里山暮らし

千葉の里山での 小さな村の四季の風景や畑仕事の記録です。

豆を干し始めました

2014-11-07 14:57:59 | 日記

 庭の桜の枝に大きな巣を掛けた女郎蜘蛛が一段と育ってきました。この時期になると 真ん中に大きくなった女郎蜘蛛が陣取る大きな蜘蛛の巣がそこら中に出現します。
 虫を捕まえては巣に張り付かせて見ると コガネムシやハナムグリなんかの甲虫が好みの様で バッタはあんまり好きでないみたいです。張り付かせた甲虫を寄ってきて素早く糸の束でぐるぐる巻きにしてしまいます。冬前に栄養を付けて子孫を残すのに懸命なんでしょう。
 
 やっぱり冬前の物、食用菊のモッテノホカが咲きました。雪国の故郷に居る姉に送ってもらった苗を作り続けた株です。
 夏の間 草取りを怠けて 夏草に埋もれさせてしまって可愛そうな事をしました。それでも健気に咲いてくれました。泥縄で 蕾が見えるようになってから 草を取ってやったんです。一回だけですが 花を摘み 綺麗な紫の色と深まった秋の香りを頂きました。

  
 冬野菜が育ってきました。葱は寒くなってから急に太くなったみたいです。太い奴を抜いて食べ始めましたが 柔らかくなって、すっかり一人前になりました。霜が来ると一段と柔らかくなって甘みも増します。
 白菜の2回目のがもう採れます。早生の小さめの種ですが ずっしり重みもあります。残念なのは 夜盗虫が凄く 虫食い跡が無くなるまで葉を外側から外していくと かなり小振りになってしまう事です。虫の食べ残しを頂いているような気です。

 大根は三回目のがここまで来ました。1回目のは食べ中、2回目のは後半月位で食べ頃になりそうです。正月用の糠漬けにもしようと思ってます。
 
 夏野菜の唯一の生き残りのシシトウガラシが頑張って居ます。次々成り続けているんで この頃は些か食傷気味で’もう要らない’と言われてしまいました。一杯採って佃煮にしてもらいます。箸休めには良いんですがね。

 
 大豆が枝豆の時期を過ぎ 豆になってきました。ここの皆は豆なんかが 実が入って鞘が茶色くなる事を「あからむ」と言います。家の豆 小糸在来が あからんで きたんで抜いてハザに掛けました。
  
 晴れた日が続けば 2週間ぐらいで剥いて豆にします。この小糸在来は味噌に煮て あとは煮豆にします。甘みがあって 美味しい豆です。

 畑には 豆があと2種類残ってます。黒豆と青(緑)豆です。まだ完全には あからんで 無いんで今月末位に抜くようです。 
コメント
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