里山暮らし

千葉の里山での 小さな村の四季の風景や畑仕事の記録です。

雨が降りません

2017-07-31 14:35:29 | 初夏の里山
 里山のこの辺りだけ 雨が降らないんです。木更津や袖ケ浦でも海寄りは 降っていたよ、と そっちを通って来たのが 言ってましたが、降りそうな雲は来て ゴロゴロ音はしても。
 もう雨らしい雨が無いのが 何週間続いたかな、
 昨日は村の道掃除、道の草刈や 道に被って来た木や竹の枝を払ったり、道に捨てられた缶なんかのゴミ掃除でした。刈払い機がおかしくなってしまい、隣のOさんに見てもらったが 駄目なようなんで、Oさんのを借りて 大汗かいて頑張りました。集まった皆も 降らないねー、暑いねー、ばっかりでした。

 暑さで稲の生育は進んでいるようで もう 稲刈り始めたよ、の声も聞こえてきてます。

 畑はカンカラカン、胡瓜は殆どダメ。3回に分けて ずらして植えたのが 全部。こうなったら ほぼ回復見込みは無し。今年の胡瓜は諦めました。

 インゲンは最初は良かったんです。が この日照り続きで 莢が筋ばっかりで 食べられなくなってしまいました。蔓も枯れてきました。酷いもんです。
 
 やっと、歯抜けになってますが、少しばかり芽を出してくれた小豆です。が、出たはずの芽が少ないと気を付けて見て回ったら、食い千切られてました。夜盗虫です。
 少ない芽生えを食われるんですから たまったもんじゃない。踏んだり蹴ったりです。こいつ等は昼間の暑さは 土を被って凌いでるようです。暑ければ暑いだけ潜ってしまい ぬくぬくと昼寝、夜の間に 悪さはし放題、困ったもんです。
 何とか種の分位は採りたいもんです 

 前の山椒も ぐったり。こんなになった事は 今迄有りません。枯れてしまわなければ良いんですが。
 
 秋野菜を植える所を確保すべく 伸び放題の草を刈りました。朝刈ると 夕方には燃せそうな位乾きます。少しずつ集めて燃しています。
 

 夏野菜はトマトの他は 諦めざるを得なさそうです。秋野菜の種蒔きまでには降ってくれるでしょう。
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稲穂が垂れ始めました

2017-07-22 17:14:52 | 初夏の里山
 里山の家へ上がって来る 道の棚田は 稲穂が垂れ始め、わたって来る風は良い香りです。大きなトラックに囲まれて暑い目をして来た身には 極楽の風です。
 お盆前には 稲刈りが始まります。盆前の 村の神社の夏祭り支度、今年は 不幸があって参加しなかったんですが、大きな幡を立てる事は 今年から止め、国旗を立てる簡単な方法にしました。幡を立てる柱が壊れて 改修する費用が多くなって 負担しきれなくなったんです。
 お盆と言えば 村では今年も何人か亡くなり 寂しくなりました。新盆の飾りが 今年亡くなった人の家の庭に立ちます。
 毎年この時季になると 逝ってしまわれた皆の 優しい笑顔、面白い話を思い出し 寂しさが募ります。  

 夕方 涼しい風が吹き出すと 窓の上の枝からヒグラシの涼しい声が落ちて来ます。日中は焦げるような暑い日差しで 畑から上がって来ると Tシャツはぐっしょり、口の周りは塩辛くなってしまいます。が 日が落ちる頃からのこの涼やかな合唱に救われます。日盛りの油蝉やミンミン、ニーニーや 早くも追い立てるように鳴き始めたツクツクボウシなんかの暑さを煽る鳴き声が ヒグラシに代わると 一っ風呂汗を流した肌に涼しさが染み入るようで、これはもう夏にしか味わえない楽しみでしょうか。

 裏の藪の ブルーベリーが濃紫になってきました。枇杷に始まってジューンベリー、プラム、桃と獣と鳥に遣られっぱなしでした。これだけでも収穫しないと ヨーグルトにトッピングする ジャムを買う羽目になります。 
 
