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気が向いたときに気が向いた話題でつぶやきます

浮体式洋上風力発電所@福島沖

2012-03-07 | つぶやき

政府は福島沖の大規模洋上風力発電所の建設計画について、丸紅、三菱重工、清水建設など10社と東大を共同事業体として正式決定したそうだ。船のように浮かべる浮体式の風力発電の実用化は世界初という。2015年まで実証研究を行い、17年度から本格建設に入り、20年度までに超大型風力発電機(1基、7000KW)を143基程度並べる(全体で原発1基相当の100万KW)計画という。羽根の頂点までの高さは約200m(40階建て高層ビル並み)にもなるそうだ。風力発電機は三菱重工が開発中で、浮体技術はIHIグループ、三井造船、三菱重工の造船技術を応用し、変電設備は日立、送電用の海底ケーブルは古河電工、いかりなどの鋼材は新日鉄と、国内メーカーの先端技術を結集するという。福島沿岸部からは既存の送電線を活用して首都圏に電力を送りやすいメリットがあるが、設置場所は漁場や海路などを考慮して慎重に選定するそうだ。 ⇒ 3/7読売新聞
一昨日は宮城での国内最大級の太陽光発電所建設の話題を書いた。東日本大震災や原発事故の被災地が再生可能エネルギーの一大供給基地になれば素晴らしいことではないだろうか。
(関連:2011/4/22マイブログ


バッハ無伴奏チェロ組曲@CBC MUSIC(その2)

2012-03-07 | つぶやき

このシリーズもいよいよ最後の第6番に入った。演奏技術的には番号順に難しくなる傾向にあるらしい。例えば、第5番(ハ短調)は最高音弦(A弦)をGに下げて調弦して弾く事を前提に楽譜が書かれているという。(このような手法をスコルダトゥーラ(変則的調弦法)というらしい) 通常の調弦のまま弾けるよう簡易に編曲された楽譜をもって演奏されてきたが、現在では本来の響きの良さを求め、技巧的に難易度が高くなってもオリジナルの楽譜通り演奏するチェリストも増えているそうだ。今回のWinona Zelenkaによる演奏はどちらだろうか? そのような事を考えながら聴いていると、つい聴き入ってしまう。また、偶然?にも、NPR MusicでもAlisa Weilersteinによる同曲のフィールドライブ録音がYouTubeにアップされた。両演奏を聴き比べてみるのも楽しい。 また、第6番は通常のチェロに高音弦(E弦)をもう一本足した5弦の楽器用に書かれていて、4弦の一般的なチェロで演奏するとハイポジションを多用することになり演奏が難しいらしい。 ⇒ http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%84%A1%E4%BC%B4%E5%A5%8F%E3%83%81%E3%82%A7%E3%83%AD%E7%B5%84%E6%9B%B2
以下は、第4番(変ホ長調、by Yegor Dyachkov)、第5番(ハ短調、by Winona Zelenka)、同(by Alisa Weilerstein)、第6番(ニ長調、by Matt Haimovitz)のプレリュード


(関連:2/17マイブログ


革命的なカメラ「Lytro」が発売

2012-03-06 | つぶやき

写真を撮影した後でピントを調整できる画期的なカメラ「Lytro」が米Lytro社から発売されたそうだ。「ライトフィールド」という技術で、撮影したデジタル画像をパソコンの画面上でクリックするだけでピント位置を自在にずらせるという。開発者で同社CEOのレン・ン氏(マレーシア出身)は米スタンフォード大学でコンピュータ・サイエンスの博士課程在学中にカメラ製作を始めたそうだ。価格は写真750枚を保存できる16GBモデルが499ドル(約4万1千円)、8GBモデルが399ドルだそうだ。●米メディアの評価も高いらしい。米WSJは、「一般向け写真撮影の革命」と絶賛し、米ニューヨーク・タイムズは「驚くべき」「かなりびっくり」な機能と評したそうだ。一方で、現時点では米アップルのMacPC用の専用ソフトしかなく(Windows用ソフトの開発も約束しているそうだが)、また、画像ファイルが大きいため取り込みに時間がかかり、また、ピント調整機能以外の画像加工機能がないことなどが欠点のようだ。「ライトフィールド技術がスマートフォンでも使えるようになれば、大変革をもたらすだろう」とも評価されている。 ⇒ http://www.afpbb.com/article/economy/2862958/8588376
後からピントを合わせても、最初からピントを合わせて撮影した場合と遜色ない写真になるのだろうか?
(関連:2011/6/25マイブログ


