JCP市原時夫です

千葉県房総の睦沢町から、政治・経済・歴史・オペラ・うたごえを考えるgabuku@m12.alpha-net.ne.jp

家族介護と負担、高齢化で限界、自立支援法の欠陥

2011年01月13日 | Weblog
 今日の「赤旗」では、自宅で暮らす紹介者の介護を担う人(介護者)の約9割が障害者の親で、うち母親に多くの負担が集中し高齢化している実態の報道でした。
 全国の共同作業所でつくる団体「きょうされん」の調査結果です。
 赤旗記事より「 「きょうされんの小野浩政策・調査委員会副委員長の話
 高齢の親が子どもをみている状況がこれほどあるのかと驚きました。
 もはや親の介護負担は限界に達しています。
 今回の調査は改あて障害者自立支援法の問題や欠陥を明らかにしたといえます。
 同法はサービス選択保障や自立の支援を掲げながら、家族介護の実態と負担はまったく解決していません。
 原因は、応益負担ととに障害程度区分による抑制や支給量制限にあります。
 子どもが成人に達しても親が支えるものという考え方を法律や制度、行政体質から払拭し、サービスをいつでも、どこでも、だれもが利用できるように公的制度として確立することが求められています。」
 家族介護をされている、私の知り合いのおかあさんが「私が高齢化し、死んだらこの子は・・・・」と、普段は明るいおかあさんの思いを訴えられたことがあります。

人間の能力と言うこと、挑戦する力 小川さんで知る

2011年01月13日 | Weblog
昨年の12月8日に、ご紹介させていただいた。小川たけのり氏にお会いしてきました。体調がすぐれない様子でしたが、私のつたない歌を聴いていただき、また、不自由な状態でしたが、ごいっしょに歌うことが出来ました。
 その際、思いがけず、小川氏の絵画を贈呈いただき、感謝です。
今、家の居間に飾っております。
 お会いしたときに挨拶をさせていただきました。
「小川たけのりさん俳句集出版、おめでとうございます。私は、長い友人であります。安藤さんより、このザ・車いすを頂き、感動しました。
 それは、自然・友情・恋・愛について、率直に述べられているからです。私が日常忘れかけた、やさしさや、美しさ、ときめきを思い出させてくれたからです。
 それと、とても広い心で歌ってらっしゃるということです。車いすという言葉がなかったら、障害を持っている作者とはとても思えません。それどころか、「核兵器もってませんと握手し」の歌のように、身近な枠を乗り越えた、人類の平和について思いをめぐらせています。
 この歌によって、障害を乗り越えた、大きな平和の俳句・川柳詩になっていると思います。小川さんは、自分が生きた証を残したかったと述べられていらっしゃいますが、わたしも、まったく、つたない歌ですが、小川さんのおかげで残すことができました。ありがとうございました。」
 絵は小川さんのマイクを握っている手の「幸せのうた」