紫草(日本ムラサキ)の記

日本ムラサキの紫根は輸入品に頼っています。薬用また、染料として国産紫根の生産普及、流通を期待しています。

茜(日本茜)の新根

2016-04-24 16:28:52 | 茜の栽培

 「鉢栽培の茜の新根調査」

 茜の栽培方法と関係があるので、2年目の芽を出した茜を掘り出す。



 用土は赤玉土の細流と薫炭の混入土である。
 赤玉土の大粒は、根が入り込んで切れる事を嫌って細かな粒子にしてある。




 例によって使い回している用土で、篩いに掛けて夏日に乾燥させる。
 発芽しなかった紫草の種が残っていて、紫草の苗が多数出てくる。




 紫草の種は以前発芽しなかった種である。篩いの目を抜けて入った。
 発芽苗が7本、まだ土の中にあって緑にならない発根種の芽が4個も出て来た。




 茜の細根は驚く程の量と長さである。細根は無肥料の故か?
 しかし、染料として使うにはもっと太い根に生育させなくてはなるまい。
 
 肥料としての完熟腐葉土を混入させて、もう1年鉢栽培を続ける事となった。


   「あかねのね さらにひととせ ながきみち」 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ムラサキの苗、生育異変 | トップ | 紫草(日本ムラサキ)5月の発芽 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

茜の栽培」カテゴリの最新記事