JCP市原時夫です

千葉県房総の睦沢町から、政治・経済・歴史・オペラ・うたごえを考えるgabuku@m12.alpha-net.ne.jp

まっすぐに・揺るがず、暖かく、深い洞察力をもって、変革を行動で 鈴木正四氏から学んだもの

2013年02月01日 | Weblog


 今日の「赤旗」潮流の中に「 ▼戦前、活字印刷の最後になった第165号の発行に携わった故鈴木正四・愛知大教授はこんな思い出を書き残しています。ようやく確保した印刷屋は交番の筋向かい。間延びした印刷の音が気になって…。
 「4時間という印刷中に、警官はおろか来客一人さえこなかったという偶然に負うところが大きかった」

 私が以前、日本共産党事務所にあった、鈴木正四追悼本を見つけ読み、私の人生の一冊のなった本の方です。
 私は故加藤周一氏が評論家の立場で書かれているのに対し、コミュニストを公然と名乗り、研究者と変革者としての生き方を見たときに、その意義は大きいと感じています。
 特に、人間として生き方に感動したのは。「自民党の市長候補カーとすれ違ったとき、娘が『あに人良い人。悪い人?』と聞いたら『そういうことは、簡単には言えないんだよ。人はいろいろな考えを持っていて・・・・』というような話をしたそうです。鈴木綾子夫人が書いている所です。
 私は、ここに共産主義者・コミュニストの生き方があると思いました。
本でしかしらない、方ですが。
 戦前からの人生を考えて見たとき、この家族との一枚の写真は、私の心にずっと残る一枚です。
 他にも、じーんとくる写真が何枚かあります。

歴史に生きる 鈴木正四
ーコミュニストとして歩んだ戦前・戦中・戦後

 製作 中央公論事業出版
2003年11月0日初版 発行
発行 鈴木綾子 東京都中央区京橋2-8-7
非売品

所得の減少続きがデフレ不況の原因 

2013年02月01日 | Weblog


 昨日の志位和夫委員長の代表質問は、日本社会のまともな発展方向を簡潔に明快にしめしたものです。
 1997年から企業の経常利益は163に労働者の所得・雇用者報酬は88、昨日のNHKテレビは円安と株価高で企業はもうかると報道。娘は「これでよくなるかなあ」と。
 まったく、報道のあり方に怒りを覚えます。

今日の「赤旗」から
○報道の自由度順位日本53位に急落・・・・・一般紙は中国など報道の自由がないと言っている。それと共に、自らの姿勢も改めるべきだ。
○桜美林大学教授・元朝日新聞記者 早野透氏 「田中角栄の番記者だった私が今回、その評伝を大いに参考にさせてもらったのは、赤旗連載の『日本の黒幕 小佐野賢治の巻』だ・・・・反戦を貫いた紙面はやはり歴史への尊い貢献と言ってよい」
○秋田県がリフォーム補助継続  その経済波及効果は23倍・・・睦沢町12月議会で私が何度も求めてきた、リフォーム助成の実施を町長が答弁。



うちの猫は、水道から水を飲むのが好きで、なかなか器用に飲んでます。