malのあっちこっちブログ

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EGYPTへの旅・・・1

2010-11-20 19:36:44 | 
二ヶ月前、今度の目的地は突然決まった。


今回も一番安かったアエロフロートを利用した。帰りにシェレメチェボで14時間のトランジットがあったので、事前にロシア大使館でVISAを取った。



日本から16時間半行きのトランジットを含めると18時間半でカイロに到着。




まだロシアがソ連邦だった時代、欧州や中東へはアンカレッジ経由の北周りか南回りというバンコック、ジャカルタ辺りとテヘラン辺りを経由して入るルートしかなかった。

思えば地球も狭くなったものだ。。。



ここ3年ほど旅といえばザックで出かけている。両手が使えて便利なのと、運搬が楽な理由からだ。

しかし難点もある。
まず第一に非常に汚れる。
第二に、引っかかる形状のために破損する可能性が極めて高い。
事実、一度サイドを締めるテープが引きちぎられて保険を使って直したこともある。
そこで今回はビニール袋を事前に用意して、それに入れて積み込んだ。



結果は成功、それでもビニール袋のアチラコチラで穴が開いてはいた。。。



さて、今回の旅の唯一の教科書は「地球の歩き方」

しかし、ここカイロ国際空港の記述が非常に分かりづらい。
その理由は、この空港の「広さ」と、そこを走っている道路の複雑さ、そして各ターミナルにある数字のついた出発棟と到着棟を記述していないからだ。

まず国際線は第一と第二ターミナルで出発・到着を扱う。第一と第二の違いは地域だ。
第一は欧州、第二は中近東・アジアかと思う。
そして第三は国内線。
アタシ達はモスクワから到着したので第一、乗り換えは国内線なので第三という訳だ。

今回はカイロから一気にASWAN(アスワン)へ行くことにしていた。
カイロ着が21:45、ASWANへの出発が0445、テントを張るわけにはいかないが、得意の仮眠で一泊分浮くって訳だ。
この時期カイロの平均気温は27~8度、最低が17~8度。チョット寒いけど準備は万端、早速インフォメーションのオジサンに第三ターミナルへの行き方を聞くと、

「ブリッジを渡るとシャトルバスの乗り場がある」と早口の巻き舌で教えてくれた。

外へ出ると正面には煌々と明かりがついた建物からなにやら激しいリズムの音楽が聞こえてくる。


外へ出ても分かりにくいのでタバコを吸っていた警官に聞くと「そこ!」と言う、そこに行って待っているらしい若者に聞くと「ここ!!」と言う。

待つことしばし「Terminal1」と表示したバスがやってきた。乗った。と、すぐ隣の建物で止まった。
建物の表示は「Departure Hall1」。降りる乗客に聞くと「降りろ!!!」と言う。
降りた。
警備の警官に「To ASWAN?」と聞くと「Year!Year!!」と答える。中に入ってモニターでスケジュールを見ると全てが国際便ばかり。
別の警官に聞くと自信がないのか上官を連れてきた、聞くと、シャトルバスでTerminal3へ行け!と言う。
不機嫌になってさっき降りた場所に戻ろうとするとPがさっきの建物じゃないのか、と言う。
隣の建物だったらシャトルバスで行けとは言わないだろう・・と反発したが、いつも旅に出かける前に「仲良くしようね」と言う手前、反面、自信もないので戻った。

もう一度、本と首っ引きで検討する。やがて、どうやらこの空港は広くて、Terminalの中にDepartureHallとArrivalHallがあるらしいことが分かった。

不安に駆られながらバスに乗る、と、大きなバスターミナルに着いた。ウロウロして見ながら降りる乗客に「Terminal3?」と聞くと身振りで降りろ!と言う。
迷っていると美人が乗り込んできた。再度聞くと、完璧な英語で、ここは市内に行くバスの乗り場でTerminal3はこの先と教えてくれた。

だだっ広い敷地を何故か右に左にグニャグニャ曲がりながらようやくTerminal3に着く。

Terminal3に着いたとき、日付は11/30に替わっていた。。。

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2 コメント

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言葉の壁 (賢パパ)
2010-11-20 21:36:50
myuさん、英語達者だから良いっすねぇ。

その点、賢パパは外国は無理っす!

でもねぇ・・・東北地方に旅行するんだったらどこでも大丈夫っすよ!
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ダイジョウブっすよ・・・ (myu)
2010-11-20 22:30:12
カイロでベリーダンスを習いに来ている二人連れと同宿してました。
彼女たちは全く英語が話せません。
タクシーに乗るときはメーターを指差し、行き先を書いてもらった紙を見せ、食べ物屋では指を指し、写真を見せ、堂々としていましたねえ。
最初、一緒に行動したときには彼女たちに連れてって貰いましたよ。
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