で、事故後の3年間で、その村の住民は、24.4Rem(244mSv)の汚染を受けました。 (2分07秒の辺で、黄色のガイガーカウンターが出て来ます。これは、ロシア製のSosnaと言うガイガーカウンターで、偶然私が持ってる機種と同じなので知ってるのですが、表示される線量はmRemです。1mRem = 10μSvなので、この場面での0.206と言うのは、2.06mSvです。Galinaさんが1990年にこのドキュメンタリーを撮った時の目的は、どれほどまだ汚染が続いているかと言う事も含まれていたので、ガイガーカウンターを持ち歩いたそうです。) 外で遊んでいる子供達は、聞き取りにくいのでどこの村に住んでいるのか分かりませんが、その時点ですでに10Rem(100mSv)の汚染を受けていました。 病院に居る小さな女の子は、3年間白血病です。母親は、爆発後すぐに出産し、医者から太陽に当たるようにとアドバイスされ、週末ずっと、日光浴をしていたそうです。 この子が5ヶ月の時、医者のアドバイスで、母方の祖母の家に静養に行きましたが、そこでの汚染レベルは35から40キュリーでした。 時間がないため、全部は訳せませんが、病院でのシーンは、どれほど薬、医師、食べ物、器具、知識が足りないか、と言う事です。 血液検査なども、古い検査器具を使用し、時には必要な用具を医師が手作りする場合もあります。ミンスクの血液センターでは、毎週数人の子供が亡くなります。最後に出てくる3歳の男の子は、撮影後3日目に亡くなりました。

To Whom It May Concern Part 2
http://www.youtube.com/watch?v=B2dV_hHNLO8&feature=related

第2部では、地元の人々の声が聞けます。どこの村の人達なのか分かりません。 汚染区域から移住さされた人達のようです。サマーキャンプに行った子供達が、チェルノブイリ付近から来たと言う事で、差別を受け、いじめられました。移住先では、地元の人に差別されます。出てくる子供達は、汚染レベルが400Curie/Km2の場所から移住さされました。 地面に置かれたガイガーカウンターは、0.875mRem(8.75μSv)を表示しています。 (これがどこの地面なのか、分かりません。) 土壌も全て汚染されたのですが、4年間ずっと何も知らされませんでした。 人々は、全てを失い、保障も充分ではありません。事故後すぐの5月1日に、何百人もの子供が、パレードに参加しました。 18ヶ月前から、甲状腺疾患、貧血と癌が突然増えて来ました。 甲状腺肥大、奇形児や、呼吸障害も増えました。 この8歳の男の子は、チェルノブイリから遠くに住んでますが、甲状腺癌になりました。 母親は、ゴメリの祖母の所に休暇で遊びに行ったせいだと言っています。1988年にできたミンスクの放射線科の病院は、周辺で唯一の放射線診断センターです。 医師1人につき、一日に70人から100人の患者が来ます。ベラルーシには、ストロンチウムやプルトニウムのホットパーティクルを計測する器械はありません。 妊婦さんが出てきますが、爆発後5年間ずっと、同じ場所に住んでます。10Rem(100mSv)の汚染を受けましたが、医者は、その状況で妊娠するのが危険だとは言ってくれませんでした。 人々は、1990年までに移住させてくれるはずが、まだ実現してないと言っています。毎日、庭でとれた、汚染された野菜を食べてます。政府は、野菜の汚染レベルを計りに来るけど、暫定値以下だとしか言ってくれない。 大体、暫定値は一体、何なのですか? 早く汚染されてない場所に引っ越したい。 これからどうなるのか、不安で仕方がない。

すみません、時間の関係で、これくらいの大雑把な訳しかできません。
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コメント承認など (木下黄太)
2011-07-22 13:07:42
コメントの承認基準は以前にも書いているとおりですが、実は極力緩くしています。大半の人に不快なコメントを掲載している事について、苦情もあるため、今後、もう少し検討します。

