ニューヨーク市の「グラウンドゼロ」で作業に当たった消防士は、そうでない消防士と比較して,がんにかかる可能性が19%高いとの調査結果が医学論文誌に発表されたそうだ。消防士約1万人を7年間にわたり調査した結果、大腸がんなどにかかりやすいという結果がでたそうだ。この調査を主導したニューヨーク市消防局の筆頭医師は、「生物学的に妥当だと考えられる」と結論づけているそうだ。崩れたビルから舞う粉塵にはダイオキシンなどの発がん物質が含まれているらしい。当局によるがんに対する補償金の支払いは承認されていないが、この調査を受けて賠償への道が開ける可能性があるという。 ⇒ http://jp.wsj.com/US/node_299409、http://www.asahi.com/national/update/0902/TKY201109020525.html?ref=goo
福島第1原発の事故現場で作業に当たっている人々にも、今後、同様の状況が発生する可能性が懸念される。