JCP市原時夫です

千葉県房総の睦沢町から、政治・経済・歴史・オペラ・うたごえを考えるgabuku@m12.alpha-net.ne.jp

川口市が独自基準 睦沢町は、独自機器購入による独自測定も行わず

2011年06月23日 | Weblog
 今日の「赤旗」に川口市が、放射線被ばく量の暫定基準値を定めた記事が出ていました。
 睦沢町もすみやかに安全な独自基準を設定した対応を行うべきです。
 しかし、私が6月議会で町独自での放射線測定器の購入と測定を求めましたが、真剣な対応が見られていません。
 住民からの不安の声に応えるべきです。
記事は以下の通りです。
放射線被ばく
川口市が独自基準
児童生徒への対策実施
 埼玉県川口市は20日、市独自に年間の放射線被ばく量の暫定基準値を定め、この基準をもとに児童生徒への放射線対策を実施すると発表しました。
 川口市の発表資料によると、▽国際放射線防護委員会(ICRP)が定める線量1ミリシーベルト▽日本の大地から放出される平均線量0・34ミリシーベルト▽宇宙から浴びる平均線量0・30ミリシーベルト(いずれも年間)ーを合計した年間1・64ミリシーベルトを基準値に設定。
 これを1日24時間のうち屋外8時間、屋内16時間とし、屋内での被ばく量は屋外の0・4倍として換算した、1時間あたりの基準値を0・31マイクロシーベルトとしました。
 線量が毎時0・31マイクロシーベルトを超えた場合は保育所・幼稚園・小中学校の屋外での保育・授業時間を3時間以内、毎時0・38マイクロシーベルトを超えた場合は2時間以内に制限するとともに、保護者に状況を連絡します。また毎時0・38マイクロシーベルトを超えたときにはマスクなどの着用を呼びかけるとしています。

ルールなき日本社会の源流 明治維新

2011年06月23日 | Weblog

 
 なぜ、ヨーロッパと比べて、日本社会の勤労者、国民の権利と運動が弱いのか?私の疑問の一つです。
 この「日本近代史を問う」は、たまたま、議会準備で資料を調べているときに、以前2005年に買っておいたのを見つけて読みました。
 日本の侵略戦争美化の流れに対しての、歴史的な批判の書という側面があるので、非常に簡潔で論点がはっきりした本でした。
 特に明治維新はブルジョア革命かという点で世界の動き、幕府内の矛盾、民衆の力や、武士の分裂と自由民権運動の意義と挫折など、簡潔に解明されています。
 民主主義を排除して権力を打ち立てようとする中での明治憲法が民主主義と相容れないものとして、庶民、そして日本共産党弾圧、侵略戦争推進の基本になって位行きます。
 ただ、沖縄の戦略的位置の見方はじめ、特殊性に固執しすぎているのではという気もしました。