なお、ここは、掲示板でなく、僕のブログです。お互いは建設的な意見交換は歓迎しますが、中傷コメントは、僕には考慮の暇はありません。

僕にご意見のある人は、まず直接アクセスしてください。意味があるなら対応しますが、現実になると、そういうことを面と向かって言う人が、まずいません。ネット世界だけのやり取りよりも、現実とのリンクが大切というのが僕の立場です。ネットは現実に繋がって意味があります。

ツイッターで議論したい人は議論すればよいですが、基本つぶやきの機能がメインです。僕としては、こちらも、それ以上の意味はないですし、そこでこちらに相談や問い合わせをしたい人と繋がるのは歓迎です。僕と何か議論したければメールすればお話しますし、現実にどうしても話したいなら話すことも厭いません。こういう行動までリアルにしてくる人はいた例がありません。
返信する
戦争ですから何でも起こる (okama)
2011-07-22 11:58:45
このブログに「放射能戦争・・」、とありましたが、目に見えない放射能に対峙するだけでなく、背後にいる組織との戦いでもあります。どんな弾が飛んでくるかはマスコミ経歴者さんですから十分ご承知でしょう。怖いのは、親類・子供への影響、いかにも賛同者ぶったスパイ、また、おきまりのハニートラップなどでしょうか。戦争だったら、何でもあり、です。
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転校生は逆に少ない気がします。 (青木 洋輔)
2011-07-22 10:41:19
>アメリカの医師さん
>どっちも悪いけど、呼吸で取り入れる方が、食べ物で摂るよりも、結果がひどい、と言う事です。しかし、長期的問題として、汚染された食べ物を全て排除すると言うのは、無理なのだと思います。 低レベルの汚染と共存して行かなければいけない、と言う覚悟が必要
コメントありがとうございました。結果のリスクが高いという意図ですね。気をつけるに越したことはないのですが、日常生活で常時マスクなどは現実的になかなか難しいですねぇ…。(私自身は月の半分は仕事のため、関東に単身で戻ってきてます)

安全だと主張する意見を含めてタイミングある毎にいろいろな情報を集めて、自分なりの生活ラインを常に更新していき、ストレス少なく生活していきたいです。終業式の日、娘が全身泥んこになって遊んでいたようで、いくら疎開先でもそれは一瞬「ええ?」と思いましたが、放射性物質はシャワーで落ちるらしいので良いか、と(笑) どこで「共存」していくか、それを各家庭で判断できる材料を調べられるのは、とても良い時代です。



>ひなぎくさん
その数字を見て、私は逆に思った以上に少ないなと感じたので、調べてみると平成21年4月現在小学生のみで福島の児童数は119049人。ひなぎくさんの数は1学期だけですが中学生も含めるとの事ですが、転校生は毎年の平均(だいたい1.5%)より少なくなる気もします。 今回は県内の学校に在籍したまま一時転校している人もいるでしょうが、聞き取り調査ですから在籍数ではなさそうですし。。。(ちなみにウチは住民票を含めて転出してますが、転校届けを出さない人もそこそこ聞きます)

7月はテレビをチェックすると「笑顔の戻った小学校」みたいな取材VTRがちょこちょこありましたし、下手したら今回の震災で「いま地元を離れるのを止めよう!」と思った家庭の方が多いのかも知れません。

今回の事故以外でも、土地という縛り(不動産や人脈を含む)に重点を置くと、目に見えたり肌に感じる事(デマやパニックを含む)以外では、行動に移す人は少ないんだなぁと改めて実感します。また事故から4ヶ月もたった現在、直接的に単に避難して!という声は、避難したいけどできない人にはストレスだったり、避難を考えていない人には土地への執着をより固めるだけになってしまう可能性もあるので、伝え方のバランスは相当シビアだと思います。


