誠茅庵という名の小さな小さな美術館

絵や写真、そして雑感日記。。
六十の手習い(水彩画、スケッチ等)帖。

令和元年ー(7)第7回日よう会水彩画展よりー初めにⅣ

2019年09月20日 | Weblog

 

            【気力体力と絵を描くこと】

             いささか私事になりますが、この1年間は特に体調を崩し入退院手術などを

             繰り返していたので、絵が描けませんでした。正確には時間はあっても

             肝心な描く気力、意欲そして体力や勇気といったものが湧かないのです。

             こうなると私にとって唯一の趣味である筈の絵も苦痛ですらあって、教室の

             ある日曜日の朝はブルーなのでした。

             趣味というのは本人が時間を忘れるほど楽しくて面白くて充実感を味わえる

             ものだと言います。やって楽しくなければ本当の趣味ではないのでしょう。

             たまたま今年は、3年に1回は回って来る当番役員なので休むこともならず

             却ってこれが幸いして何とか今年は続けることが出来ました。それと何の趣味も

             何もすることが無くなったらと思うとゾッとするような不安にも助けられました。

             やはり凡人は、年齢や病などで体力体調が落ち込むと意欲が衰え、何かをすることも、

             何か創造的な事や前向きな事への気持ちが湧かないようです。

             よく年だから、体が不便になったからと趣味から離れる人がいますが、こうした心境

             なのでしょうか。

             体調をそこそこ保ち、意欲を切らさぬことが大切だとつくづく思いました。

             体も心も元気でないと、普通の人間には絵など描けないものと実感したのです。

 

 

 

 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