読書・水彩画

明け暮れる読書と水彩画の日々

六高台の桜

2009年04月05日 | その他
上野公園周辺
  昨日は六高台での花見に出かけるため、ブログアップが中途半端になった。
  大混雑の桜大通りを抜けると国立博物館前の噴水。国立博物館では、史上
 初めて興福寺からお出ましになった阿修羅像を一目見ようという人の群れが
 ごった返し、「阿修羅展」入場を待つ人が長い行列を作っていた。
  
  東京芸大の構内の一角に「黒田記念館」がある。明治期の巨匠黒田清輝の作
 品の一部、作品の光学的分析結果の展示などがあって小規模ながら興味深い
 美術館である。今日は生憎休館日で門は閉まっていた。仕方なく外観を20分ほ
 どスケッチし、後ほど彩色することにして引き上げた。銀杏の巨木が重々しさを
 演出している。
  
  上野中学を左に見て進むと、突き当たりは寛永寺の墓地である。ここには最近
 人気になった篤姫と夫の家定の墓所がある。
 手前で左に曲がると右手に「東叡山寛永寺」の山門がある。
  寛永寺には歴代徳川将軍の霊廟があり、家綱、綱吉、吉宗、家治、家斉、家定
 の6人が眠っている。

           
    阿修羅像          黒田記念館     東叡山寛永寺        篤姫墓所

  さて、同期会の会合の後近くの谷中墓地を訪ねた。谷中墓地は元来が寛永寺
 の飛び地で、青山墓地ほど広くはないが、中心部のかなりの部分が徳川家の墓
 所となっていて、最後の将軍「徳川慶喜」の墓所もここにある。ちなみに将軍家の
 墓所は一箇所にかたまっているわけではない。家康と家光は日光東照宮、秀忠
 家継、家宣、家重、家慶、家茂は芝増上寺に墓所がある。

   
   
     徳川慶喜の墓所

      
                            黒田記念館


六高台の桜まつり
  
昨日(4月4日土曜日)は松戸市六高台で恒例の花見。風も弱く絶好の花見日
 和。折からの桜祭りで、車はストップの歩行者天国で、屋台が立ち並び、芝生に
 は思い思いの趣向で花見のお弁当を広げ、バーベキューなどを楽しんである。何し
 ろ道路の真ん中を送電線が走っていて、その下の広々とした芝生が自由に使え
 るので、テントまで張り込んだ本格派もいるほど。開花状況も6~8分咲きで申し
 分ない。

      
   
    
                
宴会のお御馳走

  (その2終わり)

コメント
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