読書・水彩画

明け暮れる読書と水彩画の日々

静物(花)を描く

2009年04月14日 | 水彩画

花の季節
 前回に引き続き今週も静物画(花)。
 前回は花と果物でした。

 前回は中心となる対象とそれ以外のものにどうメリハリをつけるかに主眼を置き
 ましたが、果たして満足できる結果が得られたかどうか。

 今週の花は主としてブルー系で、暖色系紫とか、寒色系の紫とか、微妙に異なる色
 合いを、うまく表現することが出来るかどうか。
 結局背景に悩み達したのがオレンジ系。補色関係を考えるとこんな色も「あり」と思っ
 て塗ってみましたが、先生からは「大胆な選択」で、たまにはこういう冒険もして見
 なければ、と唖然とされたのか励ましなのか、苦し紛れの評価を戴きました。

 ちなみに花は「トルコ桔梗」、「スターチ」、「デルフィニューム」。「デルフィニューム」は初めてみる
 花でした。

    
     今週の作品


    

               前回の作品

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桜・補遺

2009年04月08日 | 里歩き
近所の桜開花情報
  桜の名所の桜ばかりが桜ではない。
  まだかまだかといって気にしている頃は近所の桜が目安なのだ。
  学校の校庭や保育園の園地周辺等は結構桜がきれいで、心和む。
  花見の名所で花見酒もいいが、たった一本の桜でも少し葉っぱをつけた山桜
  の下にシートなど敷いて、静かに酒を酌み交わすのもいいし、寝転んで本を読
  むのもいい。本を枕にまどろむのはもっといい。運がよければ、そよ風に乗っ
  て花びらが、唇をそっと撫でてくれるかも知れない。
  そんな春の一時期はもうすぐ終わる。

  そんな訳で近所の桜。

          
    
   増尾ゴルフ場の染井吉野桜

   
  同上

 
     
   増尾城址公園の大島桜

庭を彩る花々
  この時期庭に咲く花々。

          
         にら花             芝桜             パンジー


            
      地植えのシクラメン          クリスマスローズ         木瓜の花

            
      ペチュニア(カーペットブルーレース)     海棠             紫花菜

     
       シベリアユキノシタ
 
   
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高尾の花見

2009年04月07日 | 里歩き
武蔵御陵参拝と南淺川の花見
  障害施者施設支援グループの恒例の花見。今回我輩が「武蔵御陵参拝・南淺川
 の花見」を企画。 好天に恵まれ好評裡に終わった。
  昨年も小生の幹事役で「清水公園でバーベキュー花見」であった。この日も好天・微
 風で楽しい一日を過ごした。

  今回の選択はかつて「甲州道中」を歩いた際、丁度桜の時期で、南淺川の土手
 の桜が余りに見事で感動したので、ぜひクラブのメンバーに見てもらいたかった
 のと、宮内庁「武蔵陵」で、昭和天皇・大正天皇の御陵を参拝するという歴史探訪
 を一挙に実現できるからである。

  高尾駅を降りると、ものの50m位で甲州街道。そこから橋を渡り、「多摩森林
 科学園」は左へ、武蔵御陵は右に曲がる。御陵の脇をぐるりと回って入り口まで
 歩くことおよそ20分。ずうずうしくも陵墓管区事務所に、買ったお弁当やビールな
 どを預かってもらって、先ずは御手洗で口を漱ぎ手清め、御陵内の小砂利の道
 を「武蔵野陵(昭和天皇陵)」へ。傍らには「武蔵野東陵(香淳皇后陵)」がある。

  月曜日とあってか思ったほど参拝客はいない。陵墓形式は上部3段下部3段の
 「上円下方墳」。歴代天皇の墳墓は円丘墳と前方後円墳が圧倒的に多く、この
 形式は少ないとのこと。
  300mほど離れたところに大正天皇の御陵「多摩陵」と貞明皇后の御陵「多摩
 東陵」がある。昭和天皇の墳墓の規模は高さ10.5m、円形の直径15m、下
 部の一辺は25m、全体の広さ2,500㎡で、大正天皇陵とほぼ同じとあるが、
 見た目は昭和天皇陵が幾分小さい。父帝を越える墓はさすがに作れまい。
  エジプトの歴代王の墓ピラミッドなどに比べると、日本の帝の墳墓は質素なもの
 である。しかし、常に自然とともにあるという、日本人固有の文化に立脚した墳
 墓形式は世界に誇ってよいだろう。

