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国立公園での地熱発電の規制緩和

2012-03-09 | つぶやき

環境省は国立公園での地熱発電の規制緩和として、規制区域外から規制区域内の地下に井戸を斜めに掘る「斜め堀り」と温泉水を活用する「バイナリー発電」を認める方針を固めたそうだ。 ●バイナリー地熱発電は100度近い温泉水で沸点の低いアンモニア水などを蒸発させてタービンを回して発電する方式で、熱過ぎる温泉水の湯加減を調整する際に発生する廃熱を活用できる強みがあるそうだ。温泉水発電は、昨年12月、新潟県十日町市の松之山温泉で環境省の実証実験が始まったばかりだが、九州電力八丁原地熱発電所(大分県)などで低温蒸気を用いた同方式の発電装置の実績があるそうだ。今後は規制区域内での同方式の発電所設置が認められることになる。●産総研の資産によると日本の地熱資源量は2347万KWで世界第3位だが、稼働している発電所は18か所54万KWで、国内総発電量の0.2%(2010年度)に過ぎないという。政府は地熱発電の普及を後押しするために、自然公園法や温泉法に基づく開発許可手続きを簡素化する方針を固めているが、経産省や地熱事業者は「斜め堀は開発費用がかかる」ため、垂直堀を主張しているそうで、さらなる規制緩和が進む可能性もあるようだ。 ⇒ 3/9読売新聞夕刊
メガソーラー、風力発電、地熱発電と再生可能エネルギーの利用拡大に向けた動きが確実に進んでいるのを感じる。
(関連:2011/10/12マイブログ


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