不動産屋おやじのつぶやき

私は、安心・安全そして親切をモットーに不動産屋を営業しています。日々の業務の中で感じたことを、皆さんに伝えます。

不動産所有者と高齢者

2019-10-04 17:41:13 | 日記

最近、高齢者の方の不動産に係わることが多くなってきました。

その中でも、高齢者の不動産売買は、特に注意が必要です。

犯罪収益移転防止法第6条、同法施行規則第10条第1項により、物件の売買等の取引に関しては、全て本人確認が義務付けられています。

しかし、高齢者の所有する物件の場合、本人が痴呆であったりして意思決定ができない場合は、親族が代理しても売買が成立しません。

家庭裁判所に後見人の申請をすればできますが、時間がかかります。

今後、日本は、超高齢者社会になっていきますが、こういった問題が多くなって、社会問題になっていくような気がします。

 

 

 


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1 コメント

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認知症 (Unknown)
2019-10-07 14:07:27
厚生労働省は2004年、侮辱的な意味が含まれるなどとして「痴呆症」から「認知症」と用語を変更しています。「認知症」という言葉は、「ぼけ」「物忘れ」「痴呆」などの呼び方を廃止するべく厚生労働省によって改定されたものですよ。

しかし、高齢者になると銀行振り込みやら出金に本人確認やら使途を聞かれて制約があり、何かと不便なのか、優しい国のお陰なのかと。

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