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単身用の家は暑い夜はエアコン2台+扇風機を使っても30度、湿度50%にもなる環境。配線の問題で電気が30Aまでしか契約しかできず、ブレーカー落ちまくり。 目に見えると節電しなきゃと思うものです。 また、最近の液晶テレビは、その都度電源を抜くとかえって電気を食うモデルが大半です(通電の度に見えないデータ処理に電気を食います)。そんな事より映像表示モードを「表示」(初期設定は「ダイナミックが多い」)にするだけで30%前後節電になります。僕は映像業なので当たり前に感じる話ですし、ちょっと調べれば分かると思うけど、コンセントを抜くのが節電だと思っている人も多いです。これは放射能と違って調べればすぐに結果がわかることですが、人間、身近に感じていないことや、知らない事はイメージや自分の状況から勝手に思い込みが発生したり、まぁいいやと思って行動に移さないものですね(汗) まぁ電気は地域停電ぐらいならなんとかしのげますが(未経験のブラックアウトしたらわかりませんが…)放射能はしのげないので、比較にはならないかも知れませんが。。。


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Unknown (きりん)
2011-07-22 07:36:14
木下さんのブログのおかげで、皆さんのコメントからも沢山の情報を得ることができ、感謝しています。それだけでもこのブログの存在価値があります。
千葉県のホットスポットに住む者なので
本当に有難いです。
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たぶん山のように誹謗中傷がきてるのだと思われます。 (とみ)
2011-07-22 07:30:53
私には実際のところわかりませんが、エネルギー庁がやとった会社のアルバイトさん達が ブログやツイッターを監視していて(入札済みです) フォロワー外したり書いた内容消したり誹謗中傷するようなことをお金をもらって書いてる人達と、 今現実に目に見えないから拒否反応で、きついこと書く人はたくさんいるから時々アップしたくなるだけではないかと思います。かなりきついと思いますよ。命がけでやってるのだと。でも ただの勘ですが、一年後には福島で無視出来ない症例が出てくると情勢は変わってくると私は思っています。応援してます!
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決定!! (Unknown)
2011-07-22 07:28:55
ソフトバンクの工作員の方乙です。
異常です。
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批判書くなら名前入れて堂々と。 (神戸ママ)
2011-07-22 06:51:30
地域の情報や現状を知りたくて木下さんのブログを見ています。批判や悪口はスペースの無駄ですので他でやって下さい。子供を守る為に必死で情報を求めているんです!!
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牛乳にもセシウム (Unknown)
2011-07-22 05:57:29
宮城県で製造されたセシウム入り牛乳が店頭に 明治乳業と雪印メグミルクに要注意

MyNews

http://www.mynewsjapan.com/reports/1468
返信する
気持ち悪いものどもへ (Unknown)
2011-07-22 05:23:26
ブログを荒らす輩に限って「コメントを反映するな!」と脅しながら書く人間が多いんですよ。
ブログ主を痛めつけたいけれど、その口汚いコメントは人目に晒されるのが恥ずかしいようで(笑)
荒らしの言いなりになってコメントを反映しないと、ますます酷いコメントがつくので、どんどん晒してやったらいいんですよ。
執拗に個人攻撃をする人とか、木下さんに絡んでくる人とか、IPをたどれば同一人物が繰り返しやってることでしょうし、原発利権派に飼われた犬どもでしょうから、馬鹿馬鹿しいコメントを残して皆で笑ってやりましょう。
自分の荒らしの痕跡を残されたものだから「気持ち悪い」「自己顕示欲が強い」なんてしらじらしく言ってるアホとかね。
返信する
妄想に付きあってみる (レノン)
2011-07-22 05:12:25
>木下黄太とは私にとって非常に残念な存在である。
>私に貴方の立場があれば、どれだけの人を救えたか。
 
ケチくさいじゃないかw

 福島県知事佐藤雄平とは私にとって非常に残念な存在である。
 私に貴方の立場があれば、どれだけの人を救えたか。
 
私ならこうだな
菅直人首相でもいいがちょいと面倒そうだ

 
返信する
Unknown (Unknown)
2011-07-22 04:04:19
気持ち悪い さんへ (Unknown)
2011-07-22 00:03:08
木下氏はたぶん全てのコメントを機械的に承認しているんだと思うよ。

