◇夏の野菜「ゴーヤ」の葉群を描く
うだるような猛暑の毎日。
西日が当たるダイニングルームの窓下にゴーヤのプランターを置いてささやかな葉陰を作っている。
朝食の後何気なく外のゴーヤの葉影と小さな黄色の花を見ているうちに刺激を受けて、2時間ほどで
描くきあげた。
昨年はもっと勢いがよく、葉影も重なりが多くて色彩的に変化に富んでいたが、今年はやや勢いに欠
けほとんど葉の重なりが見られない。その分描きやすいが、単調な色の連なりで面白みがないと言え
ばない。
実際はネットを張ってそこにゴーヤ特有のつるひげが絡まって来る。その子枝、孫枝を誘導しながら
葉影をつくっているのだが、絵では鬱陶しくなるのでそのネットを省略している。
黄色の花にマスキングを施し、全体の色がよく乾いてから右斜め上から薄くセルリアンブルーを刷く
ように色を置いた。
絵の下方にある葉群はミョウガである。
Clester 8F
(以上この項終わり)