昨日は、睦沢町の新日本婦人の会の女性のみなさんの、町長への要望書提出に同席させていただきました。
5人の代表の方が、町長に要望書を提出し実現を求めました。
「全県の集まりに行くと、睦沢町の学校給食はすばらしいと言われる、ぜひ充実して」「子育て支援は睦沢町は良いところがたくさんある、もっと、町外にアピールして若い方に定住してもらいたい」「高齢化がすすみむのに、公共交通が後退している。町外の駅にも行けるような、足の確保を」など、具体的切実な要望がだされ、町長は良く中身を検討させていただきますと答えました。
なお、放射線量計の購入について、町長が「限られた財源もあり」との回答に、私が前日の政府各省との交渉で、「三次補正で線量計の購入への財政も含めて検討している」との回答も紹介し、「町として政府に要望すべきだ」と述べました。
要望書
睦沢町 御園生正美町長 様
2011年10月19日
新日本婦人の会 睦沢町あじさい班
住所 睦沢町上市場2418-6
代表 松島和子
日頃のご活動に敬意を表します。
私たち、新日本婦人の会睦沢町あじさい班は、これまでも町政について、学校給食自校方式の維持、学童クラブの充実、こども医療費の無料化、子どもへの各種ワクチン接種助成など、町内女性・母親のねがいを要望してまいりました。
3月11日の東日本大震災の被災者・被災地の救援・復興、放射能汚染は、改めて、母と子の命と平和を守ることの大切さを浮き彫りにしました。
8月には、町内の方々と「平和と命を考えるつどい」を実施し、被災者救援と放射能についての正しい知識の一助として講師を招き講演会を開催しました。
こうした中で、御園生町長へ改めて下記の内容で要望いたします。
1、女性・母と子が安全に暮らしていけるなまちづくりについて
①町の防災への基本に、個人に安全の責任を押しつけるのではなく、公的責任を明確にするなかで、互いに助け合うことを据えてください。
②放射線が心配です。計測器を町として必要なだけ用意し、希望者には貸し出してください。
③子どもたち、子々孫々まで、命と環境をおびやかす、原発は期限を決めてなくすように、国や電力会社にも働きかけてください。
2、障がいや年をとってもも安心して生き生きくらせるまちに
①乗り合いタクシーを取り入れて、駅まで利用できるようにしてください。
3、子育て支援の伝統ある町をさらに充実してください
①学童クラブの発展のため、指導員の常勤化など待遇を改善してください。
②睦沢町の誇れる、学校給食の自校方式を守り発展させてください。
4、健康について
①住民健診のさらなる実効ある活用のため、町の医療機関でも利用できるようにしてください。
②長生病院の救急体制などより充実させてください。 以上
東電に能力も責任を果たす意欲もないことが前提になるなら「国」が計る。日本全国隅々まで「国」なんだろうから、国民の安全にかかることは「国家公務員」が直接総出でやる。
これも、その意欲も能力もないから「地方自治体でお願いします。」というなら、市町村としては「金」と「機材」を国が寄越すなら「やってやる」じゃないのか。それとも線量測定は法定受託義務なんか?
なんで被害者が加害者に頭下げて、お願いしなきゃならんのだ。
その話抜きにして、特定の団体に機材提供するかどうかは別問題じゃないか。まず「東電か国が隅々まで計れよ」、国にやる気がみられないなら「町がやれよ」。そこで予算の有無と予算(財政)請求の「町のやる気」の話になる。実施主体が、計測結果に責任を負えない任意団体であることはあり得ない。
それとも「新婦人」ってのは、特別な公共団体なんか?