JCP市原時夫です

千葉県房総の睦沢町から、政治・経済・歴史・オペラ・うたごえを考えるgabuku@m12.alpha-net.ne.jp

東電が世論に押され「赤旗」排除しないと

2013年02月23日 | Weblog


 「赤旗」を福島第一原発を公開から排除すると表明していた、東電が事実上の撤回を記者会見で明らかにしました。
 今時、「赤旗」排除という前時代感覚を先進技術企業が持っていること自体、日本の後進性の表れだと思いますが、世論に押された結果と思います。

「赤旗」より
福島第1公開
こ赤旗」排除の考えない
東電会見「今後、取材の機会検討」
 東京電力は99  日、福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)を報道関係者向けに公開するに当たって、「しんぶん赤旗」の取材を認めないとしていた問題で、「『赤旗』を排除する考えは全くない」「今後、取材できる機会を検討したい」との考えを明らかにしまし
た。同日の定例記者会見で、本紙記者の質問に答えました。
 東電は20日、3月1日に福島第1原発を報道関係者に公開すると発表しました。しかし、大手メディアや一部のインターネットメディアなどを選別して受け付け、以前から取材を申し入れていた「しんぶん赤旗」を排除する姿勢を示しました。
 本紙記者は「福島第1原発の現状を広く国民に知らせる目的で公開するのであれば、『しんぶん赤旗』の記者を取材させないのはおかしい」として、取材させるよう求めました。
 これにたいし、東電は20日の会見での説明を訂正はしないとしたうえで、「『赤旗』を排除する考えは全くない」「今回取材に参加できないメディアについては、できるだけ早い時期に取材の機会を設けられるよう検討したい」と答えました。
 会見に出席していたほかの記者からも「『赤旗』にも取材のチャンスを保障しないと理不尽ではないか」という意見が出ました。
 この問題では、「東電に抗議した」という電話が赤旗編集局に相次ぎました。