不動産屋おやじのつぶやき

私は、安心・安全そして親切をモットーに不動産屋を営業しています。日々の業務の中で感じたことを、皆さんに伝えます。

不動産の買手市場

2011-04-11 16:32:39 | 日記
 不動産業者へ紹介した売り土地の値交渉を頼まれていたので、今日、所有者から返事をもらいました。

 結果は、値段を下げてもらえませんでした。

 値交渉の物件の内容は、所有者が同じ土地で2件ありました。

 1件目は、坪当たり価格が、30万円を、25万円でどうか。という交渉でした。

 2件目は、坪当たり価格が、26.5万円を、23.7万円ではどうか。という交渉でした。

 一応交渉はしたものの、所有者の方は、気分を害されたようでした。

 返事の内容は、皮肉ぽっく、スマートな言い回しでした。

 「ほかに、いい土地があったら、そちらを買ってください」との返事でした。

 この所有者の方は、小生のお客様で、小生が査定した売り価格は、妥当だと考えています。

 現在、不動産取引の市場では、買手有利の感があります。

 物の価値は、買手が決めるものでしょうか・・・・・・

 小生は価値があるものは、あるし、価値が無いものは、ない。と考えています。

 不動産屋さんは、価格の査定等、根拠をしつかり見極めて、仲介業務をしていただきたい。と思います。

 一律に、値段を下げることは、適正価格の崩壊につながる、みたいな感じがします。

 不動産屋は、価格に対しては、適正価格として買手と売手に対して、中立の立場を持つことが重要ではないかと思います。

 




 





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