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Joseph at CDT 観劇記 その4

2013-08-01 12:01:33 | Michael 13 Joseph
チャンハッセン滞在3日目、観劇記 その4です。(写真は、Josephのパンフレットです。劇場が45周年なので、表紙には過去の上演作品からの写真がいっぱい!トニーさんの写真も、たくさんあります♪)

この日も、目覚まし時計より早く目が覚めました。勝った!(いや、そうじゃなくて・・・笑)朝の8時くらいに、何時に迎えに来て下さるのかサンディさんから電話が来る予定だったので、その前に、まずは朝御飯! この日も、楽しくワッフルを焼きました♪

美味しい朝食に大満足♪ 部屋に戻ってテレビを見ていると、サンディさんから電話が来て、10時に迎えに来て下さるとのことでした。エクセルシオールでは、歩道に屋台が出て、小物等を売っているそうで、ショッピングが大好きなナズは、もうワクワクでした!
身支度をして、10時少し前にロビーに下りました。10分ほどして、サンディさんが迎えに来て下さったので、彼女の車で、エクセルシオールへと出発しました。

サンディさんもご主人のジムさんも、地元の名士でありながら気取ったところは全くなく、とにかく気さくで優しいご夫妻なので、誰からも好かれ、地元の演劇界に多くの友人がいらっしゃいます。
エクセルシオールに向かう自動車の中で、自己紹介方々、どういうきっかけでMichael君(マイケル・グルーバー)と知り合ったのかとか、日本ではどんな仕事をしているのかとか、いろいろと楽しくおしゃべりをしました。

ミネソタは、とても湖の多い州で、チャンハッセンの周囲にも池くらいの大きさのものからかなり大きなものまで、無数と言っていいほどの湖があります。2年前の5月に来た時も、Michael君が湖に連れてきてくれたのですが、その時は、とても寒くて、ダウンジャケットが必需品みたいな天気だったので、レストランの中で食事をしました。外に立っているのさえ寒くて、ろくに歩き回ることもなく、食事をしただけだったのですが、この日は、かなり暑かったものの、天気もよく、湖のそばなせいか、さわやかな風が吹いていて、とても気持ちがよかったです♪ 
早速、駐車場に車を停めて、様々な店が並ぶ商店街を見て回りました。ブティックあり、書店あり、寝具ありの商店街、歩道には、テーブルやワゴンが出て、がらくたから掘り出し物まで、いろんな商品が並べられていました。

男性の方だと、目的もなくそぞろ歩きをしながらショッピングなんていうのにはまったく興味がないという方も多いかと思いますが、女2人となれば、これは、もう最高の楽しみですから、テーブルというテーブル全てに足を止めて、あれやこれや手に取っては、「ステキな色ね」、「これ、可愛い♪」などと言いながら、たいていは買わないんですが(笑)、でも、たまには掘り出し物を見つけて買ったりしつつ、それは楽しく過ごしました。

1時間以上はそうして過ごした後、湖のすぐそばに、美味しくて気持ちのいいレストランがあるとサンディさんがおっしゃるので、再び車に乗って、そっちへ向かいました。
敷地の広いそのレストランは、披露宴等パーティをすることもできて、サンディさんも、何度かパーティを開いたことがあるそうなんですが、会場が屋外になってしまうので、夏場は暑くて大変なんだそうです。
「それでも、ここは、冬が長いでしょ。今年も6月まで寒い気候が続いていたから、こうして夏が来たことが、みんな、嬉しくて仕方ないのよ。お日様の下で過ごすのが、大好きなの。」
と、サンディさんが話してくれました。サンブロックを塗りながらも、サンディさんのお顔も肩も、すっかり日に焼けていました。
デッキ席に、ちょうど木陰で湖のすぐそばの席があったので、そこに座って、サンディさんお勧めのハワイアン・ロールとアイスティを注文しました。トルティーヤに、フルーツとチキンがタップリ入ったサラダが巻いてあるロールサンドにチップスが添えてあり、ボリュームタップリで、とても美味しかったです♪ お変わり自由なアイスティを飲みながら、美しい湖を眺めつつ、おしゃべりが弾みました。(下の写真が、レストランから見たミネトンカ湖です。)



午前中はお仕事をされていたご主人のジムさんがボートのところに1時頃に来られて、出向の準備をしておいて下さるというので、ナズ達は、1時半頃、ボートのところに行くことにしました。
「トニーが、ジョゼフの出演者の1人のアダムと、もしかしたらもう1~2人、友達を連れて、2時に来る予定なの。でも、まだ時間があるから、さっきとは別のところにある屋内のモールに行ってみない?それから、ボートに行きましょう。」
とサンディさん。ショッピング好きのナズに異論があるはずはなく、再び車に乗って、モールへと向かいました。モールと言っても、現代風の巨大なショッピングモールとは違って、平屋の細長い建物の中に、いろんな店が並んでいて、ちょっとレトロな雰囲気がステキでした。

30分ほどモールで過ごしてから、ボートの係留場に向かいました。細い板で出来た艀を通って進んでいくと、ボートのところにはすでにジムさんが準備を終えて、釣りをなさっていました。
明るい笑顔で迎えてくださったジムさんと挨拶を交わし、ボートへと乗り込みました。
ボートの舳先の部分の内側と最後部の内側に、ベンチのような座席がついていて、舳先のほうは5人くらい、後ろのほうは、6~7人は座れるような感じ。ボートの中央の右側に操縦席、その反対側に操縦席と同じようなイスが1つ。ちょっと狭めだけど、トイレもついていました。
日差しがだいぶキツかったので、ジムさんが後ろの席のほうには屋根をつけて下さっていました。
ボートの舳先と後方の部分には、外側にも人が腰掛けられるようになっていて、後方の外側部分にジムさんと並んで腰掛けたナズ、足を湖の水に浸しながら、サンディさんが用意して下さったスナックを細かく砕いて、湖に投げ入れました。すると、体調20センチくらいの魚がいっぱい集まってきて、スナックを食べていました。時には、ナズのつま先をつつくのもいて、ちょっとくすぐったかったです(笑)

