読書・水彩画

明け暮れる読書と水彩画の日々

春到来「ふきのとう」

2021年02月19日 | その他

春の徴「ふきのとう」

  いつのころからか、近所の農家で土日に自家製の野菜を屋台で出すところがある。
 ほうれん草、白菜、大根、赤かぶなどを100円で売る。先日ふきのとうが出ていて
 驚いた。銀杏くらいの大きさで「いくら何でもまだ採るのは早いだろう」と気の毒
 に思った。
  我が家の庭にも出るが、いつもは2月下旬で、昨年は既に18日にちょうど食べご
 ろの大きさに育っていてずいぶん早いご登場と驚いた。今年はやはりまだ食べるに
 は早い感じである。
  舎弟が住む魚沼の地では4月に入って雪が解ける頃から出回るようである。

 <今年のふきのとう> 

 

 
 
 

 

<昨年のふきのとう>

 

 

 

 

  今朝の日経新聞ではコラム「春秋」で「ふきのとう」について触れていた。スー
 パーの野菜売り場の一角に鹿児島産のタケノコの脇に新潟や山形から届いたふきの
 とうやタラの芽が並んでいたそうだ。この時期さすがに自然のタラの芽はないだろ
 うが、もうふきのとうが出ているのか?
  クマは冬眠明けにまず最初にふきのとうを探し食べるという。この時期の山菜類
 には新陳代謝を活発にする効用が備わっているそうである。「春の皿には苦みを盛
 れ」とのことわざがあるとか。
  「五輪大会組織委員会会長に決まった橋本聖子氏には歯噛みするほどの「苦渋」の
 決断だったかもしれない。苦味はほのかぐらいがいい。」とはさすが編集委員らしい
 締め方。

  そこで拙句を一つ

   コロナ禍を どこ吹く風と ふきのとう

  (昨年の拙句)
   新型の インフルよけて ふきのとう

                           (以上この項終わり)

コメント (2)
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