malのあっちこっちブログ

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奈良・平城宮跡

2010-04-18 08:41:45 | 
唐招提寺を出て、平城宮跡に向かって歩いた。



唐招提寺の辺りは、平城京では確か4条辺りだろうか・・・

大した距離ではないが、朱雀門からは確か線路が邪魔をしてまっすぐには宮跡に向かって行けないはずだ・・・

3条辺りで寄りたい店があったので、そこによって歩いているとこんな店を見付けた。




回転寿司「まぐろ家」一皿88円・・・・・

なんだかなぁ~って思いつつ入ってみた。



流れている皿は無視して、まとめて5~6皿注文すると・・・

しばらく経って、、、

注文したインターフォン越しに「〇〇〇〇・・・した」って聞き取れない声が流れてきた。

「なんて言ってた?」なんて話していると・・・



突然、番号札を旗艦とする連合艦隊がやってきた。



「あっコレ、おらっちのテーブル番号だべ・・取れ!とれ!・・・」

取り忘れても一周廻ってくるだけだろうけど、これにはあせった。。。

所変われば品変わる・・・まったく、なれない場所で注文すると旅に変化があっていい。



やがて、指定地の平城京跡地に入る。



柳が風に吹かれていた。。



こっち側から朱雀門を見たのは初めてだ。




西側から線路を渡って大極殿に向かう。

開館は4月からなので見学はできないが、本体は完成して現在は外構周りを工事している。



2006年の11月にここに来た時、大極殿はまだ工事中だった。

とてつもなく大きな仮囲いに覆われていた。

たまたま工事中の現場を見学する機会に恵まれ、中に入って上まで見る事ができた。









製材方法は当時の工法を使っているという。仕上は鑓鉋を使っていた。

使われている二抱えもある檜の大柱も全て国産とのこと。

国内にもまだこんなに大きな檜があったのかと感動した。



復元された第一次大極殿は、断然東側からの顔がいい。










写真を撮った場所の前でバグパイプを吹いている家族がいた。

旦那はスコットランド(?)人だと確信しているが、堂々たる体躯でバグパイプも上手だった。

不思議にこの場所にその音は馴染んだ。




この場所からは、若草山や東大寺が見える。






宿への帰り道、餅飯殿(もちいど)通りを歩いていると、暗がりの向こうで灯りが点いていた。

なにやら稽古をしている。

邪魔をしないように遠目から眺めていた。



通りに戻ると、そこに立て札があった。

春日大社大宿所という場所らしい。

春日若宮おん祭の願主役を大和の国の大和士(やまとざむらい)が集まって精進潔斉を行なう奉篭所なるものだったらしい。

豊臣秀長の命によって作られた場所らしいから、4百数十年経ってまだ続けられている文化である。

奈良にとっては、まだ最近の話なのかもしれない。




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