いや、してないですよ。
反論しにくく、なおかつ同意が集まりそうな
核心を突いた指摘、手痛い「意見」などは、
丹念に抽出し「承認しない」ことを続けています。
閲覧者の目に触れても差し障りがない(と自分で判断した)批判のみ承認しているものと思われます。
答えたくないことには徹底無視を貫くことができる骨太な方ですから、
機械的に全部承認なんてヤワなことをするワケがありません。

ですので

>恣意的に、自分を賛美するコメだけに絞りこむこともできるのに、それをやっていない、という姿勢はかなりニュートラルなのでは?

との見方は少し違うと思います。

まぁ、でも、己の立ち位置を揺るがしかねないコメントを承認しないという行動そのものは、
批判されるべきものではないと思います。
自分が不利になるような展開は事前に潰しておかなければなりませんから。
言うまでもなく、目的を達成するために、です。
そのための「情報操作」は必要なのです。
国と一緒です。

一方、気持ち悪い さんのご指摘については、
的を射ていると感じました。
存在意義を維持するためのディレクションがなされていると捉えれば、
気持ち悪さも半減します。たぶん。

返信する
子供のこと (京都左京区)
2011-07-22 01:39:10
木下さま、先日は相談にのって頂き本当にありがとうございました。

かわいい我が子を守るため、日本中のお父さん、お母さんたちが必死にあれこれ考え悩んでいると思います。

子供の住環境のこと、給食のこと、家での食材選び、食事療法、・・その他いろいろ。
自分の思いが、正しいのか?間違っているのか?
その間を行ったり来たりしながら・・。

泣いても何も始まらないので、本をたくさん買ってきて情報収集し、自分の考えを導き出したり・・。

でも、これからも子供たちと一緒に強く生きていくことには違いありませんね。

本当にいつもありがとうございます。
返信する
Unknown (sarabande)
2011-07-22 00:17:01
 久保田先生はご高齢で、本当にがんばっていますね。こういうまとまった小冊子を待っていました。バンダジェフスキー博士も、医師の鏡ですな。なにか熱いものが、脈々と流れて、チェルノブイリから福島へつながってきてくれるような気がします。
 バンダジェフスキー氏や久保田先生がみていたベラルーシの現実が、脚色も隠蔽も誇張もない事実なのだろうと思います。NHKスペシャルのチェルノブイリ特番から流れてくるいいようのない悲惨さを医学的に記録するとこうなるのでしょう。現時点では、内部被爆の実態についてのバイブルになるのではないでしょうか。
返信する
まぁ ()
2011-07-22 00:04:28
人の話を理解できない、人の話を聞こうとしない、簡単なことでも実行しない、批判は全て無視すれば良いと思っている。

全て当たっている。
だから木下氏は自戒としてこの書き込みを認証したのでは?
返信する
気持ち悪い さんへ (Unknown)
2011-07-22 00:03:08
木下氏はたぶん全てのコメントを機械的に承認しているんだと思うよ。

恣意的に、自分を賛美するコメだけに絞りこむこともできるのに、それをやっていない、という姿勢はかなりニュートラルなのでは?

あと、自己顕示欲の無い人はそもそもブログなんかやんないと思う。でも、木下さんの今までの書き込みの総量とか見ると、自己顕示が目的化している段階は超えていると思いますよ。だってブログだけでいいのにいろんなところで講演会とかやってるじゃん。
返信する
案の定の反応ですが (タマオ)
2011-07-21 23:54:41
私はただの誹謗中傷とは思いません。
木下さんは悪気はないけれど、人を救う方法が間違っているというのは正しいでしょう。
結果が付いてきていないのは事実でしょう?

