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読書・水彩画

明け暮れる読書と水彩画の日々

増尾城址公園の坂道を描く

2020年07月07日 | 水彩画

初夏の坂道を行く車

  
     clester F8 (中目)

   柏市街地に通じる通称「ニッカ通り」という道があります。この坂道の先にニッカ柏工場
  があるからです。
   今は亡きニッカ創業者の竹鶴政孝氏はこの地の地下水の水質を高く評価し、新しいウイス
  キーのボトリング・パッケージリング工場を決めました。今では広大な敷地はアジサイと新
  緑に包まれ、鳥たちの貴重な生息地となっています。
   
   増尾城址公園は旧増尾城(といっても平城で砦に近い規模)址は城址公園として親しまれ
  ていますが、通るたびに色濃い緑の城址の木立と、坂道の樹々のトンネルを抜けた先の明る
  い道路。坂道を駆けあがる車たちの表情が面白く、一度描いてみたいと思っていました。

   新型コロナの襲撃が少し下火になって、水彩画教室の写生会が復活、この城址公園に集ま
  って絵を描くことになって、漸く懸案が実現しました。

   いつものことながら苦手な車の表現。金属でできていること、表面の光線の反射など質感
  がなかなか出せません。人物も一人二人入れたほうが良かったかもしれないと反省ばかりで
  す。
                                 (以上この項終わり)