読書・水彩画

明け暮れる読書と水彩画の日々

初夏の木立を描く

2012年05月13日 | 水彩画

◇ ニッカ柏工場の木立
  ニッカ柏工場が近くにある。ボトリング工場であるが、良質の地下水が得られることから
 当時の竹鶴さんがこの地に決めたと聞いた。昭和40年当時のこと。新設当初は東京工
 場といった。そのうちに柏工場に変わった。柏が知名度を上げたからか、柏なのに東京と
 はおかしいではないかとの異論が出たのか。
  それはどうでもよいことだが、設立当時から毎年4月29日に敷地内を開放してお祭りを
 やっている。当初は製品のニッカウィスキー飲み放題で、呑み介の大人には堪えられない
 イベントであったが、車で来る人も多く、事故でもあったのかそのうちアルコールはサービ
 スしなくなった。昔は敷地内にウサギやヤギさん、クジャクの番いなどもいて子どもたちは
 大喜びだった(今はいない)。
  子どもが大きくなってしばらく遠のいていたが、このところ孫を連れていくといまだに結構
 人気で、大変な人出だった。

  昔動物を放し飼いしていた林は健在で、逆光の朝の光を受けた新緑が映えていた。
  木洩れ日でハイライトになった落ち葉がまるで残雪のようになってしまった。
  人物がいた方が良かったかも。

  
                                               COTMAN F6 

                                                 (以上この項終わり)

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