死者不明者は19,800人、避難生活者は47都道府県で約82,000人(内、避難所生活者は約6800人)という。仮設住宅は9/5現在、必要個数の94%に当たる49,124戸が完成、入居率は84%という。がれきの撤去は環境省の9/6の纏めで、岩手、宮城、福島の3県で推定量約2300万トンのうち、仮置き場への撤去済みは54%に留まり、放射線物質に汚染されたがれきの処理方法や保管場所も決まらないままなど、多くの課題が残っているという。 ⇒ http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2011091000293
●読売新聞が被災者500人に行ったアンケート調査によると、「復興できる」と答えた人は24%に留まり、時間の経過とともに減少しているそうだ。岩手、宮城両県で「復興できる」と答えた人は、発生1カ月後は53%、3カ月後は38%、福島県では1カ月後41%、3カ月後32%だったそうだ。 ⇒ 9/11読売新聞
復興の遅れが、被災者にあきらめの気持ちを広めつつある状況は憂慮される。重要閣僚の経産相が就任後僅か9日で不適切発言により辞任する事態になるとは、期待された野田内閣の先行きにも不透明感が漂う。