今回の展示は、空に浮かぶ無数の気球群の幻想的そしてロマンチックで
詩情に溢れていて、見る人に夢と希望と生きる楽しさや喜びを与えるような
不思議な絵の空間や世界を描き出す画風で有名な、女流画家の
河野理枝さんが主催されている幾つものグループからの展示です。
その6つのいろいろな絵画グループが一堂に会しての年に一度のイベントです。
当館でも今年で3回目の陳列になります。
今年も会場には色鉛筆、水彩、油彩、アクリルその他とあり、モチーフも様々で、
見ているだけでも楽しい雰囲気に包まれる様でした。
ご案内状に次の様な文言がありました。
『絵の具で、色鉛筆で夢を形に、思い出を心に描きます。楽しくワクワクする絵を
描いてます。絵を描くことは愛することの表現、人生を語る表現、上手下手よりも
楽しくおしゃべりしながら笑顔を大切に見て下さい……』
私も、絵というものに対する考え方、姿勢については、この文言の通りだと
思っています。強い共感を覚えます。
さて同会には、何人かの知った方がおられます。今年はその中から3人の方の
作品を陳列させて頂きました。
まず鈴木嘉一さん(油彩2点)は、鶴彩会(水彩グループ)に居られて、うちの女房
などと一緒だったというご縁です。しかも私が毎週火曜日にやっているピンポンの
会場(公民館)と同じ所で同じ曜日にやっておられる「アート・リエ」という絵画グループ
で活動なさっています。時々お会いすることがあるのです。
安田 武さん(色鉛筆2点)は、現在「日よう会」という水彩画グループでご一緒
している方です。
色鉛筆の方が水彩より長いキャリアと伺っております。
次の萩原 久光さん(油彩1点)は、もう10年も前になりますが、市の主催した
水彩画講座、そしてそこから誕生した『日よう会』というところで、ご一緒させて
頂きました。既にあの頃からきっちりしたメリハリの利いた上手な絵を描いて
居られた記憶です。久し振りに作品を拝見し、とても懐かしく今年は是非にと
お願いして陳列させて頂きました。
、
それではこの順番で3人の方の作品をご覧下さいませ。