桃花林・・・

先日、ホテルオークラへ「文化勲章受章作家の競演」と題するコレクション展を見に行った。



日本画壇の日本画と洋画の巨匠たちの絵画が展示されていた。

久し振りに見ることができた小磯良平の確かなデッサン力や林武の再認識があったり、

上村松園が女性だったことを知ってホっとしたり、平山郁夫のシルクロードシリーズの

「青」を見て、薬師寺の玄奘三蔵院伽藍の大唐西域壁画の「青」を思い出した。

この「青」はラピスラズリの粉末を使って描かれたという・・・

色、で思い出すことは、アタシの高校の絵の先生が言っていたことがある。

海外でデッサンをして帰国後、日本で購入した絵具で描くと、どうしても日本の風景になってしまうそうだ。

特に、空と海は、海外の景色は、その土地で購入した絵具じゃないとその土地の風景にはならないという。。。

平山郁夫の大唐西域壁画を見ると、あの場所の日が落ちた、あるいは日が昇る前の空の色は

あのラピスラズリのようなのだろうと想像してしまう。



話しを戻そう・・・

ホテルオークラには桃花林と言う中華料理店が併設されている。



ここの五目焼きそばは格別に旨い。が、食いしん坊のアタシ達は単品でなくランチコースに走ってしまった。



こんなセットで迎えられ



お茶をいただきながら待つ



冷菜の盛り合わせが出てくる



これは、クラゲも鶏も豚もトマトまでもがうんまいったら・・・・・

やがて飲茶で選んだ５品が出てくる。





５品目のちまき



そして、最後は上海焼きそば。



固焼きが食べたかったなあ・・・


締めは杏仁豆腐



このレモンスライスが絶妙だった。

たまには質の良い食事もイイもんですなぁ～。。。。。