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ヘドウィグのツアーでリーナ・ホールさんがタイトルロールに挑戦!

2016-10-07 00:03:12 | Musical News ツアー他各地
10月2日にサンフランシスコでスタートした「Hedwig and the Angry Inch ヘドウィグ・アンド・ジ・アングリーインチ」のツアーで、2014年にブロードウェイでイツハクを演じてトニー賞を獲得したリーナ・ホールさんが、イツハク役を演じているのですが、何と、ヘドウィグ役にもチャレンジするんだそうです!(写真は、Playbill.comの記事で使われているものです。)

通常は、ヘドウィグ役は、ブロードウェイでもヘドウィグを演じたダレン・クリスさんが演じており、ホールさんは、サンフランシスコのSHNゴールデンゲート劇場(上演中、10月30日まで)とロサンジェルスのハリウッド・パンテージス劇場(11月1日~27日)で、イツハクを演じますが、週に1回、ヘドウィグ役を演じるそうで、同じ公演中に1人のアクターがヘドウィグとイツハクの両方を演じるのは、初めてのことだそうです。(その時は、シャノン・コンリーさんが、イツハクを演じるとのことです。)
チケット購入などの詳細は、ツアーのサイトから確認していただけますので、こちらからごらん下さい。また、ホールさんのブロードウェイでのキャリアは、こちらからどうぞ。

彼女がヘドウィグを演じる予定は、以下の通りです。
サンフランシスコ:10/9 19:00~、10/12 20:00~、10/19 20:00~、10/26 20:00~
ロサンジェルス:11/6 18:30~、11/13 18:30~、11/20 18:30~、11/25 20:00~

ツアーに先だって、このミュージカルの生みの親であるジョン・キャメロン・ミッチェルさんは、「オ-、マイ、ゴッシュ!リーナ・ホールは、私が知る限り、同じ公演内でイツハクとヘドウィグを見事に演じられる唯一のパフォーマーです。自分の別の側面を発見するとは、まさにこのことですね。ヘドウィグの歴史に、新しいページが書き加えられました。」と語りました。

ホールさん自身は、次のように話されたそうです。
「Hedwig and the Angry Inchに戻ることができて、しかもロサンジェルスと、私の故郷であるサンフランシスコで、1つだけじゃなく、2つもの象徴的な役を演じられることに、ワクワクしています。もともと挑戦に尻込みするようなタイプじゃなかったし、ヘドウィグを演じることは、長年の夢でした。イツハクとヘドウィグの両方を同じ日に演じられるなんて、今までで最大の挑戦で、とても興奮しています。サンフランシスコの人々や友人のダレン・クリスとこのステージを共感できることはもちろんですが、私の、グラムロックのヒロインであるヘドウィグとしての旅立ちのチャンスがもらえたんですもの。私の故郷とロサンジェルスで、彼女の物語の語り部になれるなんて、最高の帰郷ですし、この旅を、私の友人、家族、そしてヘドウィグファンの皆さん(Hedheads)と分かち合えるのを楽しみにしています。」

また作詞作曲のスティーブン・トラスクさんは、「リーナが大好きなんです。ここ2年ほどの間、彼女と旅をしながら、一緒に演じていたんですが、本当に気が合うし、他に類を見ない、まるで空から舞い降りてきたかのような素晴らしいパフォーマーなんですよ。彼女のイツハクを見ることができた人は、誰もが、自分がものすごく幸運だったと思うはずです。」と話しました。

ツアーの監督は、ブロードウェイ版を監督してトニー賞を獲得したマイケル・メイヤーさんです。また、ヘドウィグのバンド「The Angry Inch (別名:『Tits of Clay』) のメンバーは、ギターとキーボードに音楽監督のジャスティン・クレイグさん、ベースにマット・ダンカンさん、ギターにティム・ミスロックさん、ドラムにピーター・ヤノウィッツさんという、ブロードウェイ版と同じ皆さんです。

Playbill.comの関連記事は、こちらこちらからごらんいただけます。最初の方では、ホールさんが楽屋でメイクして衣装を付けてイツハクになっていく映像をごらんいただけます。またあとのほうでは、Rolling Stoneがツイッターで紹介したホールさんのヘドウィグのメイクと、ホールさんがご自身のインスタグラムで紹介したヘドウィグに扮した写真をごらんいただけます。
またBroadwayWorld.comの記事では、Rolling Stoneが紹介したメイクの写真をフルサイズでごらんになれますので、こちらからどうぞ。

このブログで、今回の全米ツアーについてお伝えした記事は、こちらからごらんいただけます。