誠茅庵という名の小さな小さな美術館

絵や写真、そして雑感日記。。
六十の手習い(水彩画、スケッチ等)帖。

令和元年ー(6)第30回茅ヶ崎鶴彩会水彩画展よりー(初めに)

2019年08月17日 | Weblog

 

 

           今年も恒例の鶴彩会の水彩画展が開催されました。

           昨年の市民ギャラリーから本拠地の文化会館へ戻っての、しかも節目の

           30回記念展という事でした。

           完全リニュアルされた展示室は、やや天井は低い感じでしたが、白い壁面

           に明るい床と雰囲気ががらりと変わった感じです。

           絵の展示としては明るいのが良いのか、美術館的な薄暗さが(絵の保護の為

           でしょうが)良いのか分かりませんが、ともかく現代的で新鮮な感じのする

           スペースでした。

           私も同展を見続けて25年にはなるでしょう。毎年何人かの退会に新規入会者

           があったようですが、ほとんどの方が長く続いて、各人それぞれの個性的な

           モチーフを題材に描き続けておられます。

           あまりこうしたプライベートな展覧会とかグループ展では見られないものです。

           市内で開催される幾多のグループ展との中では、一寸別格、少なくとも

           トップレベルの展示会であるのは間違いのないところでしょう。

           今回も多くのギャラリーの方々の評価もその様だったようです。

                               良き指導者でもある森治郎画伯もお年を召され、この30回記念展で一区切りで、

           いろいろと変革していくのでしょうが、今後の会の存続と益々の発展を祈ります。

           

           さてそれでは早速ご覧いただきましょう。目録の順に13人の方の描く3点づつ

           を当館では陳列してみました。どうぞごゆっくりご覧下さい。

 

 

 

 

 


令和元年ー(6)第30回茅ヶ崎鶴彩会水彩画展よりー(1)

2019年08月17日 | Weblog

 

                 『 知人 Ⅰ 』  F10

                     石川 功さん 作品の1/3

                     お得意のお魚を描いて毎回楽しませて頂きました。全く年齢を感じさせぬ

            力強い明るいものでしたが、今回の人物画でも独特なタッチとムードで

            石川色を出しています。

            療養中とお聞きしましたが、ぜひ早く本復されることを祈ります。

            次回を楽しみにしております。


令和元年ー(6)第30回茅ヶ崎鶴彩会水彩画展よりー(4)

2019年08月17日 | Weblog

 

                 『 収穫祭 』  P30

                      大木 幸子さん 作品の1/3

 

             この方の独特なタッチは昔から大好きで、いつも楽しみにしているものです。

             大胆に見えて案外緻密なのです。流れるような自由奔放に見える筆使いは

             いつもとても良い味を出しています。

                    


令和元年ー(6)第30回茅ヶ崎鶴彩会水彩画展よりー(7)

2019年08月17日 | Weblog

 

                 『 壁の詩 』  P80

                     北川 和子さん 作品の1/3

 

                                  この方の「壁の詩」シリーズは、長い間毎年楽しませて頂きました。

            巧みな構成力と配色は何時も素晴らしく、コラージュのように

            描かれた張り紙(ポスター)はいつもとても効果的です。