JCP市原時夫です

千葉県房総の睦沢町から、政治・経済・歴史・オペラ・うたごえを考えるgabuku@m12.alpha-net.ne.jp

放射線量計購入して、貸し出してください・・・睦沢町の新婦人が要望

2011年10月20日 | Weblog


 昨日は、睦沢町の新日本婦人の会の女性のみなさんの、町長への要望書提出に同席させていただきました。
 5人の代表の方が、町長に要望書を提出し実現を求めました。
 「全県の集まりに行くと、睦沢町の学校給食はすばらしいと言われる、ぜひ充実して」「子育て支援は睦沢町は良いところがたくさんある、もっと、町外にアピールして若い方に定住してもらいたい」「高齢化がすすみむのに、公共交通が後退している。町外の駅にも行けるような、足の確保を」など、具体的切実な要望がだされ、町長は良く中身を検討させていただきますと答えました。
なお、放射線量計の購入について、町長が「限られた財源もあり」との回答に、私が前日の政府各省との交渉で、「三次補正で線量計の購入への財政も含めて検討している」との回答も紹介し、「町として政府に要望すべきだ」と述べました。
 



要望書
睦沢町 御園生正美町長 様
2011年10月19日
新日本婦人の会 睦沢町あじさい班
住所 睦沢町上市場2418-6
代表      松島和子
 日頃のご活動に敬意を表します。
私たち、新日本婦人の会睦沢町あじさい班は、これまでも町政について、学校給食自校方式の維持、学童クラブの充実、こども医療費の無料化、子どもへの各種ワクチン接種助成など、町内女性・母親のねがいを要望してまいりました。
 3月11日の東日本大震災の被災者・被災地の救援・復興、放射能汚染は、改めて、母と子の命と平和を守ることの大切さを浮き彫りにしました。
 8月には、町内の方々と「平和と命を考えるつどい」を実施し、被災者救援と放射能についての正しい知識の一助として講師を招き講演会を開催しました。
 こうした中で、御園生町長へ改めて下記の内容で要望いたします。 

1、女性・母と子が安全に暮らしていけるなまちづくりについて
 ①町の防災への基本に、個人に安全の責任を押しつけるのではなく、公的責任を明確にするなかで、互いに助け合うことを据えてください。 
 ②放射線が心配です。計測器を町として必要なだけ用意し、希望者には貸し出してください。
 ③子どもたち、子々孫々まで、命と環境をおびやかす、原発は期限を決めてなくすように、国や電力会社にも働きかけてください。

2、障がいや年をとってもも安心して生き生きくらせるまちに
 ①乗り合いタクシーを取り入れて、駅まで利用できるようにしてください。
 
3、子育て支援の伝統ある町をさらに充実してください
 ①学童クラブの発展のため、指導員の常勤化など待遇を改善してください。
 ②睦沢町の誇れる、学校給食の自校方式を守り発展させてください。

4、健康について
 ①住民健診のさらなる実効ある活用のため、町の医療機関でも利用できるようにしてください。
 ②長生病院の救急体制などより充実させてください。        以上

 

原発推進の教授と論争、説得できずくやしい思い・・しかしその後に

2011年10月20日 | Weblog
 
 先日の日本共産党南関東地域の原発ストップ署名国会提出のなかで、各地からの経験交流がされました。
 大学のゼミで原発推進派の教授と論争になった学生は、説得できず、他の学生の無関心的な態度もあり、がっくりして電車で悔し涙を流したそうです。
 何日か後に、学内での原発問題での宣伝をしていると、その時の学生から「いつもゼミで自分の意見をしっかり発言していて、すごいなぁと思っていた」と声をかけられ、思わず目頭が熱くなったとの話に、私も胸がいっぱいになり、挫折を繰り返した私の青年時代とこの学生と重ね合わせました。
 未来は青年のもの

写真は別の大学での取り組みの様子です


 なを、各省との交渉の内容について
 日本共産党松戸市議のうつの史行氏のブログの一部から紹介します。
環境省としては年間1mSv以下となる時間線量を0.23μSvとしたこと。測定の高さは地上1mとすること。年間1mSvを超える場所の除染について、費用負担は国が全額補助し、それを東京電力に請求する考えであること。汚染土の処分方法などについては10月中に考え方を示す予定であること。8月に成立した「放射性物質汚染対処特措法」にもとづき、全面施行となる来年1月に向けた準備をしている・・・などといった内容です。
続いて、各地の参加者から質問や要望が出されました。
保育所や幼稚園でも1mの高さで測定するというのは実態にあわず、地表面の測定とすべきでは、という指摘には「確かに1mの測定だけでは不十分であり、配慮する」という回答がありました。