気象研究所や電力中央研究所の研究チームの試算によると、福島第1原発で海に流出した放射性セシウム137は北太平洋を時計回りに循環し、20~30年かけて日本沿岸に戻ってくるそうだ。他に40年後に大西洋に到達する流れや赤道の南側に至るルートもあるそうだ。流出量は5月末までに海に直接出た量が3500テラベクレル(東電発表の3倍以上)、大気中から海に落ちた量が10000テラベクレルで総量は13500テラベクレルと見込まれ、これは過去に核実験で北太平洋に残留している量の10数%に相当するという。 ⇒ http://mainichi.jp/select/science/news/20110915k0000m040089000c.html
自然の状態で海に存在する量に比較すると、どの程度増やしたことになるのであろうか?