宮城・岩沼に国内最大級のメガソーラー建設へ

2012-03-05 | つぶやき

宮城県岩沼市は津波の塩害や地盤沈下で再生困難となった約30haの農地を活用して、国内最大級となる出力15,000kWの大規模太陽光発電所(メガソーラー)の建設に乗り出すそうだ。7月に着工し、2013年中の稼働を目指すという。年間発電量は約1800万kWhで、一般家庭約5000世代の年間電力使用量に相当するそうだ。発電した電力は7月に施行される再生可能エネルギー特別措置法に基づき、東北電力に売却するそうだ。 ⇒ 3/5読売新聞


がんのリスクが低下する5つの習慣

2012-03-05 | つぶやき

国立がん研究センターの発表によると、「禁煙」「節酒」「塩分控えめ」「活発な活動」「適正な体重」の5つの習慣の内、一つでも多く実践する程、リスクは直線的に減少していくそうだ。90年代後半に45~74歳だった7万8548人を06年まで追跡調査した結果、2つを実践しているグループは、ゼロまたは1つだけ実践しているグループに比べ、男女ともがんのリスクは14%低下し、また、5つを全て実践すると、男性で43%、女性で37%リスクが低下したそうだ。 ⇒ http://mainichi.jp/select/science/news/20120305k0000e040178000c.html
恩恵がこれだけ明らかであれば、生活習慣改善の大きなモチベーションになるであろう。


海洋の酸化、過去3億年で最速ペースで進行

2012-03-04 | つぶやき

米、英、西、独、蘭の国際研究チームが、これまでに発表された古海洋研究、数百件あまりの調査を基に、海洋の酸化が5600万年前の10倍以上、少なくとも過去3億年で最速ペースで進んでいると、米サイエンス誌の発表論文で指摘したそうだ。5600万年前のPETM(Paleocene-Eocene Thermal Maximum)と呼ばれる時期には、CO2の放出が倍増した(原因は諸説あるようだ)結果、地球上の気温が約6度上昇し、海洋生物が大量に死滅したと考えられているそうだ。海洋が酸化するのは空気中の余分なCO2を吸収するためだが、海洋が酸化するとサンゴや軟体動物、貝類など礁に棲む生物が死んでしまうそうだ。論文の主著者は、「CO2排出が現在のペースで続けば、サンゴ礁やカキ、サケなどの生物を失う事になるだろう」と警告しているそうだ。国連環境計画(UNEP)の2010年の報告書でも、人類の活動によるCO2排出による海洋酸性化の進行は非常に危険な段階にあり、防止対策が必要としているそうだ。 ⇒ http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/environment/2862206/8583849

過去の生物大量絶滅(地球史上5回あった)に繋がるような大規模気候変動は、小惑星の地球衝突や火山爆発など不可避の事象が原因であったが、現在の気候変動は人類の活動によるCO2排出が原因であり、防止可能な訳だから、手遅れになる前に対処すべきであろう。


日本人初、米「発明家の殿堂」入り

2012-03-04 | つぶやき

東京農工大特別栄誉教授の遠藤章氏が日本人として初めて、米非営利団体「全米発明家殿堂」による「発明家の殿堂」入りすることになったそうだ。コレステロール値を下げる物質「スタチン」を発見し、高脂血症治療薬開発に道を開いた功績が評価されたそうだ。同氏はノーベル医学生理学賞、化学賞の有力候補とみられているそうだ。●同団体による「発明家の殿堂」入りは、毎年、社会的、経済的に影響の大きい米国特許の保有者の中から、選考されるそうだ。今年は、同氏他、米アップル創業者の故スティーブ・ジョブズ氏など10人が選ばれたそうだ。 ⇒ http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20120303-OYT1T00387.htmhttp://www.asahi.com/science/update/0303/TKY201203030297.html