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里山暮らし

千葉の里山での 小さな村の四季の風景や畑仕事の記録です。

穂紫蘇

2020-09-16 14:43:04 | 

 日中は刈払い機を振り廻してると シャツが背中に貼りつくし、眼鏡に雫が垂れて来るのは変わりませんが、日が落ちると過ごしやすくなりました。虫の声も 主役が澄んだ音のマツムシやなんかに代わってきてます。

 畑の周りは 先を急ぐ草共のいろんな形の穂が競って突き上げて来るもんで 急に草丈が高く、胸を越える位になってます。自分の働きの悪い所為で こうなってるんですが、

 

 次々軟らかい葉を伸ばし 暑くて食欲が無くなっていた頃は随分助かった紫蘇も 種を残す準備に入りました。もう葉は摘めません。

 穂には可愛い花が下から連なって 仄かな香りです。そろそろ穂紫蘇として 摘んで塩漬けに出来そうです。

 

 若い種の入った莢を扱いて 漬けるんです。が 扱いた指は紫蘇の渋で 黒く荒れてしまいます。爽やかな香りのご馳走には代えられず 黒くなった指の事は 忘れられますが、

 

 野菜は蛇草なんかを蔓延らせて草に埋まってしまうようだと 跡形も無く溶けてしまうんですが、韮は強い。こんな草に埋まっているようで 負けてはおらず 育って花を咲かせてます。

 草と一緒に草刈り機で 刈り払っても、草より早く葉を伸ばしてきます。手抜き百姓には有難い野菜です。

 

 この前 トラクターで耕していた お隣さんの畑です。一面 緑に覆われてきました。藜なんかの 芽を出す力の強い草が萌えて来てます。こんなのを 放っておけば 酷い事になるのは判ってますが、暑い盛りには 見て見ぬふりを決め込んじゃうんです。畑の仲間は こんな奴等を蔓延らせずに 綺麗に畝を作り、野菜やらを毎年育てています。大したもんです。

 

 下は 引き継ぐ者が居なくなった畑の今、秋の様子です。Y婆ちゃんが 下のから来て作っていた1反ばかりの良い畑でした。草の背が2メートルを超えてます。畑に戻すにはユンボなんかで掘り返して根っこを退かさないとダメでしょう。

 

 元々は山だったんだろうから すぐに山に帰るんでしょう。このでは こんなのが ここの他 3∼5か所ばかりに増えて来てます。限界集落に成らなきゃいいんですがね、

 

 落花生の食害が始まりました。未だ数えられる位の株ですが。株元を深く掘って 成ったばかりの良い莢が食い散らかされてます。どうも ネズミの仕業の様です。

 

 ハクビシンや狸なんかだと こんなもんでは済みません。

 電気柵は生きているんで 中型の獣は未だ入ってきてないようです。ネズミ位は見逃すほかないようです。収穫まで後1か月程、この位で収まってくれると良いんですが。

 昨日1日頑張った成果はこの3畝。腰ほどに伸び蔓延った草を剥ぎ取り 除き、溝を掘って 刈ってあった草を放り込み、肥やしを入れ埋め戻し 畝にしました。ネットを掛けた畝は 白菜とキャベツの苗を下しました。

 明日は 降る、との予報を信じて マルチの畝には大根を蒔いてあります。向こうの方は 人参も蒔きました、一寸遅くなってしまったんですが、何とか成ってくれと 人参頼みです。

 居間の前の シュウメイギクの花です。もう秋は半ばなんですね。暑さが続くもんで 季節感が狂ってしまいます。

  

 冬野菜、越年野菜の支度が要る時期なんですね。畑は半分以上腰を越える草に占領されてます。馬力をかけて 草を退かし、種が蒔ける 畑に戻さねば、、

コメント
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