もう一度、自分の活動について考え直す時だと思います。
それは木下さん自身が一番良く分かっているでしょう。
怪我が治るまで、考え抜くべきです。
頑張ってください。
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こちらの論文を読んで下さい (  )
2011-07-21 22:59:00
100mSv以下の被曝に発がんリスクがあることがはっきりと書かれています。データがないというのは真っ赤な嘘です。
http://smc-japan.org/?p=2037

5~100mSvの被ばく量(平均被ばく量、29mSv)の原爆生存者集団は、5mSv未満の被ばく量の生存者と比較して固形がん発生の有意な増加を示している(有意水準5%)。
子宮内診断による小児がんリスクについての多数の研究の詳細な分析は胎芽と胎児に対する10mSvの被ばくは小児がんのリスクの結かつ定量可能な増大をもたらすと結論している(3)。Mole(16)はこれらの研究の中で最も信頼できるリスク推計値は英国で1958-1961年の間に行われた出生調査から得られるものであると論じ、その調査の推計平均胎児被ばく量は6mSv、小児がん死のオッズ比は1.23(95%信頼区間は104-1.48)である。
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気持ち悪い (Unknown)
2011-07-21 22:31:15
木下さんてたまにこういう誹謗中傷を平気で承認なさいますが、意図は何なのでしょうか。

こういう意見に反して木下さんを賞賛する意見が書き込まれるのを待っているのですか?
木下さんの自己顕示欲の強さが見え隠れして気持ち悪いのですが。
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アホ (オオトラ)
2011-07-21 22:03:28
17:53分とやら 豚に真珠の豚がお前で真珠が木下黄太の意味でしょう 脳に被曝した哀れな奴だ 何の脈絡も無い事書いて如何読んでも意味
が判らない お前が大勢を救えるとは笑わせる
自分も救えない脳タリンでは無いか だから
馬鹿は黙っていれば馬鹿がばれないって前に書いたでしょう?しかし馬鹿程良く物を言うのだね
呆れ果てる 世の為人の為に成りたいならば
早く死ね アホ
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転校する児童が続々 (ひなぎく)
2011-07-21 21:38:46
福島県内の公立小中学校でNHKが聞き取り調査をした結果、4月までに1万2000人余りがすでに転校し、更にこの夏休みに1000人を超える子供が転校の意思を示しているそうです。今後は更に増え続けると予測出来ると言うことです。

木下さん達の努力が現実として現れてきていますね。福島入りをして必死に訴え、ブログやツィッター、FB、講演会など等、様々な手段で避難を訴え続けてきた事が効を奏しつつありますね。おそらく数えきれない方々の背中を押してくださっていると思います。そして沢山の命を救っていると思います。

各方面でも、受け入れ援助の申し出があるようですし、もっともっと多くの子供たちが転校や避難をして欲しいと思います。あの、ソフトバンクの孫氏も転校支援のお手伝いを申し出ています。各方面の援助を利用したり相談したりして、多くの子供さんが安全な所に転校できたらと思います。

さて、そんな木下さんを辱めるだけの投稿をしている方、ホントに恥ずかしいですね。ご自分では1人の子供も救えずに、わざわざ他人の批判だけの為に書き込むなんて最も恥ずかしい行為だと思います。
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木下黄太氏について (Unknown)さんへ (no_nukes)
2011-07-21 21:38:14
>私に貴方の立場があれば、どれだけの人を救えたか。

個人レベルでも、情報を発信し多くの人の手助けをしているブログやHPはたくさんあります。木下さんのブログもそうです。今は人の批判をするのではなく、この危機的な状況を多くの人に認識してもらい、行動にでなくてはならないのです。

もし、貴方が様々な情報をお持ちであるのなら教えていただけないでしょうか?