  さて、参拝を終えて、見事なケヤキ並木を歩いて、都立陵南公園の一角を横
 切る。南淺川橋の近くの川畔にシートを敷いて「花見の宴」。
  桜はほぼ満開であったが、花見客はそう多くはない。土・日はさぞ大変だった
 だろう。

   (画像の上でクリックすると大きな画像で見ることが出来ます。)

                   
     高尾駅前のしだれ桜      武蔵御陵           武蔵野陵

          
      武蔵野陵          香淳天皇陵           陵墓の桜

          
       多摩陵          貞明皇后陵


       
       南淺川畔            南淺川

   

  

 

  
   
 
  

コメント (2)
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六高台の桜

2009年04月05日 | その他
上野公園周辺
  昨日は六高台での花見に出かけるため、ブログアップが中途半端になった。
  大混雑の桜大通りを抜けると国立博物館前の噴水。国立博物館では、史上
 初めて興福寺からお出ましになった阿修羅像を一目見ようという人の群れが
 ごった返し、「阿修羅展」入場を待つ人が長い行列を作っていた。
  
  東京芸大の構内の一角に「黒田記念館」がある。明治期の巨匠黒田清輝の作
 品の一部、作品の光学的分析結果の展示などがあって小規模ながら興味深い
 美術館である。今日は生憎休館日で門は閉まっていた。仕方なく外観を20分ほ
 どスケッチし、後ほど彩色することにして引き上げた。銀杏の巨木が重々しさを
 演出している。
  
  上野中学を左に見て進むと、突き当たりは寛永寺の墓地である。ここには最近
 人気になった篤姫と夫の家定の墓所がある。
 手前で左に曲がると右手に「東叡山寛永寺」の山門がある。
  寛永寺には歴代徳川将軍の霊廟があり、家綱、綱吉、吉宗、家治、家斉、家定
 の6人が眠っている。

           
    阿修羅像          黒田記念館     東叡山寛永寺        篤姫墓所

  さて、同期会の会合の後近くの谷中墓地を訪ねた。谷中墓地は元来が寛永寺
 の飛び地で、青山墓地ほど広くはないが、中心部のかなりの部分が徳川家の墓
 所となっていて、最後の将軍「徳川慶喜」の墓所もここにある。ちなみに将軍家の
 墓所は一箇所にかたまっているわけではない。家康と家光は日光東照宮、秀忠
 家継、家宣、家重、家慶、家茂は芝増上寺に墓所がある。

   
   
     徳川慶喜の墓所

      
                            黒田記念館


六高台の桜まつり
  
昨日(4月4日土曜日)は松戸市六高台で恒例の花見。風も弱く絶好の花見日
 和。折からの桜祭りで、車はストップの歩行者天国で、屋台が立ち並び、芝生に
 は思い思いの趣向で花見のお弁当を広げ、バーベキューなどを楽しんである。何し
 ろ道路の真ん中を送電線が走っていて、その下の広々とした芝生が自由に使え
 るので、テントまで張り込んだ本格派もいるほど。開花状況も6~8分咲きで申し
 分ない。

      
   
    
                
宴会のお御馳走

  (その2終わり)

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上野公園のお花見

2009年04月04日 | その他

大賑わいの上野公園
  昔の職場の同期会が、鶯谷北口に近い根岸小学校の前にある某豆腐料理屋で
 あった。桜が見ごろなので、千代田線は「湯島」で降りて、池之端から弁天島に渡
 り、上野公園の桜のトンネルを抜け、国立博物館前から東京芸大に出て、寛永寺
 から言問通りに出て、山手線を陸橋で渡って根岸に出た。
  風もなく絶好のお花見日和とあって、大変な人出であった。結構外国人(特に韓
 国・台湾の人たち)が多い。
  桜は8分咲きで、ちらほら花びらが舞うというなかなかの風情で葉あるが、余りの
 人で、本通りは歩くのも一苦労。夜のお花見のため青いシートが敷かれ、下っ端
 の若者が陣取りの見張り役で、所在投げに漫画など見ている。
  いつも見られるホームレスの青いシートのホームはまったく見られない。この時
 期だけ排除されるのだろうか。

            
       弁天島へ                           大島桜

        
        
弁天島                             水鳥と桜

         

       
                不忍池の桜


   (その1終わり)
    

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