写真を撮影した後でピントを調整できる画期的なカメラ「Lytro」が米Lytro社から発売されたそうだ。「ライトフィールド」という技術で、撮影したデジタル画像をパソコンの画面上でクリックするだけでピント位置を自在にずらせるという。開発者で同社CEOのレン・ン氏(マレーシア出身)は米スタンフォード大学でコンピュータ・サイエンスの博士課程在学中にカメラ製作を始めたそうだ。価格は写真750枚を保存できる16GBモデルが499ドル(約4万1千円)、8GBモデルが399ドルだそうだ。●米メディアの評価も高いらしい。米WSJは、「一般向け写真撮影の革命」と絶賛し、米ニューヨーク・タイムズは「驚くべき」「かなりびっくり」な機能と評したそうだ。一方で、現時点では米アップルのMacPC用の専用ソフトしかなく(Windows用ソフトの開発も約束しているそうだが)、また、画像ファイルが大きいため取り込みに時間がかかり、また、ピント調整機能以外の画像加工機能がないことなどが欠点のようだ。「ライトフィールド技術がスマートフォンでも使えるようになれば、大変革をもたらすだろう」とも評価されている。 ⇒ http://www.afpbb.com/article/economy/2862958/8588376
後からピントを合わせても、最初からピントを合わせて撮影した場合と遜色ない写真になるのだろうか?
(関連:2011/6/25マイブログ)