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傷つけるのは悲しいことです。 (Unknown)
2011-07-21 20:54:40
一生懸命、真剣に活動をしている方を傷つけるのは最低です。

人を文章で傷つけるなら何もざわざいらっしゃる必要はないと思います。
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サカナだ~い好き (ゴトウ)
2011-07-21 20:18:32
個々の器官のキロ当たりベクレル数が二桁・三桁で低い!。そうなんですね。

70代の女性:わたしゃ~サカナだ~い好き、お      刺身がね。焼いたり、煮たら…。

  ゴトウ:焼いても煮ても放射能はなくなり      ません。

70代の女性:ふぅ~む。

60代の女性は私の頭より早い回転で、食い入る
      ように聞いている。子供と孫が関      東にいるのだ。

50代の女性:私は全然気にしてない。BSEも
      なくなったでしょう!。

   ゴトウ:(放射能とBSEが一緒)…!。 

 BSEの死亡者数/年は?。怖いような数字があったはずだが。

50代男性は三十年後の問題も理解、興味をもっ     てくれる。

人に伝えるのは難しい。でも関心ない人も、津波の時のように、目の前を人が血相変えて走っていたら、自分も逃げるんだろうな。

旧ソビエト共産党政権下70年、5千万人の人々がツンドラの大地などに消えた。日本も同じになるんだろう。

今の日本を見て、ロシア人は何と言うだろう。

 「悲しみは人を殺さず、なぎたおす」

いやいや、声もかけてくれないだろう。

                高根山農園
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ひなぎく氏 (だから何?)
2011-07-21 19:30:26
ひなぎくさんへ

ここに意見をかくほかに、原発廃止に向けて具体的にどんなことをしていますか。
どうしてこんなに多くの人があなたに嫌悪感を感じているか考えたことがありますか。
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URLの訂正 (ひなぎく)
2011-07-21 19:26:30
先ほどのICRPとECRRリスクの違いについての、詳しい論文のURLクリックできないですね。

もう一度やり直してみます。

http://www.jca.apc.org/mihama/ecrr/ecrr2010_chap6_9.pdf
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木下黄太氏について (Unknown)
2011-07-21 17:53:12
木下黄太にはあまり底意地の悪さのようなものは感じない。
デマを拡げて楽しんでいるきっこや東海アマなどとは違う。

ただ、あまり頭がよろしいとは言えない。
文章力にも如実に表れているし、自分の理解できる範囲でしか人の話を理解できない脳、人の話を聞こうとしない視野の狭さ、簡単なことでも実行しない行動力の無さ、批判は全て無視すれば良いと思っているご都合主義。

木下黄太とは私にとって非常に残念な存在である。
私に貴方の立場があれば、どれだけの人を救えたか。

今のあなたは全て間違っているのは明白。
だからこれしか人を救えていない。
豚に真珠、この意味をよく考えて欲しい。
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悪性新生物 (@九州の医療関係者)
2011-07-21 16:29:10
医学用語でガンのことを悪性新生物といいます。

体の細胞を作るときにどこかでエラーが起きて、またそれを修復できずにガンになっていきます。まさに新たな別の生物ができてしまうイメージです。

そしてその新生物は自律的に(勝手に)増殖して母体の生命をも脅かすのです。

今回の事故の放射能によってその確率は確実に上がりました。
それは間違いありません。

どんなに低線量と言っても影響があるということは、ガンになる病態機序を考えればおのずと分かるはずです。
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もう一つの嘘数値 (ひなぎく)
2011-07-21 16:15:04
100ミリシーベルト以下の安全神話についても、嘘らしいですね。医師であり、厚生労働医系技官の木村盛世さんの曝露発言です。

※放射線医学の権威とやらが「100ミリシーベルト以下の健康被害のデータはない」と言っているのを聞いて、ぶっ飛んだ!40万人の原子力に関わる労働者を対象にした調査結果で、平均被曝量約19ミリシーベルトでガン死亡のリスクが高まると言う結果が出ている。

と、威勢の良い曝露発言がありました。
ホントこの国の情報は嘘だらけなのですね。
公式発表は信じません。大手マスメディアの情報も信じられません。こんなのを信じていては命が幾つあっても足りません。
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日本は矮小情報を使っている (ひなぎく)
2011-07-21 15:32:08
福島原発の放射能被害リスクモデルには、ICRPのチェルノブイリの矮小歪曲モデルを使っているのですね。それでは、被害が拡大してしまいますね。