 防虫ネットを掛けました。去年まではこれでヒヨは防げました。今年はどうなるか、
  
 雨が欲しい!切実な願いです。畑はカンカラカン、1回目の胡瓜は最盛期を前に もう終わりです。曲がってひねこびたのが萎れて黄色く乾いてきた蔓に少しだけ着いてるだけ。2回目3回目のも このまま雨が無いと終わりになりそうです。実を生らさぬ内に。
 草だけは恐ろしい位伸び、蔓延ります。蛇草、ヒユ、藜にスギナ、コウボシまで。作物に遣っている肥やしを吸って 物凄い勢いです。植わって居る落花生や薩摩芋、葱、里芋、西瓜に南瓜もすっかり埋まってしまいそう。
 刈払い機を振り回して退治に掛ってます。草共の根際に歯を入れて刈るんですが、乾きに乾いてるもんで 土埃もうもう。手伝いに来た 妻に 竜巻の土埃の中に居るみたいで 姿が隠れてると 笑われてしまう始末。
 蒔いた大豆は芽を出さず、土の中で焦げているんでしょうか、今年は青豆、黒豆は諦めました。小豆は1/10位芽が出たんで 種だけは確保しようと思います。とにかく 雨よ来い!!
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桃が甘くなってきました

2017-07-05 18:20:46 | 初夏の里山
 前庭の桃が随分大きくなりました。昨日の夜 台風が通って行った後、2つばかり落ちました。何日か前に落ちたのを 取って置いて 食べてみたらとっても甘かったんで、この落ちたのを拾って ついでに幾つか捥いできました。
 今日からまた何日か 町の方へ下りるので、その間に獣に食い尽くされるのも しゃくなんで 一寸小さ目なんですが採ってきました。、
 
 3種3本セットと言うのを取寄せて植え もう5年ばかりになります。袋もかけて 楽しみにしていますが いつも食われてしまってます。袋を破って広げ その上にご馳走様と種を置いて行く 誠に憎たらしい様なんです。
 多分前庭の傍の 山の藪に住んで居る狸か、もっと前から居るハクビシンだと思います。夜 見に行く時には 姿を隠すんですが 朝には狼藉の跡が、で 実行現場は未だ見てません。隣のOさんも、枇杷の時を見てるんで、今度も遣られますよ、と笑ってます。

 栗の毬がぐんと育って 目立ってきました。これから育ち切れないのを 振り落とします。来月には 実って毬を開くようになります。植物の育つ勢い速さには感心です。こう言うのに囲まれていて少しでもこいつ等の 力を貰いたいもんです。

 夏野菜は 胡瓜の1回目が盛りです。先週は何やかやで来れなかった間に こん棒みたいになったのが ごろごろでした。
 
 胡瓜の2回目はこの雨で ぐんと伸びそうです。昨日のうちに 3回目の苗を植えましたが 大 正解でした。

 インゲンも2回目が成り始めました。1回目は早く蒔いたんで 寒さにいじけてしまい 今採れてますが 蔓が細くいくらも取れません。もう2回目の方が 追い越します。
 
 トマトはこの雨の前までの乾きで とっても調子が良かったんです。が、この先は どうなりますか。雨の前に笊に一杯採ったんですすが、味が濃く結構な出来でした。
 
 獣と取り合っていた トウモロコシはネットを掛けたんですが、遣られました。ネットの裾を竹で抑えてたんですが 持ち上げ潜って入ったようです。竹の抑えの上から 土を盛っておきましたが、どんなもんですか、
 
 夏のキャベツの苗が出来たんで 玉葱の後に植えて ネットで覆っておきました。これも昨日の晩の雨で しゃっきりしてます。
 
 今度来て じゃが芋を掘り終わりました。1輪車に3杯、雨が来る前にと急ぎました。掘った後は 大豆を蒔きたいんですが、蛇草やコウボシ、スギナなんかの藪になってしまって 此奴らを退かさないと 畝に出来ません。
 刈払い機を持って来て エンジン起動の紐を何回引っ張っても エンジンが掛りません。Oさんに 何とかしてよ、と頼んで 帰ってきました。来週は何としても 豆を蒔きます。
 山鳩の奴が 頭の上の電線に来て 早く蒔け!と催促してます、が お前らには食われないようにするぞ。
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梅を漬けました

