里山暮らし

千葉の里山での 小さな村の四季の風景や畑仕事の記録です。

ナガサキアゲハ

2015-05-05 18:11:56 | 日記
 この前、筍掘りをする前に刈ったばかりだと思っていた裏庭がすっかり藪に成ってしまいました。一寸油断するとこの有様です。やっと明るくなったのに、もう暗くなってきました。
 刈り払った時には無かった’独活(ウド)’もこんなに大きく。美味しい山菜として味わう間もなく、大木?に育ってしまいました。野の草草は皆ウドに負けず劣らずですから、また刈払い機を振り回さねば。
 草の勢いに負けそうなこの時期の家の周りを一巡り撮ってみました。
 
 藪の手前の辺りは三つ葉が威張ってます。ハコベやカキドウシやなんかの上に大きな葉を広げてしまいました。柔らかい先っぽを摘んで、お汁に浮かせるといい香りです。卵焼きに入れても。
 芹も蕗も皆背が伸びましたが、茗荷がつんつん突き上げてきて、いまにすっかり覆ってしまいます。
そうなる前に刈り払わないと酷いことになります。
  
 藪の手前の栗ももう花芽です、芽吹いたばっかりなんですが。季節は全力疾走みたいです。
 この栗は’銀寄’だった筈、早生で大きな実になります。栗玉蜂には弱くない筈なんですが、それでも、随分若芽がやられてます。卵を産み付けられた芽はこのようにぷっくり膨れて、このまま枯れてしまいます。明るい季節なのに、一寸残念です。
 
 居間の横の夏蜜柑に花が一杯着きました。まだ去年の実がやっと一人前になって沢山ぶら下がってるのに。
 香りに誘われて、大きな黒い蝶が来ます。ヒヨも花を啄ばみに来るのでこれには一寸心配です。大きくなってぶら下がっている大きな実は、ハクビシンに食い尽くされる前に、採って一年分のマーマレードを煮る事にします。木の下に食われた実の皮が散らばるようになりました、甘く成ってきたんだと思います。
 
 裏藪でここは陰になるので草が酷くならない場所にエビネの一叢があります。今年は花茎が少なかったんですが、咲いてくれました。こいつ等のためにも、頑張って草刈をするか!
前庭の隣の山の中にもかなりの叢があるんですが、藪が酷いんで未だ見てません。そっとしておいてやろうと思います。
 
 前庭の方もかなりの草薮になってきましたが、クレマチスが頑張って咲きだしました。蔓で高みに上れるといっても、根元を草に覆い尽くされると駄目になりそうです。ここも草刈草刈。
 
 今朝、前の土手際の柊に大きなアゲハチョウが止まってました。蛹を出たばかりだったようです。多分、メスのナガサキアゲハです。今花盛りの夏蜜柑や柚子、蜜柑、金柑のどれかから育ったんです。
 動きが激しくならないうちに写しておこうと、そっと近寄って撮りました。オスの方は早くから家の周りを飛んでましたが、メスは見かけてなかったんです。春型の繁殖は今からなんでしょう。
 もともと南国の蝶です。夏が近くなったようです。
 
 暑くならないうちに頑張って草刈機を振り回すことにします。
コメント
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