バイヨンを出て
真北に進んでゆくと、やがて西北方向の池越しにバプーオンが見える。
ここの築造はバイヨンよりも1世紀半ほど早くヒンドゥー教の寺院だ。
なんでも「隠し子」と言う意味なんだそうな。
その昔、シャムとカンボジアの王が兄弟だったころシャム王の子をカンボジア王が預かったんだそうな。
しかし、これはシャム王の陰謀でやがてカンボジアはシャムに乗っ取られてしまうという廷臣たちの反対で
カンボジア王はシャム王の子を殺してしまったんだそうな。
これに怒ったシャム王がカンボジアに大軍を送り、このままでは自分の子が殺されてしまうと思った王妃が
その子をこの寺院に隠したのが謂れだそうな・・・
この寺院には東参道から入るのだが、この参道は空中参道と言われ浮いているように作られている。
なんでもアンコールワットのモデルとなったとか・・・
この参道、マジで気持ちいい。
上から観ると
もっとイイ気持ちなのだ・・・
南北には神が歩く階段が上に向かって伸びる
ここアンコール遺跡のオリジナルの階段は、すべて神が歩くための階段であるため人間が歩くようには作られていない。
マジでオリジナルをそのまま使用するとけが人どころか、最悪のケース続出と言う状態であることは間違いない。
そのため、人間様用には別に階段がしつらえてある。しかし、緩やかな勾配を取るだけのスペースもなく、急なことは
変わりない。
遺跡巡りの際には、くれぐれもお気をつけあれ。。。
このバプーオンの真北にかって王宮があった。
既に述べたように人間の住む建築物は木造のため残っていない。
この王宮の前面に象のテラスと言う広い通路が南北に流れ、その中央に王のテラスがあった。
このテラスの中央に王は坐り、閲兵や儀式を執り行ったり、芝居や今で言う大道芸みたいなものも見た。
この王のテラスの腰壁の部分にも三体の象の彫刻があった。
王のテラスの前面にプラサット・スゥル・プラットと言う綱渡りの塔と呼ばれている、その昔、この塔と塔を結んで綱渡りを見せたと言われて
いるが、その真意のほどは定かでない。
アンコール遺跡では、何のために?とか、なぜ?とか、使用目的が分からないものが多い。
遺跡を巡って気付いたが、レリーフは沢山あっても、築造当時の文字は見なかった。
日を改めたブログでお見せするが、この素晴らしい石造物を破壊し、保護しているのがガジュマルである。
ガジュマルでこのような大木は西表島で見たことがあるが、ものすごい大木が縦横無尽に石を掴み、入り、割り、握る。
枯らせることはできないし、切ることもできない。
王のテラスの北側にライ王のテラスがある。
ライ王のテラスから王のテラスを観る
三島由紀夫の戯曲「癩王のテラス」で知られているが、何故ライ往と呼ばれるのかはわからない。
最初、ガイド氏が「ライオンのテラス」「ライオンのテラス」と言っているとばっかり思って、テラスに行ってみると、
ヒゲとキバがある王像があり、初めて「ライ王のテラス」と言うことを理解した。あ~ぁチカレル。。。。。
今回、この日を含めて3日間アンコール遺跡を巡ったが、再度行けたのはアンコールワットだけだった。
このバイヨンを含むアンコールトムもじっくりもう一度見たかった。
真北に進んでゆくと、やがて西北方向の池越しにバプーオンが見える。
ここの築造はバイヨンよりも1世紀半ほど早くヒンドゥー教の寺院だ。
なんでも「隠し子」と言う意味なんだそうな。
その昔、シャムとカンボジアの王が兄弟だったころシャム王の子をカンボジア王が預かったんだそうな。
しかし、これはシャム王の陰謀でやがてカンボジアはシャムに乗っ取られてしまうという廷臣たちの反対で
カンボジア王はシャム王の子を殺してしまったんだそうな。
これに怒ったシャム王がカンボジアに大軍を送り、このままでは自分の子が殺されてしまうと思った王妃が
その子をこの寺院に隠したのが謂れだそうな・・・
この寺院には東参道から入るのだが、この参道は空中参道と言われ浮いているように作られている。
なんでもアンコールワットのモデルとなったとか・・・
この参道、マジで気持ちいい。
上から観ると
もっとイイ気持ちなのだ・・・
南北には神が歩く階段が上に向かって伸びる
ここアンコール遺跡のオリジナルの階段は、すべて神が歩くための階段であるため人間が歩くようには作られていない。
マジでオリジナルをそのまま使用するとけが人どころか、最悪のケース続出と言う状態であることは間違いない。
そのため、人間様用には別に階段がしつらえてある。しかし、緩やかな勾配を取るだけのスペースもなく、急なことは
変わりない。
遺跡巡りの際には、くれぐれもお気をつけあれ。。。
このバプーオンの真北にかって王宮があった。
既に述べたように人間の住む建築物は木造のため残っていない。
この王宮の前面に象のテラスと言う広い通路が南北に流れ、その中央に王のテラスがあった。
このテラスの中央に王は坐り、閲兵や儀式を執り行ったり、芝居や今で言う大道芸みたいなものも見た。
この王のテラスの腰壁の部分にも三体の象の彫刻があった。
王のテラスの前面にプラサット・スゥル・プラットと言う綱渡りの塔と呼ばれている、その昔、この塔と塔を結んで綱渡りを見せたと言われて
いるが、その真意のほどは定かでない。
アンコール遺跡では、何のために?とか、なぜ?とか、使用目的が分からないものが多い。
遺跡を巡って気付いたが、レリーフは沢山あっても、築造当時の文字は見なかった。
日を改めたブログでお見せするが、この素晴らしい石造物を破壊し、保護しているのがガジュマルである。
ガジュマルでこのような大木は西表島で見たことがあるが、ものすごい大木が縦横無尽に石を掴み、入り、割り、握る。
枯らせることはできないし、切ることもできない。
王のテラスの北側にライ王のテラスがある。
ライ王のテラスから王のテラスを観る
三島由紀夫の戯曲「癩王のテラス」で知られているが、何故ライ往と呼ばれるのかはわからない。
最初、ガイド氏が「ライオンのテラス」「ライオンのテラス」と言っているとばっかり思って、テラスに行ってみると、
ヒゲとキバがある王像があり、初めて「ライ王のテラス」と言うことを理解した。あ~ぁチカレル。。。。。
今回、この日を含めて3日間アンコール遺跡を巡ったが、再度行けたのはアンコールワットだけだった。
このバイヨンを含むアンコールトムもじっくりもう一度見たかった。
山で岩場には慣れていると思ったけど、装備も違うし、階段はすり減って丸くなってるし、まともには降りられないよね~
うっかり登っちゃうと、マジで降りるのが大変。
この階段本当に こわかったよ~~
神様の階段っていうより 一歩間違えちゃば、自分が神様になっちゃう?! よね。
実際 登ってから 降りたくないって 本気で思ったよ。
登る前に ガイドが カメラ以外の荷物は置いていきなさい。(ここで荷物番しててあげるから) っていう 意味わかりましたよ~
身体一つで登らないと降りるのが大変だもんね~~
本当に怖かったです。。。