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高校教科書「難」「易」 二極化

2012-03-28 | つぶやき

新学習指導要領に基づく高校低学年の教科書は、ゆとり教育からの脱却で、英語や理数を中心に学習内容が大幅に増量したことに加え、「難」と「易」の二極化が進んだそうだ。ゆとり教育の間に広がってしまった学力格差に対応するためという。●英語では3年間に教える英単語が現在より500語増の1800語になり、約30年前の水準に戻るそうだ。英語の学力格差は大きいらしく、大半の教科書会社は難易度別に2~3種類の教科書を作るそうだ。基礎的なものはABCの書き方の練習から始まったり、「I am」を使った自己紹介から始まるそうで、高度な英語長文を扱う進学校用とは相当の隔たりがあるそうだ。●理数系でも二極分化は進み、理系進学向けのある「化学」の教科書では大学の生化学の内容を紹介し、ページ数も320から528に増えたそうだ。一方、理科が苦手な生徒向けには新科目の「科学と人間生活」が登場し、物理、化学、生物、地学を網羅的に学ぶそうだ。また、理系学生でも力不足が深刻な数学では、「数学Ⅰ」の最も基礎的な教科書には「2+(-3)」の足し算が並ぶという。基礎的な教科書は分かりやすいようにイラストや図が増え、一方、進学校用の教科書では受験レベルの問題が増え、数学全体で、ページ数が現行より27.2%増えたそうだ。 ⇒ 3/28読売新聞
教育の場にも格差が広がってきているようだが、画一的な教育が良い訳ではないだろう。学力レベルに応じた教育を選べるようになるなら、むしろ望ましいことではないだろうか。


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