そうこうするうちに、トニーさんとアダム君がやってきました。他にも何人かに声をかけたそうなんですが、都合がつかず、残念ながら来られなかったそうです。
トニーさんとハグを交わし、アダム君ともハグしました。
「やあ、ナズ!ちゃんと会うのは初めてだね。毎日、応援してくれてありがとう!」
「こちらこそ、毎日ステキなショーをありがとう!会えて、とっても嬉しいわ!」
2人が乗り込むと、早速ジムさんが係留を解き、広々とした湖へとボートが進んで行きました。

屋根がついているとは言え、ボートの向きによっては、強い日差しが体に当たります。「Go Go Go Joseph」では、腕や足が露出する衣装を付けるので、変な日焼け跡が残ってはまずいため、トニーさんとアダム君は、しっかりとサンブロックを塗っていました。もちろんナズも、塗っていましたよ。
日差しは強いのですが、真っ青な空が水面に映えて、とてもきれいでした♪ 気持ちのいい風が吹いているので、ボートのスピードがあまり速くない時でもさわやかでしたし、猛スピードで進んでいる時は、水しぶきを浴びながら進むのがとても快適でした。ミネトンカ湖はすごく広い湖なんですが、冬になるとすっかり凍ってしまうそうで、車で湖の上を走って渡ることが出来るんだと、トニーさんが教えてくれました。
ナズには知らなかったのですが、アメリカではとても有名な歌手の方の自宅が湖の畔にあって、アダム君が写真を撮っていました。湖の畔には、他にもリッチな人達がたくさん住んでいて、ステキなおうちと色とりどりの花が咲いたお庭に、自家用ボート用の艀が着いていて、トニーさんやアダム君と、「こんなおうちに住みたいね~!!」と、声を揃えて叫んでしまいました(笑)。

2時間ほどのボート遊びは、とても楽しくて、あっという間に終わってしまったような感じでした。ボートの後かたづけをするというジムさんにお礼を言ってお別れし、トニーさん達は自宅へ、ナズは、サンディさんの車でホテルまで送っていただきました。
「とっても楽しかったです♪ステキな1日をありがとう!」
「私も、とても楽しかったわ。いっぱいおしゃべりも出来たし。今夜もショーを見るんでしょ?ちょっとお昼寝でもして、疲れを取って、今夜も楽しんでね。」
サンディさんとハグを交わしお別れしたナズ、もう4時半近かったので、お昼寝する程の時間はなく、シャワーを浴びて、身支度をしました。

この日の席は、再び舞台に向かって左端の110番。6人掛けのテーブルを1人で使いました。
この日は、チケット代に含まれている無料のメニューではなく、「本日のメニュー」のサーモンのグリルとサラダをいただきました。それと何となく、甘いものが食べたかったので、デザートにバニラアイスをオーダーしました。デザートは、食後すぐに食べることも、幕間の休憩の時に食べることも出来るのですが、ナズは、休憩の時に持ってきてもらうことにしました。

この日のショーもとても楽しかったです。前半ラストの「Go Go Go Joseph」の時、思わずトニーさんの腕に日焼け跡が残ってないか見ちゃったんですけど(笑)、大丈夫でした♪
幕間に美味しいアイスクリームを食べて、会計を済ませ、後半は、ファラオが登場します。
そして、この晩、ジョゼフが「もう一度、夢の話を聞かせて欲しい」と言った後、本当なら、ステージ中央に進み出るはずのファラオが、何と、ナズのテーブルのほうへ歩いてきて、ナズに向かって、「おお、そこのお嬢さん!素晴らしい!君無しでは生きていけない~♪」とナズに歌ってくれたんです~♪
ナズも一生懸命、頬に手を当てたり、胸に手を当てたりして、キースさんのファラオの仕草に反応しましたとも!最後にキースさんが手を差し出してくれたので、ナズも手を差し出して、彼の指先を握りました。キャストも、お客さんも、楽しそうに笑っていました♪
この日は、他にも、ジャレッドさんのジョゼフがさらわれていく時に、また手を差し出してくれましたし、カーテンコールの時にはアダム君が来てくれて、ナズの手を取って踊ってくれました♪ 

ショーをめいっぱい楽しんで、ロビーに出たナズ、キャストの皆さんとハグを交わしました。
もし、翌日の金曜、自分が作曲をしている「Fruit Fly」のリハーサルがあるようだったら、連れて行ってくれると、Michael君が言ってくれました。
「ワァ~、リハーサルって見たことないから、楽しみ!」
「やらなくなっちゃたら、ごめんよ。」
「やらなかったら、仕方ないもの。気にしないでね。」
Michael君とトニーさんとお別れのハグをして、ホテルへと向かいました。

翌日の金曜日に最後のショーを見たら、土曜日は帰国です。いつも、最後の2日間くらいは、あわただしく、あっと言う間に過ぎてしまうんですが、今回は、滞在が短かったので、余計に早く時間が経ったように感じました。荷造りを少しして、ベッドに入りました。
リハーサル、見られるかな~。でも、見られなくても、Michael君やトニーさんと過ごせたら、嬉しいな~と思いながら、眠りにつきました。

続きは、観劇記その5で。


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