2017-06-29 12:12:15 | 初夏の里山
 前庭の南高梅が落ち始めましたんで 色の付いたのを採ってきました。2キロばかりです。南高梅は色付く前は香りが有りませんが 黄色になると甘い良い香りです。
 黄色になると落ち易く、次々落ちてしまいます。落ちると何かに当たって軟らかくなってきた肌に傷がついてしまうし、落ちるとすぐに虫が食って穴が開きます。穴や傷があると そこから腐って来るので せっかく大きく育った梅がもったいない。それで 木の下にシートを敷いて 捥いできました。

 去年、一昨年と夏の丑に何やかやあって 干し損ねてしまったんで 今年は確り干そうと思ってます。と考えていたら、闘病中の兄が 亡くなりました。不幸があった時の梅干しは 上手く行かないと 田舎で聞いた事が有ります。気を付けます。

 ベランダの何回目かの夏野菜の苗が そろそろ下してくれと催促しているみたいになりました。キュウリは3回目です。1回目のは成り盛りになりました。山の畑で乾くんで 盛りの期間は短いんです。それでも この3回目ので 今年の夏は間に合いそうです。
 駄目押しで 地ばいの種類を7月になったら 蒔こうと思ってます。
 
 レタスも少しやってます。防虫ネットを遮光にして 植えます。

 キャベツの苗も育ってきました。来週行った時に植えます。玉葱の跡とか 豌豆の跡とか 片付けて畝を作って。

 じゃが芋も掘らねば また隣の婆さんに尻を叩かれそうです。予報では暑くなりそうなんで 熱中症に気を付けて動きます。
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里芋の救出、トーモロコシは早くも

2017-06-21 13:39:12 | 初夏の里山
 梅雨に入ってから雨が少なく 苗床から下したキャベツやブロッコリーがぐったりしてました。この雨で 生き返りそうです。
 乾いていたのに 畑の草はお構いなしで 伸びる蔓延る。この前 刈払い機で刈ったのに 膝が隠れる程。草が野放図に伸びた中で 野生化した青じそが摘める位になっていたのは たった一つの良かった事。草を刈る前に いっぱい摘んでおきました。
 
 この草で里芋がすっかり埋まってしまったんで 救出にかかりました。刈払い機で畝の外を退かし、畝の中、株の間は手で抜いて。今年は作る量を半減させ 2畝にしたんですが それでも1時間ばかり掛かりました。
 手で取るのを出来るだけ少なく と 刈払い機で株の際まで刈りました。が、思った通り 何本か里芋の茎を切る始末、手を抜こうとして かえって面倒な事になる いつもの段。幾つになっても学習能力の無い事、
 
 家の畑はこの体たらくですが、90を越えようかと言う前の家の爺様の方は 見事に耕されてこの通り。朝遅く とことこやって来て、鍬で耕して草なんか生やしては置きません。村の皆は仕事に無駄がない、急いでいる風にも力んでいるようでも無いのに きっちり畑が出来ていきます。 

 取り損ねて くさのなかにほったらかしていた 人参が大きな花房を擡げました。野菜でも 家の畑では 逞しくなるようです。そんなに潤沢に窒素肥料が有るわけはないのに、草に伍して葉を広げねばならんのに、健気です。
 
 この雨が降る前、抜いて畑の豆の手に掛けて置いた 玉葱です。乾いたんで小屋の軒下に 取り込んで吊るしました。長く取って置ける中位の粒のが採れました。これで何か月は賄えます。
 
 まだ鬚が出たばっかりな トウモロコシが獣に遣られました。実の入っていないトウモロコシの子供が捥ぎ取られて 齧られて、株は倒されて。
 こんな事は初めてです。今迄は収穫しようと思った前の晩に 盗られてました。
 残ったのを助けようと ネットを掛けました。枇杷では掛け方が半端で失敗したあのネットを持って来て、トーモロコシを覆いました。
 敵は狸かハクビシンかアナグマか、捥ぎ取られ齧られたのと株の方に付いた泥手の跡がはっきり付いていました。いずれにしても前足の使える奴です。このネットで遣られるかも、もう一手考えが要りそう、
 
 冬野菜のカタログが届いてます。次々追いかけられる気分に。ぼちぼちやる積りですが、気が急きます
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