不動産屋おやじのつぶやき

私は、安心・安全そして親切をモットーに不動産屋を営業しています。日々の業務の中で感じたことを、皆さんに伝えます。

高齢者社会

2012-10-10 15:48:36 | 日記

先日、町内の方の葬儀に参列しました。

小生の住む町内は、25世帯ありますが、高齢者が多く住んで見えます。

特に、80歳前後の方が多くなってきています。

このように、日本では、急速な高齢社会化が進展しています。

ところで、高齢者の定義というと、

世界保健機構(WHO)による各国の高齢化率等を定める基準の年齢が65 歳であり、国際的な比較等の規準となる年齢となっています。

ちなみに、「道路交通法」では、加齢に伴って生ずる身体の機能の低下が、自動車の運転に影響を及ぼすおそれのある年齢を「70 歳以

上」等としています。

今後の65 歳以上の方の人口は、一貫して増加し続けており、

例えば、2005 年10月の国勢調査に置ける25,761 千人(全人口の20.2%)から、

2010 年1 月の総務省の人口推計値29,113 千人(全人口の22.8%)と5年弱の間に330 万人(率で13.0%)を超える増加を示して

います。

この高齢者人口の増加傾向は、今後も進み、2055 年には65 歳以上の方が36,463 千人(全人口の40.5%)を占めることが予測され

ています。

65 歳以上が世帯主の持ち家、賃貸住宅の比率を2005 年の「国勢調査」でみると、持ち家8 割強、賃貸住宅2 割弱であり、持ち家比率

が一番高い世代となっています。

これから見ると、65 歳以上の世帯の方々は、全体としては、各世代の中では最も安定的な住宅の確保ができている世代であるといえま

す。

町内の高齢者の方と、お話をすると、皆さん健康のことが、一番心配ということでした。

住まいに対する不安は、あまりないようですねぇ。