紫草(日本ムラサキ)の記

日本ムラサキの紫根は輸入品に頼っています。薬用また、染料として国産紫根の生産普及、流通を期待しています。

紫草栽培、予期せぬ出来事(続5)

2016-10-10 19:35:36 | 紫草の栽培

 「やっと来た、本命の発根」

 浮種の発根より遅れること4日、沈下種の発根1あり。
 既に浮種は6個も発根している。



 204粒の内、厳選された29粒であるが、浮種に比して発根は遅かった。
 この違いは何故かと考えざるを得ない。
 腐敗種は出ないのでパック内は、とてもきれいだ。

 浮種の中に発根する個体があっても、全体の個数がお多いので驚く事は無いが
 沈下した種の発根日のズレは気になる所である。
 
 完熟した個体と選別されて、浮種に混入した個体より発根が遅い原因は?



 6個目の発根種。気温の高い日もあり、浮種のパック内は種の腐敗が多い。
 枯れ枝の種子の故で、その意味では選別の結果を良として廃棄すべき種であろう。
 
 完熟しているが、浮種の選別となった理由も気になる。
 腑に落ちない点は、両方に共通している原因はかも知れない。


  「てにあまる なぞをかかえて こしをあげ」


コメント
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