2009年ICRPの議長を20年務めたジャック・バランタイン氏は、内部被曝についてのICRPの計算は、900倍もミス計算になっていると退職後に告白し謝罪しました。その誤った旧式のモデルを現在の福島原発事故被害のモデルとして日本政府は使用しています。

旧ソ連では情報の隠蔽があったけれど、スウェーデンとフィランドではデータがしっかりしていたので、トンデル氏はその資料を基にセシュウム137の疫学調査を行い、ガンの発症率の上昇とチェルノブイリの降下物との相関関係を発見したそうです。その結果はICRPモデルの600倍にもなったそうです。すごい誤差ですね。まるで使い物にならないモデルと言うことになりますね。

日本政府は国民の危機管理にその矮小、歪曲モデルの時代遅れの情報を使って、国民にまだまだ安心を言っているのですね。もっと正確な最新の情報が出ているのですから、今回木下さんが紹介くださったパンダジェスキー博士の新しい情報での被害管理をして欲しいと思います。
そうでないと被害者が激増してしまいます。

そんな何百倍も小さなリスクモデルで「安心・安全」を言ってほしくありません。被害を被っても満足に補償しないなら、せめて縮小リスクモデルではなく、パンダジェフスキー博士とかECRRのリスクモデルを使用して、正確な情報を国民に示して欲しいと思います。

ECRRの詳しい新論文がこちらに載っています。
専門的過ぎて難しいです。私には無理ですけれど。興味のある方はどうぞご覧下さい。

http//www.jca.apc.org-mihama-ecrr-ecrr2010_chap6_9.pdf
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ありがとうございます (アメリカの医師)
2011-07-21 15:03:14
木下さん、久保田教授の翻訳から抜粋して下さって、ありがとうございます。 本文と翻訳文を両方依頼してありますが、海外へは日数がかかるため、まだ届いておりません。 こうやって、主要ポイントを教えて下さるのは、助かります。

また、こちらのビデオは英語のみなのですが、ベラルーシ出身の女性が1990年に制作されました。 元々、テレビ局のプロデューサーであったGalinaさんは、チェルノブイリ事故後、フリーランスのジャーナリストに転向されました。 海外メディアが、チェルノブイリ事故をセンセーショナルな部分でしか取り上げない事に嫌気がさし、事故から4年後にこの「To Whom It May Concern...」を制作されたわけです。

http://www.youtube.com/watch?v=pi8aC9Knwb4

ビデオ内では、英語が分からなくても、住民の苦しい様子が痛いほど分かります。

彼女の事は偶然、人づてに知りました。 現在彼女がご主人と一緒に関わってられる事が、私が関与しているサイトに関連していると思われるので連絡を取ればどうか、との提言があり、コンタクトを取る事ができました。 木下さんのブログで、あまり私が関与してるサイトの詳細を出すべきではないと思うので、アドレスを残すだけにします。

 http://nihongo.zerorads.com/index.html

私は現在、彼女とコンタクトを取っており、彼女の被曝者としての経験、ニュージーランド人のご主人がどのようにチェルノブイリで活動されたかなどの情報を翻訳する許可を頂いてます。 手短に現在の日本の状況を話しましたが、ベラルーシと全く一緒だ、と言われてました。 汚染状況を明確にしない、汚染食品を食べさせる、汚染区域に仮住宅を建てる、症状と汚染の因果関係を認めない、と言う事が、ベラルーシでは起こったそうです。 避難も3年後までさせなかった場所などもあり、もちろん当時の住民には情報が入りません。 

今の日本は、せめて、インターネットのおかげで、情報隠蔽を鵜呑みにする必要はありません。 そして、このような論文の和訳も手に入ります。 内部被曝が、食品からでも空気からでもどれほど危険かと言う事を、一人一人が知る必要があると思います。
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